踊る阿呆(あほう)に見る阿呆、同じ阿呆なら踊らな損々のフレーズで有名な、徳島県の阿波踊りは日本三大盆踊りの1つです。
400年以上続く盆踊りなのですが、もちろん初めて阿波踊りに行かれる方もいらっしゃいます。
今回は、「阿波踊りに初めて行くよ」という方の為に、阿波踊りの基本情報・演舞場でおすすめの場所・車で行く際の駐車場について紹介します。
阿波踊りに初めて行く時の基本情報
阿波踊りは、徳島県徳島市で毎年8月12日~15日の4日間開催されるイベントです。
この4日間は徳島市が阿波踊り一色になります。
なんせ毎年120万人以上の人出なので、街中大混雑です。
基本的に阿波踊りは「連」というグループ単位で行進していきます。
連にも色々種類があって、それぞれレベルも違うので平たく言えば当たり外れがあります。
まずは「連」について紹介します。
一番踊りが上手な人達の集まりです。
日夜稽古されており、一年間通して活動しています。
有名連には「阿波おどり振興協会」と「徳島県阿波踊り協会」の二つの団体があります。
有名連の中でもそれぞれのグループがあって、二つの団体合わせて合計33の連があるんです。
ちなみに、「阿波おどり振興協会」と「徳島県阿波踊り協会」の連が一緒に踊る日は、1年に1回しかありません。
一緒に踊る日は、8/11の阿波踊り大会前夜祭の時のみです。
初めて阿波踊りを見るなら、迷わず有名連がおすすめですよ!
その名の通り企業が中心で作っている連です。
主に社員やその家族の方が中心なのですが、企業連には芸能人が一緒に参加していることが多いです。
その為、企業連は華やかな感じがします。
大学生や専門学校生が連を作って参加しています。
連によって、踊りのレベルの差が激しいのが特徴です。
しっかり練習してレベルの高い踊りを見せるグループもあれば、踊ることを楽しんで参加しているグループもありますよ。
せっかく阿波踊りに行くなら、にわか連に参加された方が良いですよ。
いわゆる「同じ阿呆なら踊らなそんそん」の通り、参加型の連です。
阿波踊りを知らなくても、誰でも自由に参加できます。
8/12~15の間は、有名連の方が無料でレッスンしてくれます。
しっかり踊れなくても、連に参加するだけでも楽しいので是非「にわか連」で踊ってください。
ずっと踊り続けるわけではなくて、途中休憩もありますよ(ドリンクが無料でもらえます)
先着順にはなりますが、オリジナルのハッピも貸してくれます(1枚3,000円で返却時に2,500円が戻ってきます)
阿波踊りに初めて行くなら有名連の踊りを観覧するのと、にわか連への参加がおすすめです。
阿波踊りの演舞場でおすすめの場所
阿波踊りには、4ヶ所の有料演舞場と2ヶ所の無料演舞場があります。
演舞場ごとに特色がありますので、初めて阿波踊りに行く際のおすすめ演舞場を紹介します。
[有料演舞場] ①市役所前演舞場 徳島市役所前に設置される演舞場で、12日に開幕式が大々的に行われます。 他の演舞場とは少し距離があるので、小さい子供がいる場合は移動がちょっと大変です。 ②藍場浜演舞場 JR徳島駅やバスターミナルに一番近いので、交通の便は最も良いです。 有料演舞場で最も規模が大きく、露店もたくさん出店されています。 芸能人が来ることも多いです。 ③紺屋町演舞場 繁華街に近いので、阿波踊りのあとに食事に行くなら最適の場所です。 露店も多く出店されています。 ④南内町演舞場 午後10時に行われる総踊りは圧巻です! 有名連が次から次へと踊る姿は迫力満点で、阿波踊りを堪能できるので必見です。 [無料演舞場] ①両国本町演舞場 両国本町商店街に設置されていて、演舞場の長さは170mで6ヶ所の中で一番長い演舞場です。 見ごたえがある演舞場なのですが場所取りが激しい為、早めに行った方が良いです。 ②新町橋演舞場 徳島市内最大の商店街である東新町商店街の入り口近くに設置されます。 JR徳島駅からも徒歩5分程度と便利な場所です。 阿波踊りの期間は、徳島市の中心部はどこに行っても阿波おどり一色になります。 各演舞場では色々な連の方が踊るので、どこも見応えがある演舞場ばかりです。 その中でも、有料演舞場でおすすめは「藍場浜演舞場」と「南内町演舞場の2部」です。 藍場浜演舞場は他の演舞場よりも広いので見やすく、徳島駅から徒歩5分程度と近いので、土地勘がなくても安心の場所です。 もう一つの南内町演舞場は、2部のフィナーレに総踊りがありますので、時間が許すなら必見です。 無料演舞場は、「両国本町演舞場」が人気があります。 上記の有料演舞場と無料演舞場の他に、選抜された有名連のステージの「選抜阿波おどり大会」もあります。 他の演舞場は屋外ですが、選抜阿波おどり大会は室内なので天候を気にすることなく楽しめます。 お昼から開催しているので、昼間の暑い時間は選抜阿波おどりを楽しんで、夜は屋外の演舞場を楽しむのも良いかもしれませんね。 