万博公園の太陽の塔の内部公開に行ってきました!
1970年の大阪万博以来、48年ぶりに内部閲覧ができるということもあり、かなり盛り上がっていますよね。
内部公開された時は、太陽の塔の下でドリカムもライブをしたので、ドリカムきっかけで訪れた人も多いのではないでしょうか。
現在、太陽の塔の内部公開チケットの予約は、4ヶ月先まで取れないような状況になっています。
太陽の塔の内部公開に行ったついでに、「いつまでやっているの?」とか、「先の予約まで埋まっているけど、どうすれば予約が取れるのか?」などについても聞いてきました。
太陽の塔の内部の感想とともに、より楽しめる回り方と注意点もお伝えしていきます。
太陽の塔の内部公開のチケットを購入
万博公園に入る前に入口でチケットを購入します。
予約したときのQRコードが必要なので、券売所でモタモタしないように、事前に準備しておいた方が良いですね。
ちなみにチケット料金の支払いは現金のみです。
あと念のため、 本人確認証は持参していった方が良いと思います。(行った時はチェックされませんでしたが、ホームページには本人確認証を持参してください、と記載があるので)
内部公開の予約時間より早めに到着しても、公園内は入場券さえあれば出入り自由ですので、安心してください。
太陽の塔の内部公開に必要な料金と割引情報
太陽の塔の内部公開に必要な料金は、以下の通りです。
- 大人(高校生以上):700円
- 小中学生:300円
内部公開の料金と別に、万博記念公園自然文化入園料が必要になります。
- 大人(高校生以上):250円
- 小中学生:70円
太陽の塔の内部公開の料金は割引になりませんが、 万博公園入園料は割引になる方法があります。
①JAFの会員証を提示する
- 大人(高校生以上):50円引き
- 小中学生:10円引き
②三井ショッピングカードを提示する
- 大人(高校生以上):70円引き
- 小中学生:20円引き
ちなみに、幼児は入場料無料です。
太陽の塔の内覧会のチケットは2種類
太陽の塔の入館券のデザインは、2種類あります。
一番左が新しくなった「ロゴマーク」・真ん中が「生命の樹」・右が「万博公園入園券」
改めてみると、太陽の塔は「芸術が爆発してるなぁ」と感じます。
ちなみに、太陽の塔の内部公開は当日券はありません。
太陽の塔で記念撮影
中央口を入るとすぐに太陽の塔がありますが、入場ゲートを通るまえに、中央口の上から「ひょっこり覗いている黄金の顔」を撮影しましょう。
なんとも言えない表情をしていますね。
この黄金の顔は、夜になると目が光ります。
目からビームが出てきそうな、お昼とは違った印象がありますね。
万博記念公園には中央口からの入場がおすすめ!
中央口の入場ゲート通ると、真正面に太陽の塔が飛び込んできます。
万博公園へモノレールで行くと、【中央口】か【東口】を利用することになりますが、テンションの上がり方が違うので、 中央口からの入場がおすすめです!
東口はこんな感じです。
ポイント!
太陽の塔の写真撮影を、誰かにお願いできない時は、入り口すぐのところにある「カメラ台」が便利です。
スマホがちょうど良い角度で立てかけられる仕組みになっているので、かなり便利です。
ですので、スマホの「セルフタイマー」の使い方は、事前にチェックしておいた方が良いですね。
もしくは、リモコンシャッターがあれば便利ですよ。
【スマホのリモコンシャッター】
入口横の売店には、顔出しパネルもありますよ。
太陽の塔の内部への入口の場所と太陽の塔の顔の意味
太陽の塔の内部への入り口は、太陽の塔の裏側にあります。
太陽の塔の顔は、表と裏で全く違う表情です。
太陽の塔には、全部で3つの顔が隠されています。(4つあると言う人もいます)
- 第一の顔:黄金の顔(一番上の金色の顔)
- 第二の顔:太陽の顔(正面の顔)
- 第三の顔:黒い太陽(裏面の顔)
この3つの顔にどんな意味があるのか?
実は、よくわからないそうです。
作者の岡本太郎さんが、作品のことを何も語っていない為、なにを表現しているのか不明なんだとか。
はっきりしていることは、「第一の顔:未来」「第二の顔:現在」「第三の顔:過去」ということだけだそうです。
地下にある地底の太陽(レプリカですが内部閲覧で見れます)が、第四の顔とも言われていますが、本当のところは謎ですね。
いざ内部観覧!太陽の塔の内部はどうなっている?
階段を下りていくと、だんだん気持ちが高ぶってきます。
入口の自動ドアを入る手前の左側で、新しいデザインロゴがお出迎えしてくれています。
太陽の塔の内部は一切撮影禁止なので、写真撮影ができるのはココまでです。
内部閲覧は予約時間の20分前から入場案内が始まります。
太陽の塔の内部を見る所要時間は、だいたい30分くらいなので、事前にトイレは済ませておいた方が良いですね。
トイレは中に設置されています。
そして、いよいよ入場開始です。
購入したチケットの裏にスタンプを押してもらいます。
このスタンプのデザインは、1970年の日本万国博覧会の時に使われたものと同じなんです。
当時の万博に行かれた方は、感慨深いでしょうね。
ココを見逃さないように注意!
