関西電力の新しいプラン「なっトクパック」について紹介します。
「電気とガスをガッチャンコ」というCMもやっていますが、「安くなるんだろうなぁ」くらいで、ちょっとわかりにくいですよね。
そこで、なっトクパックに変更した場合のメリットやデメリット、手続き方法や注意点などについて確認していきましょう。
なっトクパックがどれくらい安くなるのか?と、我が家の電気代が10%安くなった方法も一緒にご紹介しますね。
チェック!まとめちゃダメ|大阪ガスと関西電力でまとめるよりもっと安くする方法!
関西電力のなっトクパックとは?
関西電力のなっトクパックは、関西電力で「電気」+「ガス」を契約することが前提のプランです。
今までは、関西電力の関電ガスを契約すれば、大阪ガスの一般料金と比べて、ガス代が毎月12%程度安くなる「なっとくプラン」のみでした。(関西電力の電気とセット契約の場合)
関電ガスに関しては、すでに変更されている方もいるとは思います。
関電ガスの仕組みってどうなっているの?という方は、こちらの関電ガスまとめ 大阪ガスとの比較やメリットとデメリット全てが分かるを参考にしてください。
今回、新しく始まった「なっトクパック」は、「なっトクでんき」と「なっトクプラン」を組み合わせたものです。
「なっトクプラン」が関電ガスですね。
「なっトクパック」で新しく追加されたプランは、電気の割引プラン「なっトクでんき」です。
なっトクでんき・なっトクパックついて、わかりやすく説明していきます。
- 関西電力のなっトクでんきよりもお得なLooopでんき!どれくらい安くなるかを比較してみた!
関西電力のなっトクでんき(なっトクパック)の仕組みとは?
毎月の光熱費が安くなるに越したことはありませんが、契約変更をする前にメリット・デメリットは知っておきたいですよね。
・今と変わることはないのだろうか?
・あとあと面倒なことにならないのだろうか?
などなど、デメリットに関しては、こちらから積極的に聞かないと教えてくれない場合もあります。
「なっトクでんき」に変更するにあたって、確認しておきたいのは以下のことについてです。
- どんな人が対象?
- 契約期間について
- 解約金について
- デメリットについて
- 手続きについて
関西電力のなっトクでんきはどんな人が対象?
なっトクでんきは、現在関西電力で「従量電灯A」というプランを契約している場合は、毎月の電気代が必ず安くなるプランです。
一般家庭の場合は、ほとんどが従量電灯Aです。
個人経営のお店や飲食店でも、従量電灯Aで契約していることも多いです。
ご自宅の電気の契約プランは、関西電力の検針票か、webサービスの「はぴeみる電」で確認できます。
なっトクでんきに契約変更する為には、関電ガスのなっトクプランを利用していることも条件になります。
つまり、「なっトクでんきに切り替え=なっトクパックに切り替え(電気もガスも関電で契約)」のような感じです。
なっトクパックの契約期間について
いわゆる契約縛りというものです。
携帯電話やインターネットでも2年契約などありますよね。
「なっトクパック」の契約期間は、1年間です。
1年の契約期間終了後は、「解約します」と言わない限りは自動更新になります。
なっトクパックの解約金について
なっトクパックを途中で契約変更した場合の解約金は不要です。
契約期間は1年間ありますが、解約金が不要なので、実質いつ辞めても違約金が発生しない仕組みです。
なっトクパックのデメリットについて
なっトクパックのデメリットは、料金面では特にありません。
従量電灯Aのプランを利用している限りは、必ず安くなるプランですので。
料金面ではデメリットはありませんが、支払方法や、毎月の使用料や利用料金の確認が、少し面倒になります。
まず支払方法に関してですが、 基本的に「口座引落し」もしくは「カード払い」になります。
これは、関電ガス(なっトクプラン)に変更する際も同じなのですが、コンビニ払いの振込用紙を希望の場合は【216円/毎月】が必要です。
現在、関西電力の支払いを口座引落しで行っている場合、口座割引で毎月50円割引がありますが、なっトクパックになると、 口座割引がなくなるので注意してください。
あと、電気の使用量や利用料金の検針票が届かなくなります。
毎月の検針票の発行を希望の場合は、なっトクでんきに変更する際に「電気の検針票の発行をお願いします」と伝えておく必要があります。
電気の検針票は、しばらくは無料対応のようですが、将来的には【108円/毎月】必要になるそうです。
関電ガスに変更した時などに「はぴeみる電」に登録している場合は、そもそも届いていませんので、今と変わりません。
なっトクでんきの手続きについて
現在、自宅の契約が、電気は「従量電灯A」、ガスが関電ガス「なっトクプラン」の場合でも、なっトクでんきへの契約変更手続きは必要です。
自動的に切り替えてくれたらありがたいのですが、安くなる手続きは自分でしないと、どこの会社も安くしてくれません。
手続きは簡単で、インターネットや電話でもどちらでも変更可能です。
関西電力のなっトクパックのメリットは?どれくらい安くなるの?