開催場所:あわぎんホール(徳島県徳島市藍場町2丁目14番地) 開催期間:8/12~8/15 開催時間:11:00~・13:30~・16:00~(各約70分) 観覧料金:指定席 2,200円・自由席 1,600円(ともに当日券) 土地勘のない場所に行った時に困ることの一つが、車をどこに止めるかです。 特に大きなイベントの時期などは、必ず交通規制があるので下手に変な場所に止めてしまうと右往左往してしまうことになりかねません。 そうならない為にも、主要な駐車場の情報をまとめましたので参考にしてください。 ■市役所前演舞場に近い場所 ・東富田公園 徒歩4分程度 ■藍場浜演舞場に近い駐車場 ・新町小学校 徒歩10分程度 ■紺屋町演舞場に近い駐車場 ・富田公園 徒歩7分程度 ■南内町演舞場に近い駐車場 ・東富田公園 徒歩11分程度 ・内町小学校 徒歩13分程度 ・徳島県庁 徒歩13分程度 徳島県庁の駐車場は入庫開始前から並んでいる車が多いですよ。 あと、演舞場に近い駐車場ほど早い時間から埋まっていき、お昼過ぎころには満車になることが多いです。 ※シャトルバスの最終発車時刻は、徳島市立体育館前を23時です。 ※新町地下駐車場、紺屋町地下駐車場、県営幸町駐車場は交通規制区域になるため、18:00~23:00の間は車の移動をすることが出来ないので注意してください。 上記の駐車場で、初めて阿波おどりに行くならおすすめは「シャトルバス運行付き駐車場」です。 というのも、阿波おどりの時期はお盆の時期と重なっている為、ものすごく道路が混雑します。 しかも駐車場がすぐいっぱいになります。 踊り子さんでさえ駐車場を確保するのが大変だそうです。 特に市の中心部は交通規制もあり、車の出庫にも時間がかかってしまうこともあるので注意してください。 16時以降に行かれるなら「シャトルバス運行付き駐車場」、早い時間に行かれるなら臨時駐車場がおすすめです。 上記を参考にして、いくつか候補を選んでおいた方が当日慌てることがなくなりますよ。 阿波踊りのは徳島の一大イベントですので、毎年かなりの人出があります。 電車で行かれるにしても車で行かれるにしても、駅や駐車場からは徒歩になるので、ある程度歩くことになります。 人が多いので、混雑にまぎれて足を踏まれることなどもありますので、歩きやすい服装や靴がおすすめです。 阿波踊り開催中は、交通規制や車両進入禁止区域などもありますので、なるべく時間に余裕を持って行くようにしてくださいね。
阿波踊りの駐車場はどこに止めれば良い?
1.臨時駐車場 場所 住所 料金 時間 新町小学校 東山手町2-25 1,000円/1日 10:00~22:00 内町小学校 徳島町城内1-15 1,000円/1日 8:30~23:00 富田小学校 中央通3-15 1,000円/1日 10:00~23:00 徳島中学校 中前川町3-16 1,000円/1日 11:00~23:00 富田中央公園 秋田町2-4 1,000円/1日 11:00~23:00 東冨田公園 富田橋1-4 1,000円/1日 9:00~23:00 徳島県庁駐車場 (8/12・15) 万代町1-1 無料/県外ナンバーのみ駐車可 18:00~23:00 徳島県庁駐車場 (8/13・14) 万代町1-1 無料/県外ナンバーのみ駐車可 10:00~23:00
・徳島県庁 徒歩4分程度
・内町小学校 徒歩7分程度
・新町小学校 徒歩5分程度
・新町小学校 徒歩10分程度2.シャトルバス運行付き駐車場 場所 住所 料金 時間 吉野川河川敷緑地 上吉野町3-21 阿波おどり交通整理料(小学生以上)100円/1人1回 16:00~23:00 マリンターミナル駐車場 東沖洲2-14 阿波おどり交通整理料(小学生以上)100円/1人1回 16:00~23:00 3.一般駐車場 場所 住所 料金 時間 市営新町地下駐車場 新町橋1-2 100円/20分 24時間 市営紺屋町地下駐車場 紺屋町地下地内 100円/20分 24時間 市営駅前西地下駐車場 元町1-24 150円/30分 6:00~23:00 県営藍場町地下駐車場 藍場町1-4 150円/30分 7:00~23:00 県営富田浜第一駐車場 富田浜3-14 100円/30分(阿波おどり期間:100円/20分) 24時間 県営富田浜第二駐車場 富田浜2-4 100円/30分(阿波おどり期間:100円/20分) 24時間 県営幸町駐車場 幸町3-83 100円/30分 24時間 アスティとくしま駐車場 山城町東浜傍示1-1 200円/1回 8:00~21:00
(新町地下駐車場、紺屋町地下駐車場は出庫のみ可能です)
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