夜中に暑くて目が覚めてしまう、こんな経験ありませんか？
- ようやく寝れたと思ったら、また暑くて目が覚めてしまう。
- そうこうしている間に朝が来て、寝不足になってしまったり・・・
寝不足だと体力も低下するので、夏だと熱中症になりやすくなったり、夏バテの原因にもなります。
まさに悪循環です。
寝るときにエアコンをタイマーにして寝ている方も多いと思いますが、実は寝る時にエアコンをタイマーにしていると危険なんです。
正しいエアコンの使い方を知って、快眠を手に入れましょう。
寝るときにエアコンをタイマーにするのは危険！
寝るときはエアコンをタイマーにしていますか？
それともつけっぱなしにしていますか？
寝るときにエアコンをつけっぱなしにしていると、電気代が勿体ない、あと体がダルくなるとか、喉が痛くなるからなどの理由でタイマーにしている人もいると思います。
タイマーが切れて暑くなったら、またエアコンをタイマーで入れて、またタイマーが切れて暑くなったら・・・
こういう感じの方は特にですが、体に悪いですし、電気代も勿体ない使い方をしています。
エアコンはつけっぱなしにしておく方が体に良い
実は、寝るときはエアコンをタイマーにするのではなくて、つけっぱなしにしておく方が体に良いんです。
というのも、エアコンのタイマーが切れてしまうと、日中に建物に蓄えられていた熱のせいで部屋の温度が上昇してしまいます。
部屋の温度が上がると、もちろん体も熱くなってきます。
寝ているときというのは、体が危険を察知できない状態になってしまいます。
起きているときなら、「暑いよ～、喉渇いてきたよ～」と体が危険を察知してお知らせしてくれます。
ただ、寝ているときは、危険を察知するセンサーが反応しません！
「無」の状態です。
よく「喉が渇いたなぁと感じたときは遅い」と言われますが、暑いと感じて起きてしまうということは、それだけ汗をかいているので水分が失われた状態で、体にとってはとっても危険なんですね。
ですので、寝るときはエアコンをタイマーにするのではなく、つけっぱなしにしておく方が良い睡眠と体の健康にも良いんですね。
あと、寝るときに扇風機だけを使用している人もいると思いますが、扇風機の風を体の一部分にだけ当てていると、自律神経に異常をきたす可能性もあるので気をつけてくださいね。
エアコンを寝るときにつけっぱなしにした時の電気代は？
エアコンを寝るときにつけっぱなしにしていると電気代が心配ですよね。
確かにタイマーの場合と、つけっぱなしでは電気代はつけっぱなしの方が高くなります。
ただし、多少です。
エアコンは一番電気代がかかるのが、「スイッチをＯＮ」にした時です。
エアコンのスイッチをＯＮにすると、暑～い部屋を冷やす為にフル稼働です。
このフル稼働している時こそ電気代が一番高いんです。
部屋が冷えてしまえば、あとは惰力で運転するので、たいして電気代は必要ありません。
なので、寝るときにエアコンをタイマーにして、暑くて目が覚めて、またエアコンを入れて・・・
みたいなパターンが一番電気代を無駄に使ってしまっています。
外出時にこまめにエアコンは消さない方が良いと言われるのも、こういった理由からなんですね。
⇒エアコンはつけっぱなしよりこまめに消すべき？外出時の目安と電気代
寝る時はエアコンをタイマーにしておいた方が電気代が安いは嘘？
では、寝るときにエアコンをタイマーにしておくのと、つけっぱなしで寝た時の電気代はどのくらい違うのでしょうか？
気温や湿度、エアコンの性能や年式にもよるので一概には言えないですが、ここ5年位前に製造されたエアコンであれば、10円～20円程度の違いだそうです。
一日に数回、エアコンのスイッチをＯＮにしたりＯＦＦにするよりも、一日中つけっぱなしの方が電気代は安くなりますよ。
電気代の節約にオススメなのが電力会社の変更です。
簡単な切り替え手続きだけで、毎月1,000円以上電気代が安くなることもあります。
実際に切り替えて安くなったのが「Looopでんき」です。
我が家は１０％ほど電気代が安くなりましたが、契約している電力会社や毎月の電気代によって割引額が変わります。
詳しくは、家計の強い味方！Looopでんきの評判と評価｜乗り換えるメリットやデメリットと注意点！を参考にしてください。
エアコンで喉が痛いときの対策
エアコンを寝るときにつけっぱなしにしていると、体がダルい・風邪をひいてしまって喉が痛い、などの経験がある人もいると思います。
なぜ、エアコンを寝るときにつけっぱなしにしていると、上記のようなことになってしまうのか？
それは、体が冷えすぎていることが関係しています。
例えば、エアコンの設定温度を低くしすぎたり、かけ布団などを使用せずに寝ている人は注意が必要です。
まず、設定温度は先程の通り、26度～28度が適切です。
そして、かけ布団を使用して首から上だけを冷やすようにしてください。
昔から「頭寒足熱」と言いますが、まさにこれです。
下半身を温めると、寝つきが良くなりやすいんです。
かと言って、靴下は履かないようにしてくださいね。
というのも、靴下を履いてしまうと、体温が下がりにくくなってしまうんです。
人間の体は、夕方から夜にかけて体温が高くなり、朝にかけて下がっていきます。
体温が下がった状態の方が眠りやすく、体温が高いと眠りにくくなってしまうんです。
エアコンをつけると喉が痛くなるのはなぜ？対策は？
あと、エアコンで喉が痛くなってしまう時もありますよね。
寝ているときにエアコンで喉が痛くなってしまう人であれば、マスクをつけて寝るのが効果的です。
喉の乾燥を防ぐためですね。
エアコンをつけることにより、部屋の空気が冷たくなり空気中の水分が少なくなってしまうので、部屋が乾燥してしまいます。
喉が痛くなるのは、エアコンをつけっぱなしにする事で部屋が乾燥してしまうのも原因です。
あとは、エアコンの掃除をしていなくてカビが発生している場合などもありますよ。
寝るときにエアコンをタイマーにするのは危険のまとめ
寝るときにエアコンをタイマーで使用していて、夜暑くて目が覚めてしまうという場合は、つけっぱなしで使用されることをおすすめします
体がダルくなったり喉を痛めないように、適切な温度管理を心掛けてくださいね。
エアコンはドライと冷房どちらを使用するべき？
