「レシピ通りに作ったのに、なぜか上手くいかない」、「ご飯がベチャベチャしている」、こんな経験ありませんか?
我が家でも、初めて作った時に「ぜんぜん美味しくない酢飯」が完成したことがあります・・・
大量の酢飯をチャーハンに使った苦い記憶が残っています(ただ、酢飯はチャーハンに使うと意外に美味しいですよ)
酢飯の作り方は、見ているだけなら簡単そうなんですが、いざ作るとなると結構難しいんですよね。
そこで、酢飯を作る時に失敗しない作り方のコツをご紹介します。
ご飯がベチャベチャせずに、簡単で美味しいすし酢が作れますよ。
酢飯作りで失敗しない為の4つのポイント
酢飯の失敗しない作り方には、ポイントが4つあります。
①ご飯の水加減
②酢を入れるタイミング
③酢飯を冷ます時間
④すし酢が美味しいこと(当たり前ですが・・・)
我が家でも、この4つのポイントをおさえてからは、失敗しないようになりました。
酢飯の作り方のコツ
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酢飯のご飯の水の量
まず、ここは重要です!
ご飯の水加減を失敗すると、その後の工程が全部ムダになってしまいます。
酢飯を作る時の失敗例で多いのが、「ご飯がベチャベチャになってしまった」です。
これは、ご飯を炊く時の水加減の問題ですね。
酢飯のご飯は「少し固めに炊く」のがポイントです。
ただ、少し固めといっても曖昧ですよね。
例えば、 お米3合の場合だと、水は2.5合分です。
お米に対して、0.5合分くらい水の量を減らすと、うまく炊けることが多いですよ。
酢飯の酢を入れるタイミング
酢飯の酢を入れるタイミングは、ご飯が温かいうちです。
一番いいのは、「炊きたて」の状態ですね。
もし、少し保温していた場合などは、レンジでチンして「湯気がでるくらいアツアツ」のご飯にしてください。
あと、ご飯を入れる容器なんですが、 なるべく底のない、平らなものがオススメです。
ボールなどに入れてしまうと、底に水分が溜まってしまうので、どうしてもベタつきやすくなってしまいます。
お寿司屋さんに大きな木の桶がありますが、本当は木桶のような入れ物に入れた方が良いそうなんです。
でも、木桶なんて自宅にありませんので、我が家では「フライパン」で代用しています。
※フライパンには油が回っているので、かなり念入りに洗ってから、酢飯を作るようにしています。
ご飯を容器に入れたら、ご飯を潰さないように、しゃもじでご飯を切りながら混ぜるのがポイントです。
酢飯を冷ます時間
ご飯を切るときに扇風機を使ったり、うちわで目いっぱい扇いで酢飯を冷ましたりしますよね。
でも、実は扇風機やうちわで目いっぱい扇ぐのは、間違ったやり方なんです。
というのも、うちわを使う理由は「ご飯を冷ますためではなく」、「ご飯にツヤや照りを出す為」なんです。
ですので、必ずうちわを使わないといけないというわけではありません。
面倒だったら、うちわを使う工程は省略しても大丈夫ですよ。
ご飯は混ぜていると、だんだん重たくなってくるので、そのあたりがご飯を混ぜるのをやめるタイミングです。
あとは、濡れた布巾をかけて乾燥しないように1時間30分ほど放置しておけば完成です。
(濡れた布巾でご飯を包みこんだ方が、より美味しくなるそうなんですが、我が家は面倒なのでやっていません)
簡単で美味しいすし酢の作り方
ご飯の水加減は完璧!
お酢を入れるタイミングや、冷ます時間もバッチリ!
でも、すし酢がまずかったら意味がありませんよね。
簡単で美味しいすし酢の作り方です。
【材料:お米3合の場合】
・お酢:60cc
・砂糖:60cc
・塩 :10グラム
混ぜ合わせて、ご飯にかければOKです。
※ちらし寿司以外に使う時は、砂糖の量は50ccくらいの方が良いですよ。
酢飯の失敗しない作り方 まとめ
酢飯は失敗してしまうと、なかなか他に使い道がないので、かなりショックだと思います。
もし、失敗した場合はチャーハンに使う方法もあります。
チャーハンには、酢醤油を使ったほうが美味しくなるので、酢飯で作ると意外と美味しくなりますよ。
⇒絶対に美味しくなるチャーハンの作り方!
我が家も最初は失敗しましたが、酢飯の作り方の4つのポイントを押さえてからは失敗しないようになりました。
慣れてきて感覚を掴めば、それほど難しい工程はありませんので、ひな祭りや子供の日など、ちらし寿司を作るときに試してみてください。
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