【ひな祭りのレクにぴったり!高齢者が楽しく作れる折り紙のちらし寿司】
デイサービスでひな祭りにする製作、と言えば「ひな人形」や「つるし雛」が定番ですが、「ちらし寿司」を作るレクもいいですよ。
とっても簡単な作業だけで、美味しそうなちらし寿司ができあがります。
⇒本物の食べられるちらし寿司の作り方は、こちらの失敗しないちらし寿司の作り方を参考にしてください。
紙をちぎったり丸めたりする工程は、童心に返ったようで楽しいですね。
腕によりをかけた、美味しいちらし寿司を作ってください。
ひな祭りのレクにぴったりの高齢者向け工作!
【ちらし寿司工作の完成形】
箸置きやスプーン置きは折り紙で作っています。
作り方は、折り紙で作る箸置きの作り方を参考にしてください。
【ちらし寿司工作の準備(材料)】
- お花紙(フラワーペーパー)
- 折り紙or画用紙(黄緑のみ)
- お菓子の空き箱
- プリンの空き容器(カップのちらし寿司をつくる場合は)
【ちらし寿司工作の準備(道具)】
- はさみ
- セロテープ
- クレヨンや色鉛筆(緑のみ)
ちらし寿司工作の簡単な手順
今回の工作は完成した時の、見た目の華やかさがポイントです。
「低予算」「短時間」ですが、オシャレ工作です!
作製手順を簡単に説明します。
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1、具材をつくる
2、ご飯を詰める
3、盛りつける
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ちらし寿司の具材は、お好みに合わせて色々作ってもらうと楽しいですよ。
完成までの時間の目安は、20分~30分くらいです。
高齢者におすすめのひな祭り製作
【手順①】
「錦糸卵を作る」
黄色の花紙を、縦に細く裂きます。
適当なサイズにちぎったら、ねじってまとめます。
【手順②】
「イクラを作る」
赤い花紙を、縦に太めに裂きます。
適当なサイズにちぎったら、丸めます。
ポイント
①と②は指先を使う作業なので、先にウェットティッシュなど配っておくと、指先を湿らせながらできてスムーズです。
【手順③】
「桜でんぶを作る」
ピンクの花紙を小さくちぎります。
先に、縦に細く裂いてからの方が進めやすいですよ。
ちぎることで断面がけば立ち、桜でんぶの質感に近くなります。
細かい作業が苦手な利用者さんには、はさみで小さく切ってもらいましょう。
【手順④】
「まぐろを作る」
赤い花紙を長方形にちぎり、四角く折りたたみます。
広がらないように、最後はセロテープでとめてください。
カップ寿司を作る場合は、さいの目切りのサイズの方が合いますね。
【手順⑤】
「きゅうりを作る」
黄緑色の折り紙(or画用紙)を、丸く切ります。
ふちを緑のクレヨンなどで丸く塗ります。
真ん中にチョンチョンと点をうって、種を描きます。
これで具材が揃いました。
ポイント
製作中に、
「うちでは必ず干ししいたけを混ぜる」
「彩りに絹さやを添えたい」
「海老もあると嬉しいなぁ」
というような会話が生まれるかもしれません。
せっかくなので、時間に余裕があるようなら、追加で作ってみてもいいですね。
画用紙に「しいたけ」や「海老」を描いて、切り取ったら完成です。
もしくは、それぞれに合った色の折り紙を切って「しいたけ」「絹さや」「海老」という事にしてもいいですね。
【手順⑥】
「ご飯をつめる」
白い花紙を空き容器に詰めます。
一度くしゃくしゃにしてからの方が、詰めやすいですし、ご飯粒っぽくなりますよ。
空き箱を使ってお重のようにする場合は、何枚かを詰めてボリュームを出したあと、最後に1枚の花紙で覆うように被せると、きれいに仕上がります。
【手順⑦】
「盛りつける」
お好きな具材をお好みで盛り付けます。
イクラやマグロも、コレステロールやお値段を気にせずに、じゃんじゃん乗せて大丈夫です!
お孫さんがいる方は、お箸やフォークと合わせて用意すれば、おままごとにもなりますね。
⇒折り紙で作る箸置の作り方
3~5歳くらいの子供も作れる工程なので、一緒につくるのも楽しいですよ。
高齢者向けのレクレーション工作のまとめ
折り紙やフラワーペーパーを使った、ひな祭りのちらし寿司工作を紹介しました。
今回の材料も100均で揃えたのですが、全部購入しても200円です。
お菓子の空き箱さえあれば、200円でちらし寿司を10人前以上作ることができますよ!
しかも、高齢者におすすめのお雛様工作やひな祭りの飾りの工作の材料と被っているので、かなり低予算で作れてしまいます。
デイサービスで働いている姪っ子と同じように「ひな祭りのレクを何にするか悩んでいる」方や、幼稚園や保育園の製作にも使ってもらえるんじゃないかなと思います。
ちなみに我が家では、子供が「おいしそ~」と言っていたので、こどもと一緒に作るのも楽しいですよ。
工作を2つ3つ合わせて作っても、必要な時間は1時間くらいだと思いますので、ぜひ色々作ってみてください。