太陽の塔に入る前に、地下フロアを通っていきます。
このフロアには窓が2つあって、 ちょうど太陽の塔が見えるような位置取りになっています。
2つのうち、1つは塔の真正面の顔を見ることができます。
この場所でしか見ることが出来ない近さと角度なので、必須ポイントです!
窓のことは、係の人が案内してくれていますが、タイミングが悪ければ、気づかずにスルーしてしまいます。
地下フロアを奥に進んでいくと、ついに第四の顔?と言われている「地底の太陽」とご対面です。
かなりの至近距離で大迫力です!
地底の太陽の場所では、「いのち」「ひと」「いのり」の3パターンの映像(たしか2分間だったと思います)が、90秒ごとに流れています。
太陽の塔の内部は時間制限がありますが、地底の太陽の場所は時間制限がないので、ゆっくり楽しむことができますよ。
いよいよ太陽の塔の内部へ!
太陽の塔の内部へは、自由に入れるわけではなく、人数制限も設けられています。
建築基準法の関係で、 1度に16名までしか入場できません。
1度16名入ると、5分間は入り口で待機です。
最大16名が1グループになって移動していきます。
ですので、気の済むまで、じっくり鑑賞する・・・というワケにはいきません。
中に入ると、内部で流れている音楽がちょっと怖いです。
「この世の始まりなのか、この世の終わりなのか」、そんな感じの音楽です。
太陽の塔の内部は、「原生類時代」から「哺乳類時代」、さらに言うと未来まであります。
各時代について、係員さんが細かく説明してくれます。
ただ、「今から説明始めますよ~」みたいなこともなく、係員さんのタイミングで話し始めます。
しかも、声がちっちゃい。
なので、ポイントは、説明を聞き逃さないように、係員さんの近くにポジショニングです!
お連れさんと話していると、全く説明が聞こえませんし、周りの人にも迷惑がかかります。
一緒に回っていた2人組のオバちゃんのテンションが高すぎて、係員さんの声がかき消されてしまっていましたので。
太陽の塔の内部観覧は階段がおすすめ!
太陽の塔の内部は、基本的には階段を利用して鑑賞します。
行きはもちろんですが、帰りも階段を利用されることをオススメします。
帰りの階段は、一見ただの非常用の階段のようなんですが、飽きさせない工夫がされています。
万国博覧会当時の写真だったり、今回の内部公開にあたっての完成までの工程などが飾ってあり、最後までしっかり堪能できるようになっています。
太陽の塔の内部にエスカレーターやエレベーターはある?
エスカレーターはありませんが、エレベーターはあります。
ただ、エレベーターの利用は人数制限があるようですので、利用するなら事前に確認しておいた方が良いですね。
ちなみに、乳幼児を抱いての階段利用はNGですので、必然的にエレベーター利用になりますよ。
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太陽の塔の内部公開はいつまでやってるの?
太陽の塔の内部を見られる期間がいつまでなのか?が、どこを見てもハッキリしなかったので、係の人に聞いてみました。
「いつまでという期間は決まっていなくて、常設の予定です、いまのところ」とのことでした。
「 いまのところ」というのが、少し気になりますが、期間が決まっていないなら、慌てて行かなくても良いので安心ですね。
それと、もう1つ気になっていたこと、内部公開の予約が取れないことについても、質問してみました。
これに関しては、係の人も困っていました。
「空いている日を見つけて、予約を取ってもらうしか方法が・・・」とのことです。
最近、太陽の塔の内部公開を予約したのにキャンセルする人も多いようなので、「予約方法を事前決済にするなどして、見直した方が良いのではないのかな?」、と思います。
本当に行きたい人が行けない、というのは残念なことです。
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太陽の塔の見学の予約は電話予約可能?
太陽の塔の内部公開の予約は、公式ホームページからの予約になります。
電話予約は、基本的に団体で行かれるかたの為に準備されているようです。
「でも、パソコンも持っていなくて、携帯やスマホでホームページから予約できない場合、どうするの?」
この場合は、窓口へ問い合わせになります。
- 0120-1970-89
- 06-6155-5601
太陽の塔の内部公開に行ってきた感想!楽しみ方・いつまで?注意点!完全ガイド!のまとめ
今回、初めて太陽の塔の内部を見ましたが、行って良かったと思います。
48年間手つかずで放置されていたため、当時のものを修復して復元したり、新しく作り直したりと、昔のままではありませんが、それでも一見の価値はありました。
太陽の塔以外にも、万博公園内やエキスポシティで遊べるので、、1日過ごす予定にしておいても十分楽しめますよ。
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