ハロウィンの仮装をホラーテイストで仕上げたい!
そんな時にかかせないのが、血のりですよね。
衣装や顔につけたりと、用途は様々ですが、血のりといっても用途によっても作り方や付け方が色々あります。
そこで、血のりを服や顔へ上手な付け方や、簡単な血糊の作り方をご紹介します。
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ハロウィンで血糊を服に上手につけるやり方
ハロウィンに血のりを使った衣装やメイクをする人って増えてきましたよね。
ゾンビやナースなど、血のりを使った仮装は様々です。
かなり本格的な人から、ライトな感じの人もいますが、今回はライトな感じのやり方を紹介していきます。
まず、血のりを服につけるやり方からです。
血のりを服へつける方法
血のりを服へつけるやり方は、4パターンあります。
◆血のりを服へ垂らす
傷口からじわっと滲んだようにするには、付けたい場所に血のりをそのまま垂らすやり方が効果的です。
◆服に血のりをスプレーで吹きつける
返り血を浴びたようにするには、スプレーで何ヵ所か吹きつけましょう。
◆血のりを服に絵筆で飛ばす
衣装に血のりを、絵筆で弾くようにして飛ばすと、よりリアルになります。
血のりをスプレーで吹きつけるやり方と併用すると、リアルさがupします。
◆手形をつける
血のりを手に取ってからベタベタと手形を付けると、ゾンビや何かに追われている感じが出ます。
服に、子供の手形が無数に付いているっていうのも、怖さを演出できるので良いと思います。
設定を決めると衣装が作りやすくなる
ゾンビになった設定や、どうして血が出ているかなどの設定を決めると、衣装のどこに何をしようか、というのが具体的に決まりやすいと思います。
映画でもそうですが、ゾンビっていきなりなるのではなく、”ある日他のゾンビに襲われてゾンビ化”しますよね。
例えば、たくさんのゾンビに襲われたので、手形や傷跡がたくさんついている。恋人に突然襲われた、などの設定を決めると衣装作りがより楽しくなりますよ。
血のりを使う際の衣装だと、ハロウィンでよく使われるのが、ナース服・Tシャツ・ワイシャツ・制服などが多いですね。
血のりを服につける作業はお風呂場がオススメ!
血のりを使うなら、その中でも「白い衣装に赤い血のり」が効果的です。
ダイソーに売っている、黒や緑の血のりを使うと、ゾンビの体液っぽくなりますよ。
血のりを服に付ける時は、床や作業中の服に付いて面倒な事にならないよう「お風呂場」での作業を推奨します。
汚れても良い服か、お風呂に入るついでに作業するかですね。
あと、お風呂場の目地に血のりが染み込んでしまうと、取るのが結構面倒くさいです。
なので、ゴミ袋を敷いて作業をした方が良いですよ。
肌が弱い人はゴム手袋やマスクも装着された方が安全です。
他人や服への色移りが心配な場合は、衣装の上から「防水スプレー」をふっておくと効果的です。
ハロウィンで血糊を顔に上手につけるやり方
では、次に血のりを顔につけるやり方について紹介します。
まず、準備するものは5点です。
もし、家になければ100均で全て揃いますよ。
- 血のり
- 濃いめのブラウンのシャドウ(色み重視なので、アイシャドウでも眉用でも可です)
- つけまつげ用ののり
- ティッシュ
- 爪楊枝
血のりメイクのパターンは4つあります。
囚人(顔色を悪く見せるだけなので初心者向け)
①シャドウを上下のまぶた全体に塗る
・目頭(鼻側)は濃く、目尻(耳側)は薄めに塗る
・上下とも目元は濃く、上下それぞれ外側に向かってだんだんぼかすように薄く塗る
②頬骨に沿って(こめかみから口の端まで)シャドウを塗ります
③口の片側から顎にかけて血のりを垂らすように塗れば完成です
頬に切り傷1
①爪楊枝を使って、線を引くように血のりを塗ります
②その線の1~2ヶ所から、血のりを垂らすように塗ります
③口の片側から顎にかけて血のりを垂らすように塗れば完成です
頬に切り傷2
①シャドウを切り傷より一回り広めの範囲に塗ります
細めの楕円形になるように塗る
②つけまつげ用ののりで傷口を作ります
①の中心に太目の線を引くように
③ティッシュを薄く裂いたものをのりの上に重ねて貼り付けます
ティッシュの繊維による凸凹が、皮膚のめくれた感じに見える
④ティッシュを赤く塗って切り傷の完成です
⑤口の片側から顎にかけて血のりを垂らすように塗れば完成です
返り血
①衣装を着た後、スプレーで顔に噴き付けます
襟元部分の衣装と肌にまたがるように噴き付けると一体感が出てリアルに
②口の片側から顎にかけて血のりを垂らすように塗れば完成です
他人や服への色移りが心配な場合は、血のりメイクの上から「アイブロウコート」を塗っておくと良いですよ。
ダイソーの商品(エバビレーナ アイブローコート)が昔から人気ですね。
ハロウィンの血糊の簡単な作り方
ハロウィンに使う血糊は100均のものを使うか、簡単な手作りでできる血糊がオススメです。
100均と手作りだと、どんなメリット・デメリットがあるのでしょうか?
ハロウィンの100均の血糊
まず、何といっても作る手間が省けるので簡単という事ですよね。
さらに、今は100均の商品は、どんどん進化しているので良いものもたくさんあります。
商品を販売するにあたって、企業がテストをしたものなので、最低基準の安全面もクリアしていると思いますので、下手に手作りするよりも安心かもしれませんね。
ダイソーだと赤・黒・緑の3色展開でスプレータイプもあるので、便利ですね。
初心者の人であれば、慣れない手作りをするよりも、低コストで手軽に用意した方が楽しいですね。
ただ、100均グッズじゃ物足りないという方は、色みや粘度をカスタマイズできるので、血糊を手作りした方が良いですね。
ハロウィンの血糊の簡単な作り方3選
◆水糊+赤と黒の絵の具で作る
必要な物は3つだけで、全部100均で揃います。
一番簡単で用意しやすい作り方です。
①小皿に水糊を出して、赤い絵の具を混ぜます
②黒い絵の具を少しずつ足して、リアルな血の色にしていきます
※色味や粘度はお好みで調整してください。
◆小麦粉or片栗粉+赤と緑の食用色素(食紅)
糊を顔につけるのに抵抗がある人はこちらが良いです。
①小麦粉or片栗粉を水で溶いて、塗りやすい状態にします
②赤い食用色素を混ぜます
③緑の食用色素を混ぜて、リアルな血の色にしていきます
◆チョコレート+赤の食用色素(=食紅)
子供の口周りに使うなら、これが安心素材です。
安心な血のりですね。
ただし、チョコレートなので熱に弱かったり、子供がペロペロしてる間になくなっちゃう、っていう弱点があります。
①チョコレートを湯せんにかけます
②食用色素を足して色みを調節していきます
※板チョコを湯せんするより、デコレーション用のチョコペンを湯せんで溶かして使った方がラクだと思います。
ハロウィンで血糊を服や顔へ上手につけるやり方まとめ
ハロウィンで血のりを服や顔へ上手につけるやり方と、血糊の簡単な作り方について紹介しました。
洋服や衣装に付けた血のりは、落ちないものと考えておいた方が良いですよ。
汚れてもいい服で楽しんでくださいね。