手作りチョコを作る時に、面倒なのが「チョコを溶かす作業」ですよね。
湯煎だと水が入ってしまったり、電子レンジだとチョコが焦げてしまったり、となかなか上手くいかないことがあると思います。
そんな悩みを一瞬で吹き飛ばしてくれるのが、ドライヤーです!
ドライヤーを使えば、チョコを簡単に溶かすことができるので、もう悩まなくも大丈夫です。
ドライヤーを使うと、チョコがどんな風になるのか?
チョコをドライヤーで溶かした結果と一緒に、テンパリングのやり方もご紹介します。
チョコを溶かすのはドライヤーが便利!
今回、使ったのは「ガーナミルクチョコレート」です。
【手順①】
チョコを深めの皿か、ボールに入れてください。
※熱をあてると変形するような入れ物はNGです
チョコレートを適当な大きさにカットしてください。
手で適当に切って大丈夫です。
あまり細かく刻みすぎないように注意してください。
一度、細かく刻みすぎて大失敗しました。
画像のようなチョコの大きさで十分です。
【手順②】
では、ドライヤーの風をチョコに当てていきます。
※ドライヤーの風をチョコに当てる時の注意点は、「温風の弱風で当てる」ことです。
強風だと、チョコが飛んでいってしまいますので。
※チョコを細かく刻みすぎると、弱風でも全部飛んでいってしまいました。
ドライヤーの風を当てはじめて、30秒後のチョコの状態です。
すこ~しチョコが溶け始めてきていますね。
チョコにドライヤーの風を当てはじめてから、1分後の状態です。
だいぶ、溶けてきていますね。
ほとんど、チョコレートの角の部分がなくなっています。
一旦ドライヤーを止めて、スプーンでチョコの状態を確認してください。
ドライヤーの熱をチョコに当ててから、1分30秒後の状態です。
ほぼ、溶けていますね。
簡単にスプーンでかき混ぜられるくらいの状態になっています。
さらに、チョコにドライヤーの熱を当てはじめてから、2分後です。
いい感じに、チョコが溶けています。
ドライヤーで溶かすと、チョコは2分後には、こんな状態になります。
湯煎やレンジを使うよりも、超簡単にチョコを溶かすことができました。
この方法を使えば、誰でも簡単にチョコを溶かすことができちゃいます。
ドライヤーで溶かしたチョコをテンパリング
溶かしたチョコの口当たりをまろやかにしたり、つやを出すためには、”テンパリング”が必要ですよね。
チョコをドライヤーで溶かす時の、テンパリングの手順を紹介します。
【準備するもの】
・水をはったボール
・温度計
①チョコをドライヤーで溶かす
②水をはったボールで容器ごと冷やす(水が中に入らないように注意)
③チョコの温度を26℃~28℃まで下げる
④チョコの温度をドライヤーで30℃~32℃まであげて完成!
動画はドライヤーを使ったテンパリングではないですが、基本のやり方は同じですのでわかりやすいと思います。
プロは手首でチョコの温度を感じていますが、難しいので温度計を使うようにしてください。
チョコをドライヤーで溶かしてみた!まとめ
ドライヤーを使ったチョコの溶かしかたを紹介しました。
今回のチョコは、スーパーで購入してきたものをそのまま使用しましたので、2分で完全に溶かすことができました。
冷蔵庫に入れていたカチカチのチョコだと、3分~4分くらいはかかるかもしれません。
とても簡単な方法なので、ぜひ試してみてください。
バレンタインのチョコ作りが少しでも楽になると良いですね。