年間70万人以上の人が訪れる大阪市立科学館に行ってきました!
見所満載の大阪市立科学館ですが、その中でもプラネタリウムは、かなりの人気です。
休日となると、チケットが売り切れになることもかなりあるようで…
今回は、その中でも特に人気の「ファミリータイム」でプラネタリウムを観賞しました。
ファミリータイムは絶大な人気なので、チケット売り切れ必至のプログラムです。
大阪市立科学館のプラネタリウムの混雑状況や、チケットは当日何時に行けば購入できるのか、などなどお伝えしていきます。
大阪市立科学館プラネタリウムのファミリータイム
プラネタリウムって、通常は声を出さずに黙って観賞しないといけませんよね。
なので、子連れの時に心配なのは
①暗闇で怖がらないか
②大人しく座っていられるか
③そもそもプラネタリウムを楽しめるのか
という点が心配です。
いつ、ギャーギャー言い出すかハラハラします。
そんな心配をしなくて良いのが、「ファミリータイム」です。
ファミリータイムとは、幼児や小学生とその家族を対象とした内容で「おしゃべりOK」のプログラムです。
なので、子連れでも安心して楽しめます。
子供達が楽しめるように趣向も凝らしてくれているので、子連れにはかなりおすすめです。
ファミリータイムは、こんな感じで進んでいきます。
①会場が明るい状態で進行役の学芸員さんが登場
会場を歩き回りながら「こんにちわ〜」の声出しや、「初めて来てくれたお友達はいるかなー?」の手上げで場をほぐします。
この時点で会場の雰囲気がリラックスムードです。
その後「ここからお話しますね〜」と定位置である会場の最後方へ。
「お星様が見えるように少し暗くしますね〜」で薄暗くなります。
この時点では、まだまだ隣の席の顔が見えるレベルの暗さ。
「矢印くんというお友達にお手伝いしてもらいます」と説明して、みんなで「やーじるーしくーーーん!」と呼ぶと、画面に「←」が登場します。
「←」を画面のあちこちに出して目で追わせ、子供達も「見付けた!」「あっちにいった!」とテンション高く楽しみます。
これで、画面を見る事や天井いっぱいに画面がある事を意識づけるのかなと思います。
そこからしばらく星空を見たあと、「星がよく見えるようにこれから真っ暗にします」「少し怖いかもしれない人は、今のうちにお父さんお母さんやお友達と手を繋いでくださいね」と断りが入ります。
「目を慣らすために目を瞑ってください」「5つ数えたら目を開けましょう」で、みんなギュッと目をつむります。
「いーち、にーい、さーん、しーい(で完全に真っ暗になり)…ご!」で目を開けると、画面いっぱいに星空が広がっています!
大人も子供も「うわぁ〜」の声です。
全員が「うわぁ~」と言ってました。
こんな感じの始まり方なので、子供も驚くほどすんなりと暗闇に慣れていきました!
②通常のプログラムの所要時間が45分なのに対して、ファミリータイムの所要時間は35分と短めです。
その中で①の前説時間があったりするので、実際に暗闇でスクリーンを見続ける時間はさらに短くなります。
何より『お喋りOK』なので、「あの星のことかな」と指差してみたり、面白い解説に一緒になって笑ったり…という風に過ごせます。
リピーターと思われる小学生達は、「あれベガやで」とか「次あれやな、夏の大三角」とか、ずっと話しをしているグループも割といました。
少し語弊があるかもしれないですが、“大人しく”している必要はあまりない、かなと感じました。
気を使わないで良いのが、ファミリータイムの良い所ですね。
③幼児〜小学生向けなだけあって、簡単な言葉で分かりやすい説明をしてくれます。
①で登場した「矢印くん」が、解説に合わせてどの星のことか教えてくれるので、スクリーン表示自体も分かりやすいです。
月を大きく映し出して「何の模様に見えますか?」の質問には、あちこちで「うさぎー!」と声があがるのですが、「分かりにくいお友達もいるかもしれないので…」と、月に重ねてうさぎや餅の線が出現。
でもこのイラスト、狙ってるのかナチュラルなのか、へたうまイラストで、会場からクスクス笑いが起きます。
そんな雰囲気で進んでいくのですがっ!
実は、そんな生ぬるい内容ばかりではないのです‼︎
「ちょっと天の川の中に入ってみましょう」という解説とともに画面が立体的に流れていく場面も(左から右に、ではなく、手前から奥に進んでいく感じ)あります。
土星の輪っかにもグングン近付いていって、輪っかを作っている氷の粒の真っ只中を突っ切ります!
