鯉のぼりの吊るし飾りの作り方です。
材料は、ふだん工作で余ったものを有効活用しています。
工作をしていると、画用紙や折り紙の中途半端な切れ端が、ぞくぞくと貯まっていきませんか?
どんなに小さな紙切れでも、「こんど使うから」と言ってこどもが取っておくんですよね。
ものを大切にしてくれるのは本当に良いことなのですが、 紙切ればかり集めた箱が、もうパンパンで輪ゴムでとめてる状態です。
余りものの切れ端を使って片付けるべく、 余った画用紙を集めて「吊るしこいのぼり」を作ってみました。
捨てるはずだった画用紙を再利用した、「エコな鯉のぼり製作」です。
余りもので作ったので、ミニミニサイズになったのですが、 かえって可愛らしく仕上がりました。
もちろん通常サイズの画用紙や折り紙でも、同じ手順で作れます。
鯉のぼりの吊るし飾りの手作り工作
【吊るし飾りの完成】
【吊るし飾りの準備(材料)】
- 画用紙や折り紙
- 白い紙(折り紙の裏などでOK)
- ひも
【吊るし飾りの準備(道具)】
- はさみ
- のり
- セロテープ
- マジック
鯉のぼりの吊るし飾りの作り方
【手順① 「こい」をつくる】
・余りものの画用紙を重ねて、同じ大きさの長方形に切ります。
(全部違うサイズだったので、共通サイズを探していたら小さくなりました)
・右端を三角に切り取って、尾びれにします。
(切り取った三角は、あとで使うので捨てないでください)
・白い紙を丸く切ったものを貼り、目を描き込みます。
(この白い紙も、「レースペーパーの吊るし鯉のぼり」を作ったときの余りです)
・マジックで波線を描いたら、「鯉」の完成です!
【手順② 「やぐるま」をつくる】
・何色でもいいので、紙を丸く切ったものを2つ用意します。
・○のうちの一枚にのりを塗ったら、
つくり方①で取っておいた三角の画用紙を、放射線状に貼っていきます。
・もう一枚の○を重ねて貼ったら、「矢車」の完成です!
【手順③ 「かぶと」を折る】
ポピュラーな折り方なので、ご存知の方は飛ばしてください。
鯉の大きさと合わせるために、4分の1サイズに切った折り紙を使いました。
まずは、折り紙を半分に折って三角にしてください。
【以下の手順は、画像つきで紹介します】
・左右の角を、中心線にそって頂点に重ねて折る
・上下を逆さにする
・上側のピラピラした部分を、上方向へ半分に折る
・今折った部分を、今度は下方向へ3分の1くらいに折る
・下に残っている部分の上側を、上方向へ3分の2くらいに折る
・さらにもう一回、上方向へ折る
・下に残っている一枚を、中に入れ込む。
これで「兜」の完成です。
【手順④ パーツを「つなげる」】
・上から、「矢車→兜→鯉」の順番に、裏返して並べます。
・その上からひもを重ねて、セロテープでとめます。
・一番下だけ結び目を作ると、ひもが抜けにくくなりますよ。
表に返したら、「つるし鯉のぼり」の完成です。
マスキングテープと一緒に壁に貼ってみました。
ベビーベッドに飾りたいような雰囲気ですね。
同じようにして窓に飾ってもいいかなと思います。
あまりにも小さいので、子供からは「赤ちゃんのこいのぼり」と名付けられてしまいました。
この調子で、余っている紙も上手に使い切りながら、工作ができるようになるといいなと思います。
ちなみに大きい鯉のぼりの吊るし飾りだと、なかなか良いお値段するんですね。
鯉のぼりの吊るし飾りの作り方!のまとめ
いつもの工作で余った材料を使った、吊るし鯉のぼりの作り方を紹介しました。
鯉のぼりの吊るし飾りだけでなく、色々な種類のこいのぼりを作れば、賑やかになって楽しいですね。
自宅にある材料で作れる工作ばかりですので、良かったら参考にしてみてください。
今回は余った材料で作ったので、ミニサイズの鯉のぼりですが、普通サイズの画用紙や折り紙を使えば、大きなサイズを作ることもできますよ。
こいのぼりのオーナメント、ぜひ作ってみてください。