最近、スマホのエアバッグ「ADケース」というものを耳にしました。
なんでもスマホを落としてしまっても、車のエアバッグのように開くので割れる心配がないんだとか。
「スマートフォンを落としてしまい壊れてしまった」
「スマホカバーをしていたのに画面が割れてしまった」
などなど、不注意でスマホを落としてしまうことってありますよね。
ただ、スマホエアバッグのADケースを装着しておくと、そんな心配がいらなくなるそうです。
スマホをよく落としてしまう私としては、すごく気になってしまったので、ADケースについて調べてみました。
スマホエアバッグとはどんなもの?
言葉で説明するよりも、動画を見てもらった方が早いと思います。
スマホが手から離れると、装着されたエアバッグが4隅から開く仕組みになっています。
これを考えたのはドイツの大学生だそうです。
「スマホにはカバーをする」という発想しかなかったので、初めて見た時は「あ~なるほど!すごい発想力!!」と感心してしまいました。
でも、このスマホエアバッグを見て気になったのが、「スマホを落としていないのに、誤作動で開いたら面倒じゃないの」ということです。
ただ、これに関してもしっかり対策はされているようです。
素人の考えつくことなんか、すでにお見通しということですね。
スマホエアバッグADケースの仕組みは?誤作動しないの?
エアバッグが誤作動しないように、ADケースには「タッチセンサー」と「加速度センサー」というものがついているんです。
「タッチセンサー」は、人の手や物から離れた状態を感知する仕組みになっています。
なので、「スマホが空中に浮いているぞ」というのがわかるようになっているようです。
でも、これだけだと、頻繁にエアバッグが開いてしまいますよね。
そうならない為に、「加速度センサー」が備わっています。
加速度センサーは、スマホが人の手から離れて、約30cm落下した時点で作動する仕組みになっています。
万が一、スマホを落としてしまっても、約0.25秒後にはエアバッグが開くようになっているとのこと。
つまり、「あっ!」と思ったときには、エアバッグ作動してくれているということですね。
「タッチセンサー」と「加速度センサー」が搭載されているので、電話中やカバンの中に入れている状態ではエアバッグは開かない仕組みになっています。
スマホエアバッグのADケースはいつ発売されるの?
ADケースは残念ながら、まだ発売されていません。
発売時期は未定のようですが、早ければ2018年の年末に販売されるかもしれないようです。
開発資金をいま流行りのクラウドファンディングで集めているようなので、資金の調達次第なんでしょうね。
スマホエアバッグADケースの気になるお値段は、50ユーロ(日本円で約6,500円※2018年7月時点)程度になる予定のようです。
スマホの保険代や壊れた時の修理費を考えると、6,500円というのは、そんなに高くないなとは思います。
あと、落として割れてしまった時の「精神的ショックを回避」できますしね。
スマホエアバッグADケースまとめ
スマホエアバッグがあれば、画面が割れたり、壊れてしまうリスクを減らせるので、よく落としてしまう人にとっては朗報ですね。
子供にスマホを持たせているときの「落とすんじゃないかな」というハラハラした感じもなくなりますね。
ただ、エアバッグがあっても、トイレでの水没を防ぐことは出来ないと思いますので、油断禁物です。