従量電灯Aからなっトクでんきに変更した場合、電気料金が「約3%」安くなります。
毎月の電気料金の使用料が多いほど安くなりますが、目安は3%程度です。
毎月の電気代が10,000円だったら、300円の割引ですね。
電気使用量 | 単位 | 料金単価 従量電灯A | 料金単価 なっトクでんき |
最低料金 最初の15kwhまで | 1契約 | 327.65 | 272.65 |
15kwh~120kwh | 1kwh | 19.76 | 19.75 |
120kwh~300kwh | 1kwh | 26.19 | 24.22 |
300kwh~ | 1kwh | 29.94 | 28.54 |
※料金単価は税込料金
表にあるように、1契約ごとの最低料金や1Kwhの単価が安いので、従量電灯Aと比べると安くなる仕組みです。
なので、従量電灯Aのままの契約にしたままだと損をしてしまいますね。
でも、なっトクパック(なっトクでんき)にするよりも、もっと光熱費を安くする方法があります。
毎月の光熱費を安くする方法
電気代とガス代を安くする手続きは、2パターンあります。
①光熱費を安くする手続きで、料金の管理がラク(関西電力は電気とガスは別請求)になるのは、電気とガスを「大阪ガス」or「関西電力」でまとめる事です。(割引額は少なめです)
②今まで通り、「ガス」と「電気」の契約を分けた方がお安くなる場合も多いです。
特に電気料金は、会社によって単価が違いますので、料金も大きく違ってきます。
「ガスは関電ガス」、「電気は新電力会社」という形です。
今のところ色々見ている中で、新電力会社で最も安いのは「LOOOP(ループ)でんき」だと思います。
追記:我が家の電気代は、関西電力からLooopでんきに切り替えて10%程安くなりました!
なんといっても、電気料金の契約の常識を覆す基本料金0円が凄いと思います。
あと、新電力会社としては稀なケースですが、解約の際の違約金が不要な点も大きいですね。
関西電力とLooopでんきだと、電気の単価がかなり違いますので、一度Looopでんきと比較されても良いと思いますよ。
関西電力より10%も電気代が安くなるって本当!?
関西電力のなっトクパックとは?デメリットとメリットや注意点!のまとめ
電気料金やガス料金は、毎月必ずかかる費用ですので、安くなるのはありがたいことですね。
ただ、自動的に安くなるわけではありませんので、手続きが必要です。
現在、関西電力の電気を使っていて、ガスも関電ガスを利用している場合は、「なっトクパック」に変更した方が良いですね。
⇒⇒関電ガスまとめ 大阪ガスとの比較やメリットとデメリット全てが分かる
ただし、「ガスと電気の契約が別々でも面倒でない」という場合は、「ガスは関西電力」、「電気は新電力会社」にした方がお得になることが多いですよ。
⇒大阪ガスの電気とLooopでんきを比較!関西電力から切り替えるならどっちが良い?
契約を変更する場合は、現在の料金やプランを確認したうえで行うようにしてくださいね。
⇒家計の強い味方!Looopでんきの評判と評価|乗り換えるメリットやデメリットと注意点!