青森県で有名な紅葉スポットの一つ、奥入瀬渓流の紅葉。
おくいりせ渓流ではなく、おいらせ渓流と読みます。
青森の紅葉狩りに、奥入瀬渓流・十和田湖・八甲田の紅葉スポットを巡る方も多いと思います。
例年、紅葉シーズンには混雑するスポットですので、車で行かれる場合は注意が必要です。
紅葉の見頃時期の渋滞状況や、駐車場、観光の仕方についてご紹介します。
奥入瀬の紅葉シーズンは?
- 例年の紅葉の見頃:10月中旬~11月上旬
- 場所:青森県十和田市奥入瀬渓流
- 紅葉の種類:ブナ、カエデ、オニグルミ、トチノキ、ヤマモミジ、カツラ
※上流の十和田湖側よりも、下流の焼山付近の方が色づきの時期が遅いです。
奥入瀬の紅葉時期の渋滞状況
紅葉の時期になると、車で訪れる方が多いので、土日祝は混雑します。
渓流沿いの車道は片側一車線で道幅が狭い為、車の運転に不慣れな方は注意が必要です。
また、土日祝日になると大型バスの運行に加えて、路上駐車をするドライバーもいる為、渋滞が発生します。
その為、奥入瀬渓流は紅葉シーズンになると一般車両は交通規制がかかり、車では行けない日時があります。
国道102号線は、惣辺交差点(焼山)から子の口交差点(十和田湖)まで交通規制がかかります。
【マイカー交通規制の日時】
◆2017年10月26日(木)~27日(金)10時~14時
◆2017年10月28日(土)~27日(日)9時~15時
※自動車・自動二輪・原付バイク、車両通行止めとなります。
十和田湖方面には、「奥入瀬バイパス」を利用した迂回路で通行が可能です。
奥入瀬に車の駐車場はある?
石ヶ戸、子の口、奥入瀬渓流館(焼山)の3ヶ所あります。
【石ヶ戸】
奥入瀬渓流を散策する際に、便利な駐車場です。
国道102号線沿いにあり、奥入瀬渓流の中間地点にある為、早朝から駐車場が混雑しています。
【子の口】
十和田湖側にある駐車場です。
十和田湖遊覧船の利用客も使用する駐車場です。
石ヶ戸~子の口の間を散策する際に便利な駐車場です。
【奥入瀬渓流館(焼山)】
250台駐車可能ですので、石ヶ戸、子の口を含めた3ヶ所の駐車場の中で、最も規模が大きい駐車場です。
ただ、メインとなる観光場所からは距離がある為、利用者は一番少ない駐車場です。
バス停がある渓流の駅とは別の施設です。
いずれの駐車場も料金は無料です。
3つの駐車場の他にも、銚子大滝などの駐車場がいくつかありますが、駐車スペースがほぼありませんのであまりオススメできません。
早朝であれば、各駐車場を移動して車を止めることは可能です。
ただし、マイカー交通規制の期間は、石ヶ戸・子の口・銚子大滝などの駐車場には止める事が出来ません。
焼山駐車場か有料の休屋駐車場のみ駐車可能です。
【休屋駐車場】
十和田湖観光の際の駐車場です。
十和田湖の遊覧船に乗車する際にも利用する駐車場です。
駐車料金:1日500円
奥入瀬の紅葉時期の観光の回り方
奥入瀬渓流の紅葉シーズンの楽しみ方のルートですが、交通規制がかかっていない場合は、石ヶ戸駐車場に車を止めるのが良いと思います。
奥入瀬渓流の紅葉の見所スポットは「石ヶ戸~子の口」の間です。
「阿修羅の流れ」「雲井の滝」「銚子大滝」「石ヶ戸の瀬」など、全て石ヶ戸~子の口の区間にあります。
石ヶ戸~子の口は約9km程ですので、徒歩だと2時間30分程度です。
この間を徒歩か、相互乗り捨て可能のレンタサイクルを利用して観光します。
ただ、交通規制がかかっている場合は、車は焼山の駐車場に止める事になります。
焼山からゆっくり回っても良いですが、焼山~子の口までは約14kmありますので、徒歩だと5時間程かかります。
ですので、観光の回り方としては焼山駐車場に車を止めてシャトルバスで移動するか、レンタサイクルを利用するかのどちらかです。
紅葉の時期は渋滞しますので、シャトルバスは不便だと感じるかもしれませんが、交通規制がかかっている時はシャトルバスでの移動が楽です。
一般車両が入ってこられないので、渋滞を気にしなくて済みますし、シャトルバスは20分~30分間隔で運行されています。
レンタサイクルの利用料金や注意点
レンタサイクルは、「奥入瀬渓流館(焼山)」「石ヶ戸休憩所」「JRバス子の口」の3ヶ所で貸し出ししています。
相互乗り捨てが可能ですので、焼山駐車場に車を止めて、中間地点の石ヶ戸で返却しても構いません。
- シティサイクル(6段):4時間1,000円
- 電動アシスト(3段):4時間1,500円
- 追加料金:30分延長ごとに300円
- 営業時間:8時30分~16時30分
- 注意点:身長140cm以上、本人確認証が必要
奥入瀬の紅葉の混雑まとめ
奥入瀬渓流はアクセスが良い場所ではありませんので、車を利用して訪れる方が多い場所です。
観光に便利な駐車場は、石ヶ戸駐車場です。
ただ、交通規制の期間は利用する事ができませんので、焼山駐車場に止めて、シャトルバスかレンタサイクルを利用されると便利ですよ.
ウォーキングされる際は、足場がゆるくなっている所もありますので、ハイキングや登山用の靴の方が安全だと思います。
奥入瀬渓流は紅葉の時期、朝の気温が一桁まで下がる事も多いので、防寒対策も必要ですね。