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この記事にはプロモーションリンクがありますが、私の実体験と調査に基づいています。

梅雨・カビ

体操服に黒カビができる原因は?落とし方と対策!カビの発生の防ぎ方!


体操服についた黒い点々、それ、認めたくないですけど黒カビです。

カビは梅雨の時期だけと思われている人も多いようですが、カビは年中発生します。

 

特に冬の時期は、梅雨の時期に負けないくらいカビが発生します。

体操服に黒カビができる原因は何なのでしょうか?

 

体操服についてしまった黒カビの自宅で出来る落とし方と、服に黒カビが出来ないようにする対策方法について、紹介します。

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体操服に黒カビができる原因は?

子供の体操服にできた黒い点々を見ると、思わず目を背けたくなってしまいます。

毎日綺麗に洗っているのに、なぜ体操服に黒カビができてしまうのでしょうか?

 

カビが発生する原因は、簡単に言うと「皮脂・汗・湿度」です。

つまり「汗をかいた+汚れた」体操服を、「湿った状態のまま放置」しているとカビが発生します。

放置するつもりがなくても、子供が持ち帰った体操着を翌朝洗うまでの間に、この条件が整ってしまうのです。

 

湿気や皮脂は、カビにとっては栄養ですので、汗をかいて湿った体操着を放置しておくと、黒カビが発生してしまうんですね。

 

では、体操服についてしまった黒カビを落とすことはできるのでしょうか?

体操服の黒カビの落とし方は?

カビには、「白カビ」と「黒カビ」がありますが、より強力なのは「黒カビ」です。

白カビに比べて色素が強い為、通常の洗濯では色素を落とすことができません。

かといって、体操服をクリーニングに出す気にもなりません。

 

そこで、クリーニングに出さずに自宅でも出来る、黒カビを落とす方法を紹介します。

まず、カビを落とすのには漂白剤を使いますが、注意したいのは”漂白剤の種類”です。

漂白剤には大きく分けて「酸素系」と「塩素系」の2種類があります。

 

【酸素系】

塩素系に比べ漂白力は劣るものの、繊維を傷めることなく汚れの色素を分解するため、衣類用に使われます。

 

【塩素系】

漂白力が強く、除菌・殺菌力も大きいため、浴室・トイレ・台所・カビ用などに使われます。

 

まずは衣類用として販売されている「酸素系漂白剤」で試してみましょう。

それでも落ちない場合は「塩素系漂白剤」を使います。

 

【酸素系】

汚れもカビも時間がたつほど落ちにくくなるので、気が付き次第スグに取りかかりましょう。

漂白剤を直接カビ部分につけて、そのまま放置せずに洗濯機へ入れます。

 

あとは普段通りに洗濯用洗剤で洗います。

冷水より温水(生地が傷まないよう40℃くらいまで)のほうが漂白効果が高くなります。

液体タイプの酸素系漂白剤は、洗濯用洗剤と一緒に使うことで漂白効果が充分に発揮されます。

 

【塩素系】

色落ちを防ぐ為に、校章やライン部分を先にカバーしておきます。

ラップを被せ、さらに上からタオル(色落ちしても構わないもの)を掛けておきましょう。

せっかくカビが落ちたとしても、ほんの1滴飛んでしまったその部分の色落ちが、今度は目立ってしまいますので、飛ばないように注意してください。

 

ゴム手袋、エプロン(もしくは色落ちしても良い服への着替え)、換気をします。

手荒れの原因にもなりますので、ゴム手袋は忘れずつけるようにしてください。

 

カビ部分に漂白剤を付けます。
※使用する漂白剤は、浴室用より少しマイルドな台所用を推奨

100均で買えるスポイトや、アイスやプリンに付いてくるプラスティックスプーンを使うと、うっかりドバッ!なんていう失敗が少ないです。

 

カビが薄くなっていくまでの時間は、場合によって数分~数十分かかるので様子をみます。

生地が傷む心配があるので、我が家では30分までで切り上げるようにしています。

 

漂白剤をしっかり水で洗い流します。

すすいだ水にも漂白力があるので、色柄部分にかからないように気を付けましょう。

 

あとはいつも通りの洗濯です。

 

カビができてすぐの時であれば、だいたいこの方法で落ちます。

学校に忘れたまま夏休み中ずっと放置・・・みたいなレベルになると、流石に厳しいです。

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服に黒カビが出来ないようにする対策はある?

黒カビをせっかく落としたのに、また黒カビが出来てしまったら意味がありませんよね。

あの黒い点々が発生しないようにする対策を紹介します。

 

対策のポイントは5つです。

 

すぐに洗う

黒カビの発生原因でも紹介したとおり、汗が染みこんだ状態が続くほどカビが発生しやすくなります。

とにかくすぐに洗いましょう。

すぐに乾かす+よく乾かす

洗ったらすぐに乾かす、だけではなく、早く乾かしきることも重要です。

夜干しや室内干し、くもりの日など、乾くまで時間がかかる状態も危険なのです。

一刻も早くカラッと乾かしてしまいましょう。

 

タンスやクローゼットの除湿に気をつける

せっかくきれいに洗って乾かしても、保管状態が悪ければ意味がありません。

タンスやクローゼットには除湿剤をおき、時々は開け放って湿度を下げるようにしましょう。

除湿機がない場合も、クローゼットや押入れの扉をあけて扇風機で風を送り込むと効果的です。

 

普段の洗濯時にひと手間加える

カビのもとを作らないためにも、普段の洗濯の時に除菌しておきましょう。

「部分洗い用の洗剤」を背中や脇などカビが発生しやすい(=汗がよくつく)部分に塗ったり、いったん「つけおき」してから洗濯すると予防になります。

 

洗濯槽を清潔に保つ

よくCMでも見るように、洗濯槽の裏側はカビの宝庫だそうです。

月に一回は専用の洗濯槽クリーナーでしっかり洗浄しましょう。

また日頃から、使い終わった洗濯機は空にして扉を開けておきましょう。

 

一番良いのは、体操服を使った後に、軽く水洗いして乾かしてから持って帰ってきてくれることなのですが、それを子供に頼むのは現実的に無理ですよね。

 

せめて、体操服の上にタオルを広げて重ね、それからタオルごと体操服をたたんでおいてもらえると良いのですが・・・

 

そうすることでタオルが汗を吸い取ってくれるので、多少はカビの発生が遅くなりますよ。

体操服の黒カビの落とし方のまとめ

体操着についた黒い点々が発生する原因は、「汗をかいた+汚れた」体操着を、「湿った状態のまま放置」していることによるものです。

黒カビの黒い点々は、白カビと違い、服についてしまうと落とすのが困難です。

 

服にカビを発生させない為にも

①すぐに洗う
②すぐに乾かす+よく乾かす
③タンスやクローゼットの除湿に気をつける
④普段の洗濯時にひと手間加える
⑤洗濯槽を清潔に保つ

5つのことをして対策をしていきましょう。

 

もし、黒カビが発生してしまった場合は、「酸素系」の漂白剤を使用してください。

 

それでも黒カビが取れない場合は、「塩素系」を使用するようにしてください。

塩素系は刺激が強いので、手袋や換気を忘れないようにしてくださいね。

>>>服や体操服についた黒カビにカビキラーは効果があるのか?

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