多摩川花火大会は川崎市と世田谷区で同日開催なので、どっちを見るべきか迷ってしまいますよね。
どっちで見ても一緒なんて意見もありますが、せっかく行くなら少しでも迫力ある花火を見たいですもんね。
多摩川花火大会を川崎と世田谷どっちで見るべきなのか?
屋台はどちらの方が楽しめるのか?
迫力ある花火が見れて、混雑も緩やかなので場所取りもしやすい、そんなおすすめスポットも一緒に紹介します。
多摩川花火大会は川崎と世田谷どっちがおすすめ?
多摩川花火大会は正式には川崎市で開催される花火大会で、世田谷区で開催されるのが「たまがわ花火大会」になります。
二つ合わせて「二子玉川花火大会」とも言います。
なので、多摩川花火大会は川崎と世田谷どっちがおすすめ?というのも変なのですが、そこはスルーで比較をしていきます。
先に結論から言うと、おすすめなのは「世田谷」です!
理由は、川崎と世田谷の比較で説明していきますね。
多摩川花火大会 川崎と世田谷の花火の打ち上げ数比較
花火大会の良し悪しは、花火の打ち上げ数の多さだけで決まるものでもないですが、あまりに少なかったらつまらないですよね。
花火の打ち上げ数は、川崎と世田谷ともに約6,000発ですので同じ規模になります。
多摩川花火大会 川崎と世田谷の人出(混雑)比較
多摩川花火大会が行われる、多摩川の河川敷には花火大会当日は60万人を超える人出があるといわれています。
ハッキリとした内訳はわかりませんが、世田谷のたまがわ花火大会の方が多いそうです。
どちらにしても、当日はかなりの人出です。
特に、両方の最寄り駅の「二子玉川駅」は大混雑します。
多摩川花火大会 川崎と世田谷なら迫力ある花火が見れるのは?
花火の打ち上げ数は、川崎も世田谷も同じでしたが、迫力ある花火が見られるのは「世田谷」です。
というのも、多摩川花火大会は多摩川の河川敷で打ち上げられるのですが、川崎市側と世田谷区側では河川敷の事情が違うんです。
世田谷市側の打ち上げ場所は、多摩川の河川敷が広いので尺玉(10号玉)を打ち上げることが出来ます。
それに対して、川崎市側の打ち上げ場所は、多摩川の河川敷が狭くて住宅地に近いため、尺玉を打ち上げることが出来きません。
川崎側で最も大きい花火は、4号玉と発表されています。
ちなみに、4号玉と10号玉(尺玉)だとかなりの違いになります。
・10号玉:約330m
・4号玉 :約160m
[直径]・10号玉:約320m
・4号玉 :約130m
高さ330mというとちょうど東京タワー位の高さなので、東京タワーのテッペンまで打ち上げられるのが10号玉ですね。
4号玉は半分の高さなので、東京タワーの真ん中くらいの高さまでしか上がりません。
直径というのは、花火が「ヒュ~」と打ち上がって「ドーン」と開いた時の大きさです。
320mと130mでは、かなりの大きさの違いです。
川崎と世田谷では、花火の大きさが違いますので「世田谷」がおすすめです。
多摩川花火大会で屋台も楽しめるのは?
花火大会をより一層楽しむためには、屋台が必要ですよね。
多摩川花火大会の川崎と世田谷ではどっちが屋台を楽しめるのかというと、どちらでも楽しめます。
河川敷に屋台が並びますので、どちらの会場でも花火大会の前後に屋台を楽しむことができますよ。
ただし、河川敷の場所によっては屋台の出店がない場所もあるので注意してください。
多摩川花火大会の屋台の場所や時間などの詳細に関してはこちらを確認してください。
多摩川花火大会の場所でおすすめ
多摩川花火大会の場所でおすすめなのは、宇奈根会場です。
宇奈根会場は、世田谷のたまがわ花火大会の会場の1つです。
宇奈根会場のおすすめポイント!
①空いています
二子玉川駅や二子新地駅に近い場所は、かなりの人出で早い時間から場所の取り合いです。
ただ、この宇奈根会場はそこそこ空いているんです。
花火を絶好の位置で見ようと思えば15時前から場所取りをしないとダメですが、2名~3名の少人数であれば17時を過ぎても場所は空いています。
場所取りに遅れた場合は、グループ同士の隙間に入り込むのがポイントですね。
②花火がよく見える
花火の打ち上げ場所と宇奈根会場の間に、高い建物がないので花火がよく見えます。
臨場感があり迫力のある花火が見れますよ。
③屋台も出店している
宇奈根会場には屋台も十数店舗出店しているので、花火大会が始まるまで屋台を楽しむことだって出来ます。
④帰りの混雑に巻き込まれにくい
有料協賛席のあるメイン会場の場合であれば、花火大会終了後に駅まで辿り着くのに1時間~2時間かかります。
宇奈根会場の場合であれば、そこまで混雑しないので比較的ラクなんです。
ただし、二子玉川駅に向かうのであれば、激しく混んでいますよ。
⑤その他の施設も揃っている
トイレや喫煙場所、ゴミ箱に救急のテントなどの施設もバッチリなので安心です。
場所取りが可能なのは当日のみですよ。
ブルーシートなどの敷き物を敷いて場所取りが出来るのは15時からです。
それまでは、ロープなどで囲っての場所取りになります。
あと、花火大会の時間が近づいてくると会場内への入場規制が始まります。
入場規制が始まってしまうと、せっかく場所取りをしたのに会場に入れなくなってしまうので、早めに会場に戻るようにしましょう。
まとめ
多摩川花火大会の川崎と世田谷どっちが良いかを比較してみました。
花火の尺玉の大きさの部分で迫力があるのは世田谷なので、おすすめは世田谷です。
宇奈根会場から、川崎市側で打ち上げられる花火も遠くに見えますので、1回で2ヶ所分を楽しめるお得な花火大会ですね。
世田谷区のたまがわ花火大会ではなく、川崎市の多摩川花火大会を見るのであれば、川崎会場の下流がおすすめですよ。