毎月の電気代が10,000円くらいの場合、Looopでんきと東京電力だとどちらが安いのかを比較してみました。
電気代が高い方がエアコンの効きが良くなったり、電気が明るくなったりするなら別ですが、東京電力もLooopでんきも流れてくる電気は同じなので、同じものなら少しでも安い方がいいですよね。
一般家庭の場合、電力自由化の恩恵をなかなか受けにくいですが、Looopでんきはメリットが出やすい会社なので、人気の電力会社です。
途中解約の違約金が0円ですし、切替えの事務手数料も発生しないので、リスクなく乗り換えることができます。
ただ、電気の使用量や契約によっては安くならないこともありますので、注意が必要です。
契約電力(アンペア)ごとに分けて、シミュレーションしていますので、参考にしてください。
Looopでんきと東京電力 電気代が10,000円の場合安いのは?
【東京電力の従量電灯B】と【Looopでんきのおうちプラン】を比較した結果、Looopでんきの方が安くなりました!
契約電力によって割引額が違いますので、ご家庭の契約状況と照らし合わせて確認してみてください。
【試算条件】
年間の電気使用用:4800kwh(1ヶ月400kwh)
従量電灯B・契約電力10Aの場合
東京電力 | Looopでんき | 差額 | |
月々電気代 | 10,305円 | 10,400円 | 95円 |
年間電気代 | 123,660円 | 124,800円 | 1,140円 |
契約電力が10Aの場合、
- 月々95円
- 年間1,140円
Looopでんきに変更すると高くなってしまいました。
従量電灯B・契約電力15Aの場合
東京電力 | Looopでんき | 差額 | |
月々電気代 | 10,445円 | 10,400円 | 45円 |
年間電気代 | 125,340円 | 124,800円 | 540円 |
契約電力が15Aの場合、
- 月々45円
- 年間540円
Looopでんきの方が安くなりました。
従量電灯B・契約電力20Aの場合
東京電力 | Looopでんき | 差額 | |
月々電気代 | 10,586円 | 10,400円 | 186円 |
年間電気代 | 127,032円 | 124,800円 | 2,232円 |
契約電力が20Aの場合、
- 月々186円
- 年間2,232円
Looopでんきの方が安くなりました。
従量電灯B・契約電力30Aの場合
東京電力 | Looopでんき | 差額 | |
月々電気代 | 10,866円 | 10,400円 | 466円 |
年間電気代 | 130,392円 | 124,800円 | 5,592円 |
契約電力が30Aの場合、
- 月々466円
- 年間5,592円
Looopでんきの方が安くなりました。
従量電灯B・契約電力40Aの場合
東京電力 | Looopでんき | 差額 | |
月々電気代 | 11,147円 | 10,400円 | 747円 |
年間電気代 | 133,764円 | 124,800円 | 8,964円 |
契約電力が40Aの場合、
- 月々747円
- 年間8,964円
Looopでんきの方が安くなりました。
従量電灯B・契約電力50Aの場合
東京電力 | Looopでんき | 差額 | |
月々電気代 | 11,428円 | 10,400円 | 1,028円 |
年間電気代 | 137,136円 | 124,800円 | 12,336円 |
契約電力が50Aの場合、
- 月々1,028円
- 年間12,336円
Looopでんきの方が安くなりました。
従量電灯B・契約電力60Aの場合
東京電力 | Looopでんき | 差額 | |
月々電気代 | 11,709円 | 10,400円 | 1,309円 |
年間電気代 | 140,508円 | 124,800円 | 15,708円 |
契約電力が60Aの場合、
- 月々1,309円
- 年間15,708円
Looopでんきの方が安くなりました。
東京電力とLooopでんきの料金比較は、こちらのLooopでんきの料金シミュレーションでおこないました。
1ヶ月の電気の使用量が400kwhで同じなのに、東京電力の月額料金が契約電力によって違うのは、電気の基本料の違いです。
契約電力が大きくなればなるほど、基本料金も高くなってしまいます。
つぎは、東京電力とLooopでんきの料金単価と基本料金の比較を確認していきましょう。
東京電力Looopでんきの単価や基本料金の比較
1kwhあたりの電気の単価が安くなればなるほど、電気代は安くなりますよね。
あと、電気の基本料金が安いほど、1ヶ月の電気代は安くなります。
1ヶ月に必要な電気の基本料金
東京電力 | Looopでんき | |
10A | 280円80銭 |
0円 |
15A | 421円20銭 | |
20A | 561円60銭 | |
30A | 842円40銭 | |
40A | 1123円20銭 | |
50A | 1404円00銭 | |
60A | 1684円80銭 |
Looopでんきは電気の基本料金が0円なので、使った分だけ電気代を支払うシンプルな仕組みです。
契約電力が40Aの場合、Looopでんきに変えるだけで、毎月の基本料金の1123円20銭がなくなります。
なので、自動的に1123円20銭分安くなるということですね。
ただ、電気料金の計算をするうえで欠かせないのは、電気の単価です。
Looopでんきと東京電力の1kwhあたりの単価の比較
東京電力 | Looopでんき | |
最初の120kwhまで | 19円52銭 | 26円 |
120kwをこえ300kwhまで | 26円00銭 | |
300kwh超過分 | 30円02銭 |
120kwhまでは東京電力の方が安いですが、120kwh以上になると単価が同じになります。
120kwhは電気代でいうと、約3,500円程度です。(契約電力によって前後します)
120kwh~300kwhまでは単価が同じですが、電気の基本料金が0円になるので、Looopでんきの方が安くなることが多いんですね。
「我が家はどれくらい安くなる?」というのは、こちらのLooopでんき公式サイトで比較できますので、一度試してみてください。
契約電力と使用量を入力するだけで、簡単に比較することができますよ。
東京電力の電気の使用量や契約電力はどこで確認すればいい?
毎月の明細(使用量)が手元にあればすぐに確認できますが、手元にない場合は比較できませんよね。
東京電力の従量電灯Bを契約している場合は、こちらのでんき家計簿で確認することができます。
使用量や料金を最大過去2年分チェック可能です。
Looopでんきの料金シミュレーションは、東京電力の使用量1ヶ月分を入力して1年間の概算料金で比較することもできますし、1年分入力して、より正確に比較することもできます。
なので、もし1年分の料金がわからない場合でも、気軽に比較できますよ。
Looopでんきと東京電力 電気代が10000円の場合安いのは?どっちがお得?
毎月の電気代が10,000円くらいの場合、東京電力の契約電力が10A以外であれば、Looopでんきの方が安くなりました。
「同じものなら少しでも安い方がいいけど、デメリットも気になる」という方は、こちらのLOOOPでんきのデメリットは?トラブル対応は大丈夫?会社が倒産したらどうなるの?を参考にしてください。
夏場になると冷房代で電気代が高くなりますし、冬場はエアコンや電気カーペットなどで電気代が高くなるご家庭も多いと思います。
節約する為に冷房の温度を調整したり、こまめに電気を消したりするなどするよりも、電力会社を変更する方が、実は簡単に電気代を節約できます。
電力自由化になって、「今まで、どれだけ高い電気代を払わされてきていたんだ!」とつくづく思います。
電力会社の契約の変更は面倒なように思いますが、実はものすごく簡単です。
手続きすれば、工事も不要であとは勝手に切り替わるので、「気付かないうちに電気代が安くなっていた」という感覚です。
契約電力(アンペア)や電気の使用量を確認して、一度比較してみてください。
少しでも電気代が安くなればいいですね。