雛人形の壁飾りを手作りしました。
壁飾りを作り終わった時に、「この折り紙を壁に吊るしたものに、名前はあるのかな?」と気になったので調べてみました。
「つるし雛」というそうですね。
福岡県では「さげもん」、静岡県では「雛のつるし飾り」、山形県では「傘福」と呼ばれているようです。
本格的なお雛様があってもなくても、手作りしたお雛さまは可愛いですし、作り方も簡単なので、子供と一緒に手作りすることもできますよ。
折り紙で作るつるし雛工作をご紹介します。
つるし雛の作り方 折り紙で簡単に!
【折り紙で作るつるし雛の完成形】
⇒真ん中の飾りは、こちらの折り紙3分工作!折り紙を使った菱餅の作り方でご紹介しています。
【つるし雛の作り方の準備(材料)】
- 千代紙(和柄の包装紙などでもOK)
- 折り紙(赤系と青系2色ずつ)
- 割り箸(2膳)
- ひも(毛糸やリボンでもOK)
- 画用紙(白)
- 100均の和柄のマスキングシール(折り紙を丸く切って貼るだけでもOK)
【つるし雛の作り方の準備(道具)】
- はさみ
- のり
- セロテープ
- クレヨン
つるし雛の簡単な作り方の説明
基本的に材料で買い足すのは千代紙くらいかな、と思います。
千代紙は100均にたくさんありますので、好きな柄を選んでください。
作業の手順を簡単に説明すると、①~⑥の手順です。
①台紙をつくる
②着物を用意する
③着物を貼る
④顔と髪をかく
⑤壁に吊るす軸をつくる
⑥ひもで吊るす
折り紙を使ったつるし雛の手作り手順
【手順①】
「台紙をつくる」
画用紙を長方形に切ります。
だいたいの大きさで大丈夫です。
右上と左上の角を丸く切り落とします。
【手順②】
「着物を用意する」
千代紙はそれぞれ対角線で切って、三角形にします。
それぞれの千代紙と同系色の折り紙を2色ずつ、細長く切ります。
(※この折り紙はあった方が雰囲気が出ますが、なくても大丈夫です。)
【手順③】
「着物を貼る」
一番下になる色を2つに切り、「向かって右側が上」になるように重ねて、襟元にのりで貼ります。
左右にあまった部分は、切り落とすか、そのまま後ろに折って貼ります。
次の色をさらに重ねて、のりで貼ります。左右にあまった部分は、1つ目と同じように処理します。
最後に千代紙を重ねて、のりで貼ります。
あまった部分を処理したら、着物の完成です。
写真は女雛(お姫さま)の方です。
男雛(お殿さま)も同じ手順でつくります。
【手順④】
「顔と髪をかく」
クレヨンで髪と顔をかきます。
これでお雛様が完成しました。
※ちなみに、お雛様というのは女雛のことを指している言葉ではないそうですよ⇒詳しくは雛人形の飾り方を参考にしてください。
【手順⑤】
「壁に吊るす軸をつくる」
2膳の割り箸を互い違いに合わせて、セロテープで固定します。
(互い違いにして合わせることで、きれいな長方形になります)
千代紙を巻いて、のりやセロテープで貼ります。
【手順⑥】
「ひもで吊るす」
男雛・女雛、それぞれの後ろに、セロテープでひもを固定します。
(ひし餅も作った場合は、同じように固定してください)
それぞれのひもの反対側を、【手順⑤】でつくった棒にくくりつけます。
棒の中心に、壁にかけるためのひもをつけたら完成です。
吊るしているひもの部分は、和柄のマスキングシールで装飾しています。
折り紙を丸く切って貼るだけでも華やかになりますよ。
お姫様もお殿様も着物は向かって右側が上にくるようにしてくださいね。
「着物って右前左前どっち?」となってしまうことがありますが、覚え方は、「アルファベット小文字の『y』に見えるように」と覚えるようにしています。
⇒男雛と女雛の飾り方は、どっちが右でどっちが左?
つるし雛の作り方 折り紙で簡単に!まとめ
雛人形の壁飾り、つるし雛を折り紙を使った簡単な作り方をご紹介しました。
別の言い方で言うと、「さげもんの折り紙を使った作り方」ですね。
今回、「壁に折り紙を吊るす飾りはなんだろう?」と名前もわからないまま作りましたが、意外と上手く完成しました。
ちなみに、つるし雛は本格的なものだと、下の画像のようなものだそうで、これを全部折り紙で作るのは大変ですね。
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