家庭料理の定番のカレーですが、カレーってお店はもちろんですが各家庭によっても本当に味が違いますよね。
シャバシャバしたのが好きな人もいれば、じっくり煮込んだとろっとしたカレーが好きな人もいますよね。
好みが分かれるところではありますが、あるアンケート調査によると8割の人が、とろっとしたカレーの方が好きと答えたそうです。
そういえば、お店のカレーもとろっとしたものが多いですね。
カレーの深みを出そうと思えば、じっくりと二日間程煮込むのが良いそうですが、そんなにも長い時間煮込んでいられないですよね。
そこで今回は、40分で二日間煮込んだカレーと同じような深みを出す美味しいカレーの作り方を紹介します。
会員制のお店の有名シェフさんが紹介していた作り方です。
二日目に残ったカレーの食べ方も一緒に紹介します。
>>>いつもの具材で手間いらずで簡単に美味しいカレーを作る方法はこちら
美味しいカレーの作り方
紹介されていたつくり方は以下の通りです。
準備するもの
[材料]4人分
■食材
・合いびき肉:300g
・玉ねぎ:中1個(300g)
・人参:100g
・生姜:20g
・セロリ:40g
・にんにく:10g
■調味料
・サラダ油:大さじ2
・カレールー(ゴールデンカレー中辛):100g
・トマトケチャップ:大さじ1.5
・チキンブイヨン:800ml
・バター80g
■隠し味
A:○○小さじ1
B:○○○○○○300ml
C:○○○○○大さじ2
※隠し味は後ほど紹介します。
美味しいカレーの作り方
①合びき肉に隠し味Aを混ぜ合て、もみこむ
②フライパンにバターを引いて、肉を炒める
※ポイントは肉に焼き色をつけるようなイメージです。
③フライパンに隠し味Bを入れる
④汁気がなくなるまで煮詰める
⑤肉を入れたフライパンを煮詰めている間に別の鍋でルーを作っていく
サラダ油をひいたフライパンに、玉ねぎ・人参・セロリ・生姜・にんにく・ケチャップを入れて下味をつける
⑥カレールーとチキンブイヨンを入れる
⑦隠し味Cを加える
⑧お肉を別鍋で作ったルーに加えて、サッと煮立たせれば完成!
これだけで、二日間煮込んだようなカレーを作れてしまうので簡単です。
簡単に作れる理由は隠し味にあります。
美味しいカレーの隠し味とは?
二日間煮込んだようなカレーを40分で作れてしまうには、隠し味に秘密があります。
お店では通常「ワイン」や「リーペリンソース」や「肉醤」を使うそうです。
そもそも「リーペリンソース」「肉醤」って何だよって思いましたが、家庭に置いていることはあまりないですので今回はもちろん使いません。
その代わりに使う隠し味がこれです。
■隠し味
A:砂糖 小さじ1
B:濃いめの紅茶 300ml(ティーパック2個分)
C:焼肉のタレ(エバラ中辛) 大さじ2
これを入れるだけで、格段に美味しいカレーに変身です!
砂糖を入れるのは甘くしたいわけではなく、旨みを引出す為です。
紅茶にはワインと同じタンニンが含まれていて、味の深み(渋みやコク)を増す効果があるそうです。
焼肉のタレを使うのは、香味野菜や発酵調味料や果物などの旨みが含まれている為、かかせない調味料です。
準備するものは少々ありますが、これだけでお店で二日間煮込んだようなカレーが自宅で食べられるのですから、やってみる価値はありますね。
カレーの二日目の食べ方
カレーって作ったその日になくなることって、あまりないですよね。
だいたい二日目もカレー、下手すれば3日連続・4日連続カレーなんてのもあります。
そんな時の食べ方を紹介します。
カレーの2日目の食べ方
今回紹介した作り方のカレーでも良いですし、普段作っているカレーであってもOKです。
余ったカレーで、カレーパンを作ってしまいます。
冷えて少し固まったルーを、耳を落とした食パンに挟み、端をフォークでおさえてオーブントースターで焼くだけです。
油を使わないので、すごく簡単です。
焼き加減はお好みで結構ですが、こんがり焼いた方がより一層カレーパンの食感に近づきますよ。
このカレーパンが食べたくて、わざと多めにカレーを作ってしまいそうですね。
まとめ
じっくり煮込んだカレーが食べたいけど、そんなに時間をかけられない時におすすめの作り方です。
カレーの定番具材のジャガイモが入っていないレシピですので、時短で作れるのも魅力です。
定番の具材で美味しいカレーが食べたいという場合は、こちらのレシピがおすすめですよ。