手軽に準備できる材料なのに、いろいろ使いまわしがきく牛乳パック。
幼児の工作や、小学生の夏休みや冬休みの工作、高齢者の方のレクなど幅広く活躍してくれます。
今回は、牛乳パック工作の中でも、人気があって簡単に作れる小物入れの作り方を紹介します。
しかも、小物入れとしてだけではなく、中から花が飛び出すびっくり箱にもなる作り方です。
母の日や父の日、敬老の日のプレゼントで、子供が作る工作としても使えますよ。
牛乳パック工作で小物入れを作ろう!お花が飛び出すかわいい箱の作り方!
【完成】
【準備(材料)】
- 牛乳パック
- 画用紙
- 折り紙
- 花紙
【準備(道具)】
- 定規
- はさみ
- のり
- セロテープ
牛乳パック工作 小物入れの作り方!
牛乳パックで箱を作る
■紙パックの幅を測ります。
今回使用した紙パックは7cmだったので、1辺7cmの箱を作ることになります。
※ちなみに…牛乳やジュースなど1リットル(=1000ml)の紙パックは、ほとんどが「7cm×7cm×高さ」のサイズですよ。
でも、念のために測ってください。
■底から7cmの部分に印を付けていきます。
■印に合わせて、4面全部にぐるりと、7cmの高さに線をひきます。
■「ふた」の部分を残すために、1面だけは、さらに9cm上(底からだと16cmの部分)にも線をひきます。
■線に沿ってはさみで切ります。
■「ふた」になる部分に折り目をつけます。
■ふたを開け閉めしやすいように、差し込み部分を半円状に切り取ります。
これで箱の完成です。
箱に色紙を貼っていく
箱はそのままでもよいのですが、見た目がアレなので、色紙を貼っていきます。
今回は「カラフル」がテーマなので、いろんな色を選びました。
折り紙よりも画用紙の方が、パックの柄が透けにくくてオススメです。
念のため、サイズを記載していますが、ややこしければ無視して適当に貼ってください。
【サイズ】
・前後左右4枚 … 7cm×7cm
・ふた1枚 … 9cm×10cm
→裏側に折り込むための余白を、左右に1cm、開閉する側に1cm、取っています。
・フチ4枚 … 2cm×7cm
→つなぎ目に隙間ができてしまうので、フチにも貼ります。
箱の装飾が完了しました!!
牛乳パックで作った箱に入れる飛び出す花を作る
■緑と黄緑の折り紙を4分の1の幅に切ります。
※どちらか1色だけでもOKです。
※箱を開けたときに飛び出す「ジャンプ力」が欲しい場合は、画用紙など厚みのある紙の方がバネが強くなります。
今回は「軽くびよんと飛び出す程度」にしたかったので、折り紙でちょうど良かったです。
■2枚を直角になるように重ねて、重なった部分をのり付けします。
■交互に折りたたんでいって、下の画像のサイズにします
■終わったら次の紙をセロテープで貼り足しながら、どんどん重ねていきます。(※今回は折り紙を緑3枚・黄緑3枚、計6枚使いました)
紙の厚みによって必要な枚数が違うので、途中で箱に入れて様子を見ながら、増やしていってください。
これで、茎の部分ができました。
■花紙でフラワーペーパーを作ります。
カラフルになるように4色混ぜました。
※フラワーペーパーは、箱の中に納まるサイズで作ってください。
仕上げ
7cm×7cmの画用紙を2枚用意します。
1枚は「茎」を貼り付け、もう1枚にはメッセージを書きます。
箱の底にのりを塗ったら、茎を貼った方の画用紙を入れて貼り付けます。
メッセージを書いた方の画用紙は、ふたの裏側に貼り付けます。
これで完成です!
牛乳パックや紙パックを使った工作は、こちらの【作り方まとめ】子供がよろこぶ牛乳パックや紙コップの簡単工作!でも紹介しています。
牛乳パックで作った箱をアレンジ
このままでも充分なのですが、周りに絵を描いたりシールを貼ったり、お好みでアレンジしてください。
マスキングテープで「ギフトボックス」っぽくしてみました。
お父さんとお子さんが作る場合、お父さんからも同じ物を…と見せかけて、実はブリザーブドフラワー!なんていう演出もおしゃれですね。
紙パックは扱いやすく、しかも丈夫なので、色んな工作に大活躍です。
夏休みの宿題工作や、ちょっとしたプレゼントを贈るときに、ぜひ作ってみてください。
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