山口県に観光に行った際に、ランチで道の駅萩往還に立ち寄りました。
萩往還は名前こそ道の駅ですが、通常の道の駅とは違いちょっとしたテーマパークのようでした。
秋吉台や秋芳洞から一般道で車で30分~40分の距離にあるので、秋芳洞と秋吉台観光のついでに立ち寄るのにも便利です。
地元の牛肉を使ったグルメもあり、維新志士たちにも会える道の駅萩往還についてご紹介します。
道の駅萩往還にある銅像は誰?
山口県萩市といえば幕末の長州藩ですが、高杉晋作や桂小五郎などでも有名な場所です。
駐車場に車を止めて、まず目に入ってくるのが立派な銅像です。
道の駅萩往還には維新志士たちの銅像が建っていて、全部で10体あります。
誰もが知っている有名な人から、この人は誰?という人もいますよ。
※写真向かって
①(左)高杉晋作(中)吉田松陰(右)久坂玄瑞
②(左)品川弥二郎(右)山田顕義
③(左)山県有朋(中)木戸孝允(右)伊藤博文
④(左)天野清三郎(右)野村和作
道の駅萩往還のハンバーグランチ
道の駅萩往還には、見蘭(けんらん)牛を使用したハンバーグやステーキがあります。
見蘭牛というのは、和牛のルーツで幻の純潔牛といわれる「見島牛」にオランダ産のホルスタインをかけあわせたものです。
見島牛は国の天然記念物に指定されているほど、貴重な牛だそうです。
道の駅萩往還でハンバーグやステーキを食べられるお店は「見蘭牛ダイニング玄」というお店です。
伺った時は平日の14時頃でしたが、その時間にもかからわず10名程のお客さんがいました。
たぶん、土日祝は混雑しているんだろうなと思います。
ハンバーグは全部で4種類ありましたが、1つは土日限定メニューです。
- 至高の赤(むつみ豚100%)・・・850円
- 究極の黒(見蘭牛・むつみ豚)・1,050円
- 至極の金(見蘭牛100%)・・・・1,250円
- 極み(幻の和牛見島牛100%)・・2,000円
極みは土日限定メニューです。
希少なお肉の為、土日でも販売していないこともあるそうです。
写真は、究極の金(見蘭牛100%)のハンバーグです。
ハンバーグにはミルクがついてくるのですが、ミルクをかけるとハンバーグの味がまろやかになり、また違った美味しさを楽しめます。
ハンバーグの付け合せの野菜も、野菜自体の甘みもあり濃厚でした。
ごはん・サラダ・味噌汁は、+300円でつけることができます。
至極の金のハンバーグもとても美味しかったのですが、それ以上に美味しかったのが「見蘭牛のステーキ丼」です。
お肉のクオリティとボリュームからすると、かなりお得感がありました。
お値段は1,980円なのですが、注文する人が多く、途中でステーキ丼は終了していました。
ちなみに、写真では少なく見えるかもしれませんが、ご飯の量も意外とボリュームがあります。
店内では、「今日の運だめし」というのもありました。
箸置きをひっくり返して「大吉」が出たらお楽しみサービスがもらえるそうです。
【テイクアウトメニュー】
- 見蘭牛コロッケ・200円
- 牛串・・・・・・350円
- 見蘭バーガー・・500円
など、他にもたくさんあります。
■営業時間
・月~金 11:00~15:00
・土日祝 11:00~18:00
■定休日
・火曜日
萩の松陰記念館
道の駅萩往還には、飲食店やお土産屋さんの他に「松陰記念館」も併設されています。
入館料は無料で楽しむことができます。
松陰記念館の中には、松下村塾の講義の様子を再現した蝋人形もあります。
蝋人形が置いてあるだけでなく、講義の様子が会話形式で進んでいきますので、見ていて飽きません。
館内には、吉田松陰が生涯で旅をした記録も電光掲示板を使って見ることができます。
車も電車もなかった時代に、ものすごい距離を旅していたことに驚かされました。
松陰記念館は、無料なのにクオリティが高いのでおすすめです。
■営業時間
9:00~17:00
■定休日
無休
道の駅萩往還の住所
【道の駅萩往還】
■住所
山口県萩市大字椿字鹿背ヶ坂1258
■電話番号
0838-22-9889
道の駅萩往還は、県道32号線を走っているとすぐにわかります。
道路に門が建っていますので、嫌でも目に入ってきますよ。
道の駅萩往還は郵便ポストもおしゃれ
道の駅萩往還の中に郵便ポストが設置されているのですが、「書状集箱」という名前のオシャレな郵便箱です。
なんでも明治四年の郵便事業創業当時に使用したものと同じ型のものを、復元して設置したそうです。
ただの飾りかなと思いましたが、通常のポストと同じように利用することができるようですよ。
道の駅萩往還のロールケーキ
道の駅萩往還には物産館もあります。
物産館には、道の駅萩往還でしか購入できない商品もあります。
その1つが「生チョコロールケーキ」です。
なんでも、ヤフーと楽天で全国1位を獲得したロールケーキです。
ロールケーキがチョコレートでコーティングされているうえに、中に生チョコも入っているそうです。
冷蔵なので長時間持ち運びが出来ない為、断念しました。
長州地サイダーという飲み物が売っているのですが、道の駅萩往還は他の場所に比べてかなり安かったです。
道の駅萩往還のお土産
「夏みかんの丸漬」という、かなり人気のお土産がありました。
平日の14時30分頃に行った頃には、お土産用のものは完売していましたので、バラ売りのものを購入しました。
光圀本店という夏みかんのお菓子を専門に作っている、萩市の老舗のお店さんの商品です。
夏みかんの皮を蜜につけて、その皮の中に羊羹を流し込んで作っているそうです。
人気商品なので、午前中に売り切れることも多いようですよ。
あと、長州地サイダーというサイダーも販売していて、道の駅萩往還は他の店舗に比べてかなり安かったです。
道の駅萩往還以外で2ケ所見ましたが、いずれも160円程度でした。
それに対して萩往還は90円程度で販売していましたので、もし買うなら萩往還で購入された方がお得です。
「夏みかん味」と「桃味」の二種類販売されていました。
道の駅萩往還の駐車場
道の駅萩往還には駐車場が二か所あります。
道の駅のすぐ横と道路を隔てた場所に一ヶ所あります。
平日でしたので駐車場は空いていましたが、駐車できる台数がそれほど多くないように感じましたので、観光シーズンなどであれば駐車場は埋まってしまうのではないかと思います。
道の駅萩往還には、1台分のみ電気自動車急速充電器も設置されていました。
充電器は24時間利用可能ですので、電気自動車で萩を観光される際には良いですね。
道の駅萩往還まとめ
道の駅萩往還は名前こそ道の駅ですが、ちょっとしたテーマパークのような場所だと思います。
「見蘭牛ダイニング玄」でメニューを選ぶ時に、「ハンバーグ」か「ステーキ丼」かで迷ってしまった場合は、個人的には「ステーキ丼」をおすすめします。
松陰記念館は無料とは思えないクオリティでしたので、歴史好きの人もそうでない人も楽しめると思います。
秋吉台から一般道で車で30分~40分ですし、萩の城下町にも近いので、観光のついでに立ち寄るのにも便利な場所ですよ。