これで椅子が動いたら、もうこれはユニバのやつです!
子供は終始夢中でした!
終ってから感想を聞いたら、もう1回見たい見たいと興奮していました。
子供の付き添い気分で行ったら大間違いです。
幼児や幼稚園児だけでなく、大人も十分楽しめますし、ファミリータイムは季節ごとに内容が変わりますので、何回行っても楽しむことができますよ。
大阪市立科学館プラネタリウムの混雑状況
大阪市立科学館のプラネタリウムのファミリータイムの開催日時は以下の通りです。
- 土日祝+夏休み等の特別期間のみ開催
- 1日1回11:10~の回のみ
- (ごく稀に、11:00~と14:00~で1日2回上映される日もある)
出掛ける日のプラネタリウムスケジュールは事前に確認してください。
[公式]大阪市立科学館プラネタリウム ファミリータイムスケジュール
プラネタリウムの座席数は、定員300名の全席自由席です。
なのですが、すぐに完売します。
前回、大阪市立科学館に行ったのがお盆前の平日だったのですが、10:40頃に「本日のファミリータイムのチケットは完売致しました〜」って館内放送が流れました。
実際この日は9:45頃に到着してチケットを買いましたが、既に人が並んでいました。
ファミリータイムに行くなら「開館の9:30には到着してチケット購入」くらいの意気込みでちょうどよいと思います。
夏休みとはいえ、お盆の連休前の平日にもかかわらず、定員300名のチケットが1時間足らずで売り切れてしまいました。
ファミリータイムのチケットを買う時は、出来るだけ早く出掛け、着いたらとにかくチケット購入してください!
出遅れてしまった時は、サイトで座席の残席情報が確認出来ます。
観賞におすすめの席
そしてチケットを買ったら、プラネタリウムの入場口に早めに並びましょう。
前のプログラムが終わる前から入場口には列ができ始めます。
いい席を取りたかったら早めに並んだ方が良いです。
家族連ればかりなので、それぞれの人数もまちまち。
そのため席の埋まり方にバラつきがあります。
3人以上で並んで座りたかったら、早めの入場が必須です。
通路側に1人席がいくつかあるので、後から来た家族連れが、お父さんだけ1人席…という悲しいケースも少なくありませんでした。
どの席もフカフカリクライニングで座り心地は問題ないですが、真ん中よりも上の方の席が無理なく天井全体を見渡せて快適です。
大阪市立科学館のプラネタリウムは幼児でも小学生でも確実に楽しめます。
一番大変なのは、プラネタリウム観賞中よりも、開始前に列に並んでいる時の方が、飽きさせないようにするのが大変かもしれません。
プラネタリウム入り口を入ってからの通路、途中こんなのもあって、宇宙キッズらしき男の子が「うわぁ〜」と見上げていました。
あと、プラネタリウム観賞が終ったら、ちょうどランチの時間なのですが、子連れの時は周辺でランチするお店などを見つけるのが大変なので周辺に何があるのかを確認しておいた方が良いですよ。
大阪市立科学館プラネタリウムのチケットは当日でも買える?
先ほど、紹介したようにプラネタリウムのチケットは競争率が激しいです。
おそらく日曜日だと、もっと激しくなると思います。
チケットはネットや電話での販売はしておらず(団体客除く)、全て「現地購入」のみです。
そして基本的にはすべて「当日販売」です。
しかし、事前にチケットを購入する方法もあります!
土日祝+夏休み等の特別な期間だけ、1ヶ月前から「プラネタリウム観覧券」の前売り券が販売されるんです。
ただし、各回30枚までの販売と少なめです。
前売り販売も「現地購入」のみとなります。
各種割引の対象外なので値段も安くならず、日時指定での購入なのでキャンセル・変更は不可です。
子連れでのお出掛けは当日まで何が起こるか分からないものなので、プラネタリウム前売り券を購入するのはちょっとリスキーかもしれませんね。
しかもわざわざ科学館まで買いに行かなきゃいけないですしね。
とはいえプラネタリウムは大人気です!
大阪市立科学館に行ってきました!プラネタリウムの混雑状況やチケットのまとめ
平日、土日祝に関わらず混雑していて、チケットも売り切れたりする、大阪市立科学館のプラネタリウム。
特に今回の行く目的の目玉だった、「ファミリータイム」を目当てに来ている家族がたくさんいました!
ファミリータイムのチケットをゲットしようと思えば、開館の9:30に到着してチケット売り場に並ぶのが確実です。
プラネタリウム以外にもサイエンスショーや展示場など、楽しめるものがたくさんありますので、大阪市立科学館はおすすめですよ。