せっかくの旅行なのに、天気予報は雨模様。
準備するものは色々とありますが、雨に備えて持って行くものといえば何でしょうか?
すぐに思いつくのは、折り畳み傘やレインコートですよね。
ここで意外と忘れがちなのが、「スーツケースカバー」なんです。
「キャリーケースカバー」という呼び方もしますね。
傘やレインコートで自分を守ったとしても、スーツケースの中に雨が染みると、中の荷物が濡れてしまい困ったことになります。
ただ、このスーツケースカバー、家族分用意するとなると結構な出費になるんですよね。
しかも、雨に濡れたカバーを持ち運びしなくてはいけないというデメリットがあります。
ということで、雨の日のスーツケースカバーを、とても簡単にしかも 超低予算で作成してみました。
画像つきで詳しく作り方を紹介していますので、誰でも簡単に作ることができると思います。
とても便利ですので、ぜひ雨の日の対策として活用してみてください。
スーツケースの雨の日対策
まず前提として、スーツケースカバーというのは完全防水ではありません。
ハードケースの場合、かみ合わせ部分にゴムパッキンがあるわけではないので、どうしても隙間ができてしまいます。
また、ファスナータイプだと布部分があるので、ここから雨が染みてきます。
ソフトケースの場合は、そもそも布製なので全体的に染みてしまいますよね。
止水ファスナーを使っていたり、撥水加工・防水加工を売りにしている商品でも、小雨の中を短時間程度であれば耐えられますが、雨の中をそれなりの時間移動するとなると、やはり対策が必要です。
そこでスーツケースの防水カバーの出番となります。
ただ、レインカバーを買うとなると、安くても1つ数百円~、メーカーの専用カバーだと数千円するものもあります。
もし家族分用意するとなると、まぁまぁの出費ですよね。
スーツケースの雨カバーを100均より低予算で!
雨用のスーツケースカバーは一応100均にも売っているのですが、大抵はSS~Sサイズで汎用性がありません。
そこで!
スーツケースのレインカバーを、1つ20円で作ってしまいました!
これなら使い捨てできるので、濡れたカバーを持ち運ばなくていいですし、使った後のお手入れも不要です。
手作りとは言えないほど、とっても簡単です。
1つ作るのに3分もかからないので、ゼヒお試しください!
スーツケースカバーの作り方
【準備するもの】
用意するのは大きなビニール袋です。
ゴミ袋のような四角いタイプではなく、「レジ袋型」を使います。
100均やホームセンターで売っているので、簡単に手に入りますよ。
スーツケースの凹凸や、着脱する際のゆとりも考えて、ちょっと大きすぎるかな?くらいのサイズがオススメです。
【スーツケースカバーの作り方】
①実際に装着するスーツケースにビニール袋をかぶせます。
スーツケースごとに微妙なサイズの違いがあるので、必ずそれぞれの現物に合わせましょう。
②ハンドルと取っ手が出るよう、「Ц」のような形に切込みを入れます。
完全に切り取るわけではなく、「切り込み」なので気をつけてくださいね。
切り込みにして残すことで、ハンドルと取っ手の間にも多少カバーがかかる仕組みです。
③ハンドルと取っ手を切り込みから出します。
ビニール袋を下まですっぽりと被せて、下に余る部分を切ります。
ただしレジ袋の真ん中、「ベロ」の部分は残してください。
このベロ部分が重要で、レジ袋型を利用している理由でもあります。
なお、下の方がタイヤに巻き込まれると故障の元になり ますので、実際にスーツケースを転がしてみて、タイヤより少し上になるぐらいに調節しつつ切っていきます。
使い捨てのカバーです。
キレイじゃなくても構いません。
時間をかけずにザクザク切ってしまいましょう。
④最後に、残しておいた「ベロ」の部分を下で結びます。
結んだ後の残りが長いと、地面を引きずってしまい、そこから雨が跳ね上がって底部分が汚れてしまいます。
結ぶための最低限の長さだけ残して、短く切ってしまいましょう。
はい、これでもう完成です。
どうですか?意外としっかり守ってくれてますよね。
使った後は、底に手を回して結び目をほどき、上から引き抜いて捨てるだけです。
駅などでもササッと外せてしまいますよ。
カバー1枚では旅行中の雨対策としては不十分ですので、ビニール袋カバーを量産する方法をご紹介します。
スーツケースカバーを量産する方法
さきほどの手順で作ったものを、元の袋に重ねて切れば、同じサイズのカバーが数十秒で作れます。
1つ作ってしまえば、この要領で一気に量産できてしまいますよ。
ちなみにスーツケースが複数ある場合、他のものと見分けが付かなくなってしまわないよう、各スーツケースのポケットに入れておくといいですね。
我が家では5枚入りビニール袋を100均で買っているので、1枚約20円!
しかも使い捨てで手間いらず!
旅行の際には2~3枚ずつ入れておくと安心ですね。
スーツケースカバー以外にも、汚れ物を入れるビニール袋・ウェットティッシュ・モバイルバッテリーなど持っていっておくと便利ですよ。
雨の日の旅行も快適に過ごして、楽しい思い出を残しましょう!