節分もハロウィンやクリスマスみたいに、季節感やイベントの雰囲気を出すために、何か飾り付けをしたい。
「でも、節分の飾りつけって?」
あまりメジャーなものがありませんよね。
最近は飾る家も減りましたが、昔は親戚の家やおばあちゃんの家に、木の枝に鰯の頭を刺した「ひいらぎいわし」が玄関に飾ってありました。
鰯の臭いと、柊の葉のトゲトゲが、魔除けになる節分飾りです。
でも、ひいらぎ鰯を実際に作るのも飾るのも、ちょっと抵抗が・・・
それに、たぶん子供も作りたがらないし、作ったとしても楽しくないだろうし・・・
ということで、自宅にある材料を使って、柊鰯を手作り工作しました。
手作りだと、本物の柊鰯と違って、片づけや処分も楽なので気軽に作ることができますよ。
節分の飾りを手作りで!
【節分飾りの柊鰯の完成形】
【節分飾りの工作の準備(材料)】
- 割りばし(1膳)
- 画用紙(茶・水色・緑・黄緑)
※節分飾りは折り紙で作ることも多いですが、厚みのある画用紙で作った方が、完成度が高く見えます。(もちろん、折り紙でもOKです)
【節分飾りの工作の準備(材料)】
- はさみ
- セロテープ
- のり
- 両面テープ
- クレヨン(色鉛筆などでもOK)
節分の飾りを画用紙で工作
節分飾りの柊鰯の工作の手順をご紹介します。
製作に必要な材料は、「割りばし」と「画用紙(折り紙)」だけのシンプルな簡単工作です。
絵を描く工程もあるので、オリジナルの柊鰯が作れます。
節分の飾りを手作りで簡単に作る作り方
【作りかた①】
「枝をつくる」
割り箸に茶色い画用紙を巻きつけて、セロテープで留めるだけです。
子供のケガ防止のために、割り箸の端もしっかり包むようにしてください。
【作りかた②】
「鰯(いわし)の頭をつくる」
立体感を出すために2枚使います。
水色の画用紙に、頭の部分の輪郭を描いたら、2枚重ねて一度に切ります。
表側にくる方に、クレヨンや色鉛筆で、鰯の顔を描きます。
ごく簡単なものなので、絵心がなくても大丈夫です。
【作りかた③】
「鰯を枝につける」
裏側になる鰯の内側に、枝の先をセロテープで固定します。
鰯を縁取るようにぐるりと両面テープを貼って、表側の鰯を貼り合わせます。
枝を挟み込むように貼り合せることで、鰯に立体感が出ますね。
【作りかた④】
「柊(ひいらぎ)をつくる」
緑と黄緑の画用紙を、柊の葉の形に切ります。
2色使った方が見映えしますが、もちろんどちらか1色だけでもOKです。
柊の葉はギザギザしているところが特徴です。
初めからこの形に切るのが難しい場合は、次の順序で作成すると作りやすいですよ。
①普通の葉の形に切る
②その輪郭に沿ってギザギザを書く
③完成
葉の1枚ずつにクレヨンで線をひいて、葉っぱらしさを出します。
最後に、柊の葉をのりで枝に貼り付けたら、完成です!
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節分の飾りの作り方 まとめ
節分飾りの柊鰯の手作り簡単工作をご紹介しました。
材料は、画用紙ではなく折り紙でも柊いわしを作ることができますが、折り紙だと、やや立体感にかけます。
ちなみに、節分で使われる「ヒイラギ」と、クリスマスのリースで使われる「セイヨウヒイラギ」は別物のようです。
こうして工作をしていると、日本の行事に関する豆知識が少し増えますね。
鏡もちにのせるのは「みかん」じゃなくて「だいだい」、というのもそうですよね。
色んなものに由来があって、「家族の健康を願う行事が続いている」ということが、工作を通して少しでも子供にも伝わると嬉しいですね。
【節分関連】
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