伏見稲荷大社の大晦日の年越し初詣は、毎年かなりの行列が出来ています。
それもそのはず、「おいなりさん」として親しまれている京都の伏見稲荷大社は、関西1位の参拝客数を誇る初詣スポットです。
全国ランキングでもトップ3に入るほど人気で、毎年お正月3日間で250万人以上の人出がある神社なんです。
ただ、この混雑は1月1日からではなく、大晦日の夜から始まります。
カウントダウン年越しの為に、伏見稲荷大社は毎年ものすごいことになっています。
大晦日の夜から元旦にかけての、伏見稲荷大社の混雑状況をご紹介します。
時間に余裕を持って行かれるのが吉ですよ。
伏見稲荷大社の大晦日の混雑状況
大晦日に伏見稲荷大社に行かれる場合は、早めに到着しておいた方が良いと思います。
というのも、ギリギリの時間だと、神社の外で「あけましておめでとうございます」と言わないといけない可能性もあるんです。
伏見稲荷大社は、大晦日の12月31日はものすごい数の人が押し寄せます。
深夜に、よくこれだけの人が集まるもんだなと驚くほどの人数です。
元日の1月1日より、大晦日の方が混雑しているといわれるくらいですので、それだけ短い時間の間に密集するんですね。
特に、新年を迎える前は神社の参道に、かなりの行列が出来ています。
まず「稲荷駅」を出ると、目の前の大きな鳥居とともに、行列が目に入ってきます。
みなさん、年越し初詣が目的ですので、当然ですが年が明けるまで列はほぼ動かないです。
なので、到着時間が遅いと”神社を遠くに眺めながら”の年越しになりますよ。
お正月三が日と違って、大晦日の初詣は”お祭り”のような雰囲気もあるので、「雰囲気が味わえれば良い」と言う場合は、特に時間を気にされる必要はないと思います。
ただ、せっかく行くのだったら”前の方に並んで新年を迎えたい”という場合は、かなり早くから行かないと無理だと思います。
本気の人は、3時間前から並んでいる方もいるそうです。
早く行く場合でも、ギリギリの時間に行く場合でも、防寒対策はしっかり行っていった方が良いですね。
参拝するのに2時間くらい必要な場合もありますので、人の熱気で暖かいとはいえ、大晦日の夜なので基本的には寒いと思います。
ちなみに、大晦日から年始にかけての初詣は、例年12月31日の23時頃~翌3時頃か4時頃までは、かなりの人出で賑わっているようです。
伏見稲荷大社の地図と詳細[楽天たびノート]
伏見稲荷大社の初詣の屋台の時間
伏見稲荷大社には多くの屋台が、参道や境内に出店しています。
屋台は、大晦日から元日にかけては、12月31日の夜から1月1日の夜まで営業している店がほとんどです。
お正月三が日が終わっても、伏見稲荷大社は神事がたくさんありますので、その後も営業をしているお店が多いようです。
※1月2日以降は10時頃~22時頃まで営業
たくさんの種類の屋台が並んでいるのですが、伏見稲荷大社の屋台の名物といえば「うずらの丸焼き」と「すずめの焼鳥」ではないでしょうか。
名前の通り丸焼きにしているので、見た感じがちょっとアレなので、苦手な人は食べられないと思います。
あとは、前田のベビーカステラや、たい焼きパフェなども人気ですね。
せっかくお稲荷さんに行くので、「きつねうどん」と「稲荷寿司」の組み合わせも良いかもしれませんね。
伏見稲荷大社の大晦日の駐車場
伏見稲荷大社には無料の駐車場が併設されています。
普段は、この駐車場が利用できるのですが、お正月の時は利用できないようになります。
22時から交通規制が始まりますので、利用できなくなるようです。
ですので、車で行く場合は、少し離れた駅に車を止めて電車で移動した方が良いですね。
駅に車を止めて電車で向かう場合は、伏見稲荷大社に車で行く場合の注意点を参考にしてください。
伏見稲荷大社に初詣の時の電車の時間は?
少し離れた駅に車を止めて伏見稲荷大社に向かう場合、帰りは深夜なので電車が心配ですよね。
でも、大丈夫です。
初詣の時は、臨時列車が運行されますので、問題ありません。
伏見稲荷大社へ電車でのアクセスは「JR」と「京阪」の2つの路線があります。
【JR】
・JR奈良線「稲荷駅」下車 徒歩すぐ
稲荷駅の改札を出ると、目の前に伏見稲荷大社があります。
駅からすぐなので、アクセスが非常に良いです。
終電終了後は、臨時列車が運行します。
・京都駅~城陽駅の間は、約30分間隔で運行
・城陽駅~奈良駅の間は、約60分間隔で運行
※臨時列車の運行時間は2016年発表のスケジュールですので、変更があるかもしれません。
【京阪】
・京阪電鉄「伏見稲荷駅」下車 徒歩約5分
京阪電車も終電終了後は、臨時列車の運行があります。
・京阪本線は、約20分~30分間隔で運行
※臨時列車の運行時間は2016年発表のスケジュールですので、変更があるかもしれません。
毎年、終電終了後の夜間運行がありますので、今年に限ってなくなるなんてことはないと思います。
伏見稲荷大社の千本鳥居
伏見稲荷大社に行かれるのであれば、千本鳥居に寄ってみてはいかがでしょうか?
朱色に染められた鳥居が延々に続く道が、夜の光に照らされて雰囲気があります。
千本鳥居といっても、実際何本あるのかはハッキリしていないそうです。
千本とは元々「たくさん」という意味で使われていたようです。
千本鳥居を抜けた先に「奥社奉拝所」があり、その付近に「おもかる石」という変わった名前の石があります。
「重いのか?軽いのか?」わかりにくい石ですが、この石を持ち上げる前にお願いごとをして、持ち上げた時に感じた重さが予想していたより軽ければ、願いごとが成就するとされています。
反対に、予想より重く感じた場合は、願いごとが叶わないということです。
なので、持ち上げる時は、かなり重いイメージをしていた方が良いかもしれませんね。
「おもかる石」は人気スポットですので、列が出来ていることもありますよ。
伏見稲荷大社の大晦日の初詣 まとめ
大晦日の伏見稲荷大社は、毎年多くの参拝客で賑わっています。
早い人であれば、新年を迎える3時間前には並んでいるそうですので、本殿に近い場所での年越しは、かなり難しいかもしれません。
本殿を遠くに眺めながら年越しを迎えずに済むように、時間に余裕を持って行かれた方が良いですね。