お母さん同士で話しているときに、「子供の歯磨きに苦労している」という話題になりました。
まだ小さいお子さんだと、
- 歯ブラシを口に入れさせてくれない
- 泣くばっかりで歯磨きが進まない
- 泣かないうちに早く終わらせようとして、しっかり磨いてあげられない
子供が自分で磨くようになってからは、
- 短時間で終わらせてしまう
- 仕上げ磨きをさせてくれない
- そもそも歯磨きから逃げる
悩みの内容はどこも同じような感もので、みんなで「あるある!」「うちも!」と盛り上がりました。
うちの場合は、やっと自分で磨けるようになったと思いきや、簡単に磨いただけで終わったり、同じところばかり磨いていたりで・・・
なのに仕上げ磨きからは逃げるので、「磨き残しが心配」な状態でした。
ですがこの悩みは、「はみがきの後のごほうび」で解決できました。
歯磨き習慣をつけさせるために、我が家が「実際に試した方法5つ」と「その効果」をご紹介したいと思います。
子供の年齢などによって具体的な悩みが違ってくると思いますが、同じように悩むお父さん・お母さんにとって、少しでも参考になったら嬉しいです。
仕上げ磨きをさせてくれない子供に試したおすすめの方法5選!
【しっかり歯磨きできるように工夫したポイント】
①子供が歯磨きしたことをやたらと褒める
「えっ?今日も自分で歯磨きできてるの?すごーい!」
「わぁ!昨日より長く磨けてるね!えらーい!」
など、ささいな事から褒め続ける作戦です。
誉め言葉がマンネリ化しないように頑張りました。
この作戦は、本人がその気になってくれた時には効果的なのですが、そもそも歯磨き自体をイヤがる日には使えませんでした。
②お気に入りの人形やぬいぐるみと一緒に盛り上げる
ぬいぐるみにも歯ブラシを持たせて、「一緒に歯磨きしよう!」と誘ったり、「歯みがきのしかたが分からないから教えて」と頼ってみたり、色々なシチュエーションで攻めました。
残念ながら、ご機嫌ナナメな時は拒否されます。
口がパカッと開くパペットを使って、「奥歯のみがき方が分からないんだけど、教えて」という作戦が一番使えました。
得意げにやって見せてくれます。
口がパカッと開く人形は、紙コップでも簡単に作れますよ。
③歯磨き粉や歯磨きジェルを選ばせる
味や使い心地など、子供なりに好みがあると思います。
自分磨きできる年齢にもなれば、その好みもはっきりしてきますよね。
最近はドラッグストアやスーパーでも、子供用の品揃えが豊富です。
子供と一緒に買いに行って、「歯磨きが楽しくなりそうなのはどれかな?」と選んでもらいました。
成分にこだわると、本当はネットでじっくり選びたいところではありますが、「自分で選んだもの」を使うというところがポイントかなと思って、近所のドラッグストアで購入しました。
しかも、ちょっと贅沢して2種類の歯磨き粉を常備するようにしています。
「今日はどっちにしようかな~?」と、歯磨きタイムを少し楽しんでくれるようになりました。
④youtubeなどの動画を見せる
はみがき関連の歌や動画は、昔からたくさんありますよね。
うちの子達は、「東京ハイジ」の『はみがきのうた』がいちばんのお気に入りです。
「はみがきをすると、バイキンが逃げていく」「虫歯になったらおやつが食べられない」という事が、ビジュアルですんなりと理解できたみたいです。
この歌を歌いながら歯ブラシを渡すと、おふざけの延長のようなノリで、やってくれるようになりました。
歌いながら近づくことで、親が自然と笑顔になっている事もいいんじゃないかなと思っています。
⑤歯磨きの後のご褒美を用意する
ご褒美に用意したのは「むしばいばい」というタブレットで、最終的に「これが一番効果があった」気がします。
今までの努力もあっての、これ。と思いたいですが、本当に効果てきめんでした。
夫婦で「早く知りたかった!」と感じた逸品です。
子供が歯磨きを楽しく
子供の歯磨きに、我が家でいちばん効果があったのが「むしばいばい」ですが、コチラは簡単に言うと、「歯磨きした後になめるタブレット」です。
なんでも、「BLIS M18」という非常に小さな善玉菌が、歯ブラシでは届きにくいところまでケアしてくれるんだそうです。
さらにキシリトール配合で、ノンシュガー、そしていちご味!
難しいことはよく分からないのですが、「イチゴ味のお菓子」なのに、「子供の口内環境を守ってくれる」ということですね。
朝と夜、歯磨きした後に1粒なめるだけで、虫歯予防になるという優れものです。
「ご褒美で釣ってるみたいで何だかなぁ…」と少し抵抗があったのですが、磨き残しの心配が減るだけでも、と始めてみました。
歯磨きしたら「むしばいばい」が習慣に!
歯磨きしたら、むしばいばい。
「はみがきしたのに、食べてもいいの?」というのが、子供の最初の感想です。
特に夜の歯磨きの後は特別感があるようで、「寝る前だけど、これは食べていいんだよね~」と喜んでいます。
大好きなイチゴ味なので、喜んで舐めてくれます。
仕上げ磨きがいらなくなっただけでも有り難かったのですが、嬉しかったのが、「すすんで歯磨きする」ようになってくれたこと。
歯磨きをした後に、言葉だけでなく目に見える「ご褒美」があるというのは大きいのかもしれませんね。
付録で付いてくるシール表も楽しみになっているようで、毎回コツコツと、磨いて ⇒ 舐めて ⇒ 貼っています。
子供が飽きるまでは、しばらく続けてみようと思っています。
【むしばいばい公式サイト】
【おしまい】
子供にちゃんと歯磨きをしてほしくて、宥めたり・叱ったり・掴まえたり・説得したり・・・大人の方だって疲れますよね。
時間や気持ちに余裕がないときには、わりとストレスだったりします。
『「はみがきのうた」を見せてむしばいばい』、を試してみてください。
もしかすると、お子さんに向いている解決策かもしれません。
もし、「むしばいばい」がお子さんに合わない場合は、1回きりでやめることもできますよ。
子供たちが、虫歯と無縁な人生を送れますように!