森ノ宮ピロティホールでは、様々な舞台やお芝居の公演が行われるので、利用される方も多いと思います。
ピロティホールには、私も何度か足を運んでいるのですが、毎回運よく前段の真ん中よりの席だった為、座席からの見え方を気にしたことが、あまりありませんでした。
ただ、前回観に行ったときはT列の43番でしたので、ステージ上の役者さんの表情が見えるか心配でした。
せっかく行くなら、役者さんの表情を肉眼で見たいですよね。
私と同じように、「自分の席からでも役者さんの表情は見れるのかな?」とか、「自分の持っているチケットは見切れ席なので、見えなかったらどうしよう・・・」とお困りの方の為に、実際に経験してきたことをレビューします。
全ての席からの見え方を検証できたわけではありませんが、可能な限り、色々な席から舞台の見え方を確認してきました。(※客席は撮影NGですので、客席内の画像はありません)
森ノ宮ピロティホールの座席の見え方に不安がある方の、参考になれば嬉しいです。
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森ノ宮ピロティホールの座席の見え方
私の視力は0.5で、普段はメガネをかけずに過ごしています。
眼鏡をかけると、視力は1.0です。
なので、この視力0.5(メガネをかけて1.0)というのを基準に、ご紹介する内容を見てもらえればと思います。
- 視力0.5の裸眼で見えるのはどこまでの列?
- メガネが必要になるのはどの列から?
- 端の見切れ席からの見え方は?
ということを中心に、それぞれの席からの見え方についての私の感想を紹介していきます。
【席からの見え方が心配な方へ】
まず、安心していただきたいのが、ピロティホールには2F席はありませんので、舞台上の俳優さんや役者さんが、豆粒みたいな大きさ・・・というような事にはなりません。
全体的にどの席からでも見えやすい作りになっているのが、ピロティホールの特徴です。
座席は交互ではなく一直線に並んでいるのですが、傾斜があるので、すぐ前によほど体格の良い方が座らない限りは、気になりませんよ。
それぞれの席からの見え方については、↓の画像のピロティホールの座席表をもとに紹介していきます。
森ノ宮ピロティホールの座席 最前列A列~D列からの見え方
では、まずは何度か座っている前列からの見え方です。
前列といっても、A列~D列と、H列やI列では当然見え方が違います。
以前、B列の中央あたりに座ったことがあります。
さすがにB列だと、裸眼でも役者さんの細かい表情がハッキリと確認できました。
ただ、B列は首が痛かったです。
2時間くらい、ずっと上を向いている状態だったので、公演が終わった時は結構首がしんどかったです。
ずっと下向きでスマホを見ていると、首が痛くなりますが、あれの反対のような状態ですね。
注意!
A列~D列は、表情がハッキリと見えるくらい近い分だけ、ステージ全体が少し見づらいです。
ずっとアップで見ているような状態ですね。
↓↓こんなイメージです↓↓
ずっと、上のイメージ画像の右側のような状態で見ている為、舞台の右端・左端を見る時は、首を左右に動かさないと見づらいです。
D列でも演者さんの表情は、裸眼でハッキリ見えました。
D列でも10~12番・37~39番だと、角度と距離的な問題で多少見にくくはなります。
A列~D列の感想としては、
- 役者さんの顔や表情:裸眼でもハッキリ見える
- ステージの見え方:全体が見にくい
というような感じです。
ピロティホールの座席 E列~I列からの見え方
E列以降は、D列までに比べるとステージ全体が見やすくなります。
肉眼で演者さんの表情が見えるのも、ギリギリH列かI列くらいまででした。
見えると言っても、あまり細かい表情までは見えません。
でも、眼鏡をかければ、H列やI列でもバッチリでした!
なので、1.0以上ある方であれば、H列やI列でも大丈夫だと思います。
ピロティホール座席表 J列~N列からの見え方
M列とかN列とかになると、裸眼だと少しだけぼやけて見えるような感じです。
注意!
M列・N列からは、実際に舞台上の演者さんを見ていませんので、開演前に舞台がどんな感じに見えるのかを試してみた結果です。
眼鏡をかけると、ぼやけた感じはなくなったので、M列・N列までなら、1.0くらいの視力があれば大丈夫なのかな、という印象です。
ピロティホール座席表 O列~T列からの見え方
今回、初めて座ったT列ですが、裸眼でもメガネをかけても、演者さんの表情はわかりませんでした。
よく知っている俳優さんや役者さんだと、顔のイメージが頭にあるので、なんとなく表情が見えているような気になります。
ただ、よく知らない方の場合だと、どんな顔をしているのかさえもハッキリわからないレベルでした。
周りの席に座っていた方で、オペラグラスで見ていた人も多かったので、やはりT列あたりになると、演者さんの表情まで確認するのは、かなり厳しいみたいですね。
O列以降の席は、舞台が少し小さく見えるので、拡大したくなるような感じになります。
ちなみに、オペラグラスはピロティホールの中でも発売されていますよ。
T列43番は見切れ席だった?
感想としては、思っていたよりも、ちゃんと見えました!
舞台正面の席と比べてしまうと、どうしても見にくくなりますが、他のホールと比べると、かなり見やすかったです。
なので、過剰に心配される必要はないんじゃないかな、と思います。
ピロティホール座席表 U列~ZZ列からの見え方
最後列からだと、どんな感じに見えるのかを公演前に確認してみました。
ピロティホールは傾斜がありますし、コンパクトなホールなので、一番後ろの席でも「舞台が見づらいなぁ」という感じはありませんでした。
U列以降は、私の0.5の視力(メガネをかけて1.0)では、舞台上の演者さんの顔や表情は、全く見えないレベルです。
オペラグラスや双眼鏡は必須かもしれませんね。
ピロティホールには、簡易オペラグラスが売っていますよ。
森ノ宮ピロティホール 座席の見え方 <まとめ>
森ノ宮ピロティホールの座席の見え方について、私の視力0.5(メガネをかけて1.0)で見た感想を紹介しました。
列 | 演者さんの表情や顔 |
A列~D列 | 裸眼でもバッチリ |
E列~I列 | H・Iでもメガネがあればハッキリ見える |
J列~N列 | メガネをかければなんとかギリギリ |
O列~T列 | T列だとメガネをかけてもわからない |
U列~ZZ列 | 全く見えない |
個人的には、演者さんの表情とステージ全体がよく見える、E列・F列・G列の真ん中あたりの席が良いんじゃないかなと思います。
ただ、好きな席を選べるわけではないので、なかなか難しいですね。
あくまでも私の個人的なレビューですが、ピロティホールの座席の見え方が心配な方の、お役に立てれば嬉しいです。
ピロティホールに行くなら、こちらも参考になさってください。