大阪の通り抜けといえば、造幣局の桜の通り抜けが有名ですが、大阪市にはもう1つ桜の通り抜けがあります。
それは、「柴島浄水場桜並木通り抜け」です。
造幣局の桜の通り抜けと同じように、普段は入れない場所を、大阪市の浄水場が一定期間だけ解放しています。
柴島浄水場の桜並木の通り抜けの基本情報
まず、簡単に柴島浄水場の桜の通り抜けの概要についてご紹介します。
柴島浄水場の桜の通り抜けは、阪急京都線崇禅寺(そうぜんじ)駅から淡路駅間東側線路沿いの約460メートルの道に、160本の桜が咲いていて、毎年綺麗な「桜のトンネル」を楽しむことができます。
柴島の桜のトンネルはこんな感じです。
造幣局ほどの迫力はありませんが、十分綺麗なサクラ景色です。
お昼だけでなく、ライトアップもされますので、日中とは違った雰囲気のなか、夜桜を楽しむこともできますよ。
【柴島浄水場桜並木の通り抜け】
- 期間:2019年3月27日~4月7日
- 時間:9時~21時
- 入場料:無料
- 会場:大阪市東淀川区柴島1-8
- 最寄駅①:阪急京都線「崇禅寺駅」すぐ
- 最寄駅②:柴島(くにじま)駅から徒歩10分
- 大阪市浄水場の桜の通り抜け 基本情報と周辺地図
柴島浄水場のお花見の様子や場所取りについて
では、実際に柴島浄水場のお花見の様子についてご紹介します。
まず、大阪方面のりばの改札を出ます。
駅の改札を出ると、左右どちらにも桜の木が植えられているので、初めての時はどちらに行くか迷ってしまうかもしれません。
通り抜け会場は左ですが、先に右側の桜のエリアを紹介します。
こちらのエリアは、飛鳥町公園の桜並木道です。
浄水場の通り抜けと合わせると約800mのさくら並木になります。
写真のように、チラホラとお花見をしている方がいらっしゃいます。
花見をする場所は、芝生があればどこでもOKです。
飛鳥町公園の桜並木は、通り抜けよりも桜が少ない分、お花見客も少なめです。
ゆっくりと花見をしたい方にはオススメですね。
ただ、お花見のスペースをそれほど広く取ることができません。
そのまま突き進んでいくと、だんだん桜が少なくなってきます。
人もほとんどいません。
そして、最終的に工場に到着します。
工場の方まで進んでも何もないので、引き返して通り抜けエリアに進んでいきます。
右側のさくらエリアの端から崇禅寺駅までの距離は、約300mです。
駅の改札を出たところには、自転車がたくさん止まっています。
本来、ココは駐輪禁止の場所なんですが、たくさんの人が止めています。
警備員の方に、「なぜ、こんなに自転車が止まっているのか?」訪ねてみたところ、「9時より前に止めている人の自転車」だそうです。
通り抜けの開園が9時からですので、その時間以降は警備員の方がいるので、見かけたら注意しているそうです。
ですので、基本的には、このエリアには自転車は止められません。
柴島浄水場桜並木の入り口です。
バーベーキューは禁止されています。
入口から奥の方まで、綺麗な桜が満開です。
通り抜けエリアのお花見スペースです。
ピンクに染まったさくらの下で、お弁当を広げてお花見をしている方が、平日でも割といらっしゃいます。
あちこちにスペースがあるので、花見の場所は取りやすいと思います。
ただ、以前日曜日に行った時は、かなり混雑していましたので、土日は早めに場所を取った方が良いかもしれません。
阪急電車がすぐ横を通っているので、電車からも桜を楽しむことができる場所なんです。
こちらのエリアには、トイレも設置されています。
簡易トイレが2台と、常設のトイレが3ヶ所です。
ゴミ箱もかなり細かく分けられています。
ただ、ゴミ箱の数はそれほど多くないので、すぐにいっぱいになってしまうと思います。
色々散策していて、何か足りないものがあります。
足りないもの、それは・・・屋台です。
そうなんです!柴島浄水場の桜の通り抜けには、出店が並んでいる光景はありません。
屋台は、桜の通り抜けの入り口のすぐ前に2店舗出店があるのみなんです。
⇒屋台の出店場所や時間などは、コチラの柴島浄水場の桜の開花状況!屋台の出店や花見の混雑も紹介!体験レポートで紹介しています。
ですので、シートだけ持っていって、屋台で食料を調達するには少し物足りないので、周辺のお店についてご紹介します。
崇禅寺駅周辺のスーパーやコンビニ情報!
崇禅寺駅を利用する場合、近くに「ライフ」と「ローソン」があります。
ライフもローソンも、通り抜けと反対側の踏切を渡った道路沿いにあります。
駅の改札でいうと、西改札口(京都(河原町)・淡路・北千里方面)です。
ローソンは駅を出て左に100mほど歩いたところ、 ライフは駅を出て右に200mほど歩いたところにあります。
あと、駅の改札を出て目の前に、リーズナブルで美味しそうなパン屋さんがありました。
崇禅寺駅周辺で、食べ物や飲み物を購入できるのは、この3ヶ所くらいだと思います。
「ライフ」で、おにぎりやお弁当を買っているお花見客も多かったです。
もし、柴島駅を利用する場合は、ほとんど周りに何もありません。
唯一あるのが、駅を降りてすぐのところにあるデイリーヤマザキくらいです。
周囲にあまりお店がない為、食べ物や飲み物の買い出しが面倒なので、ある程度しっかり買ってからお花見に向かった方が良いと思います。
周辺エリアは、のちほど地図で場所を紹介しています。
柴島浄水場の駐車場情報!
車で行かれる場合は、周辺にあまり駐車場がありませんので、少し大変かもしれません。
平日は、そこまで混雑することもないと思いますが、土日は駐車場が満車の可能性もあります。
いくつか周辺の駐車場を紹介しますので、参考にしてください。
駐車場 | 料金 | 収容台数 |
イクスパーキング崇禅寺第2住宅駐車場 | 60分/200円 24時間最大800円 | 6台 |
淀川キリスト教病院駐車場 | 最初の60分/400円 以降 30分/200円 | 209台 |
タイムズ柴島 | 40分/20円 8時~20時最大900円 | 11台 |
スペース柴島第一 | 45分/200円 24時間最大1,200円 | 6台 |
淡路パーキング | 60分/100円 24時間最大700円 | 4台 |
柴島浄水場桜並木の通り抜けでお花見!スーパーや駐車場も紹介!のまとめ
大阪市の隠れた桜の名所、柴島浄水場の桜についてご紹介しました。
普段は入ることのできない浄水場施設の中でのお花見は特別感が味わえます。
開催期間が3月下旬から4月上旬と長くありませんが、お昼の桜だけでなく、ライトアップされた夜桜も楽しめるので、お弁当を持ってお出掛けしてみてはいかがでしょうか?
⇒柴島浄水場の桜の開花状況!屋台の出店や花見の混雑も紹介!体験レポート
⇒阪急電車で行けるお花見スポット!夙川公園の桜のトンネルは絶景!