お祭の屋台の前を通っていると、なぜか夏目漱石がたくさん飛んでいきます。
ヘタすると諭吉まで…
ついテンションが上がり、財布の紐がゆるくなっちゃうんですね。
岸和田だんじり祭には、諭吉や漱石を奪うべく、多くの屋台が出店されています。
だんじり祭の日はお休みのお店も多いですし、営業していてもほとんどのお店が混雑しています。
屋台でご飯を済ませる事も多いので、たくさんの露店が出店されているのは心強いです。
ただ、そうは言っても「どこかでゆっくり休憩しながら食事がしたい」という方の為に、岸和田だんじり祭周辺で食事や休憩できる場所も紹介します。
岸和田だんじり祭の屋台の場所は?
岸和田だんじり祭は、別名「カニ祭」とも呼ばれています。
なぜ、カニ祭と呼ばれているのかというと
岸和田では、だんじり祭の時に地元の方がお客さんを呼んで見物してもらうので、その時にワタリガニを振舞ってご馳走する風習から「カニ祭」とも呼ばれています。
他にも「かんとだき(おでん)」などを郷土料理として振舞うそうです。
だんじり祭の屋台に、カニが出ているかどうかはわかりませんが、とにかくたくさんの露店があります。
ハッキリと何店舗出店しているかは公表されていませんが、2016年に消防庁が岸和田だんじり祭に出店している”火気を使用する露店商”に対して調査を行いました。
その時の数が292件だったので、少なくとも300は屋台があるのではないかと思います。
300店舗もあれば、買うものや飲み物には困らないですね。
屋台はいろんな場所に出店されていますが、一番多いのが「岸和田駅南~らんかん橋」に歩いていく道です。
地図上にラインを引いている場所になります。
この場所は歩道の幅が広いので、ゆっくり歩きながら、だんじりを楽しむことも出来ます。
なので、だんじりも屋台も楽しみたいという人には、もってこいの場所だと思います。
たくさんの露店があるので、歩いていたら、どこかしらでは屋台を見つけることが出来ますよ。
たくさんの屋台があると、いつも「何か変った屋台はないかなぁ」と探してしまいます。
今年は見ていないですが、以前「ドンペリ」を売っている屋台に遭遇しました!
”屋台でドンペリ”衝撃でした!
屋台ならではの、ちょっと変ったグルメや趣向を凝らしたお店に出会えるというのも、屋台の魅力ですね。
あと、露店とは違いますが、浪切ホールで「城下町フェア」というのも開催されます。
岸和田の観光や食や文化をPRするイベントですので、時間があれば立ち寄ってみてはいかがでしょうか?
岸和田だんじり祭当日は食事できるお店はある?
だんじり祭の時は、休業しているお店が多いので食事する場所に困ります。
基本的には、食べ物は買って持っていくか露店を利用するのが良いかと思います。
ただ、ずっと外にいると暑いし疲れるので、お店でゆっくり落ち着いて食事をしたいですよね。
そんな時は、岸和田だんじり祭の日でも営業している、こんなお店はどうでしょうか?
■がんこ 岸和田五風荘・住所:大阪府岸和田市岸城町18-1
・営業時間
月~金 11:00~15:30/17:00~22:00(L.O.21:00)
土日祝 11:00~22:00(L.O.21:00)
・電話番号:072-438-1162
よくあるガンコの店舗とは違う印象を受けます。
メニューが違うわけではないのですが、格式のあるかなり立派な建物です。
岸和田駅から徒歩10分程度です
がんこ五風荘 ⇒閉店しました
■しゃぶ菜 岸和田南店
・住所:大阪府岸和田市南町18-12
・営業時間(ランチ)
平 日 11:00~16:00
土日祝 11:00~16:00
・営業時間(ディナー)
平 日 16:00~24:00(ご入店ストップ23:00)
土日祝 16:00~24:00(ご入店ストップ23:00)
・電話番号:072-430-2077
しゃぶしゃぶの食べ放題のお店です。
岸和田駅から徒歩20分程度です。
だんじり祭当日は、混雑するかもしれないので予約しておいた方が良いかもしれないですね。
岸和田だんじり祭の穴場の休憩所
「疲れているし、10分も20分も歩きたくないなぁ」、でも「涼しい所でゆっくりしたい」という方であれば、 ”岸和田だんじり会館”か”岸和田カンカンベイサイドモール”がゆっくりできますよ。
岸和田だんじり会館は、その名の通り、だんじりの資料や映像など、だんじりについて紹介している施設です。
資料や映像を見るのは有料ですが、1階のコミュニティホールであれば無料で入れます。
岸和田カンカンベイサイドモールには、飲食店やフードコートもあるので、涼しい場所で休憩できますよ。
ただ、お昼の時間帯などは、かなり混雑していると思います。
1階にラムーというスーパーが入っているのですが、初めて行った時は値段の安さにびっくりしました!
お時間があれば、ぜひ覗いてみてください。
カンカン場というのは、岸和田カンカンベイサイドモールがあるからカンカン場なんだと、勝手に思っていましたが、どうやら違うようです。
昔ここに(現在カンカン場と呼ばれている場所)港があったそうです。
港で船荷を量るときに、カンカンという重さを量るものを使っていたので「カンカン場」という地名になったそうです。
岸和田だんじり祭の屋台や食事のまとめ
屋台が最も多く出店しているのは「岸和田駅南~らんかん橋」に向かって歩いていく道です。
混雑を避けて、だんじりを見物しながら屋台を楽しむのもよいですね。
岸和田だんじり祭には、宵宮と本宮があるので、どちらに行けば良いのか?何が違うのか?など迷われた場合は、こちらを参考にしてください。
だんじりを曳いている方達が休憩に入る時間帯に、お昼ご飯や休憩に行かれる見物客の方は多いと思います。
時間が重なってしまうとどうしても混雑するので、時間をズラすか予約をしておくなどの対策をしておいた方が良いと思います。
あと、だんじり祭りに車で行く場合は、駐車場がかなり混雑します。
臨時の駐車場などもあるのですが、すぐに埋まってしまい、車で行く場合は駐車場に頭を悩まされます。
お昼ご飯と駐車場は対策が必要ですね。