京都の伝統的な行事の「祇園祭」は、毎年数多くの人で賑わっています。
歴史あるお祭りですが、祇園祭の内容や見どころがイマイチわからないという人もいると思います。
なにせ1ヶ月間もあるお祭りですから、初めて行く場合はいつ行くのが良いの?というのもよく聞きますので、祇園祭の日程を紹介します。
おすすめの日程や祇園祭に行く時の服装も参考にしてください。
祇園祭おすすめの日程は?
京都の祇園祭は7月1日~31日までの1ヶ月間全てがお祭り期間になります。
京都市東山区祇園町八坂神社とその周辺一帯が会場になります。
2016年度は約90万人もの人が訪れたお祭りです。
1ヶ月も続く祇園祭ですが、中でもおすすめの日程は以下の日程です。
■祇園祭 前祭 宵山(さきまつり よいやま)
・7月14日
・7月15日
・7月16日
■祇園祭 前祭 山鉾巡行(さきまつり やまほこじゅんこう)
・7月17日
■祇園祭 後祭 山鉾巡行(あとまつり やまほこじゅんこう)
・7月24日
1ヶ月間開催される祇園祭の中でも、特にこの5日間が一番賑わいます。
山鉾巡行の山鉾とは「山車」のことです。
山車とは、車輪がついていて人が引いていくものです。
前祭と後祭の山鉾巡行では、33基の山鉾が町を巡るので、祇園祭最大の見どころとも言われています。
祇園祭デートならおすすめはいつ?
祇園祭の最大の見どころは山鉾巡行と言われていますが、祇園祭デートならおすすめは14日~16日の「前祭 宵山」がおすすめです。
特に15日と16日がおすすめです。
なぜ、15日と16日がデートの日程でおすすめなのかというと、祇園祭全期間中、唯一露店が出ています。
しかもその数なんと300店です!
京都の四条通・烏丸通一帯が18時から歩行者天国になるので、もの凄く活気があります。
人の数に溺れそうになるんじゃないかというくらいに人がいます。
祇園祭には他のお祭りのように花火の打ち上げはありませんが、宵山では鉾の上で「コンチキチン」と祇園囃子(ぎおんばやし)が奏でられ駒形提灯に灯が灯るので風情があります。
風情もあり、露店も数多く出店されてお祭りの気分を一番楽しめる2日間ですが、1つ注意点があります。
それは、人の数が多すぎるので「一方通行」の通りがあります。
なので、「あっ、さっきの所に行きたい」と思っても手遅れの場合もあります。
あらかじめ行きたい所を決めておいた方がスムーズだと思います。
あと、一緒に行っていた人と万が一はぐれてしまった場合は、集合場所を事前に決めておいた方が良いですよ。
祇園祭にデートで行く時の服装は浴衣はダメ?
せっかく祇園祭に行くのだから浴衣を着ていきたいですよね。
祇園祭にデートで行く時の服装は浴衣で大丈夫なのでしょうか?
祇園祭には浴衣姿の人がたくさんいらっしゃいますので、浴衣でも大丈夫です。
ただ、15日・特に16日に行くのであれば、ある程度想定しておかないとせっかくのデートが台無しになるかもしれません。
蒸し暑い中人混を歩くので、水分補給などをすぐ出来るようにして熱中症には気をつけてください。
特に女性は男性と違い、締めつけられますので注意が必要です。
あと、足を踏まれることがありますので、踏まれるととても痛いですよ(涙)
普段と違い不慣れな下駄や草履の場合、足に負担もかかり足が痛くなったり、靴擦れ(下駄ずれ)になりやすいので絆創膏を持っていくようにしてください。
>>>(関連記事)男性の浴衣の選び方は?サイズの注意点やおすすめの生地は?
まとめ
祇園祭は7月の1ヶ月間が丸々お祭り期間になる、京都の伝統的な行事です。
祇園祭に合わせて期間限定のスイーツも販売されますので、夜の露店だけでなくお昼から京都の街を楽しむのも良いかもしれませんね。
暑いので熱中症には気をつけてくださいね。