頭を噛まれると厄除けになると言われている、お正月の風物詩の獅子舞。
子供の場合、健やかな成長にご利益があるそうです。
初詣で獅子舞に頭を噛まれると、より良い一年が過ごせるといいますが、子供は怖がって泣いてしまいます。
でもせっかくなので、子供の頭を噛んでほしいなと思いました。
それならば、今のうちに獅子舞を自作して、免疫をつけといてもらおうということで、獅子舞を手作りしました。
口がパクパクするところとか、工作向きだと思います。
獅子舞の手作り簡単工作!
【獅子舞工作の完成形】
※両側の門松の作り方は、コチラの門松の簡単手作り工作でご紹介しています。
【獅子舞工作の準備(材料)】
- 空き箱(小さいサイズで作りたかったので、薬の空き箱を使いました。ティッシュの空き箱など、長方形の箱なら何でも使えます。)
- 折り紙 or 画用紙(赤・金・白・黒)
- レジ袋(透けていないもの・できれば緑色)
【獅子舞工作の準備(道具)】
- カッター
- はさみ
- のり
- マジック
- セロテープ
獅子舞の作り方
【獅子舞工作の手順①】
「獅子舞の土台をつくる」
箱の真ん中に切り込みを入れて、コの字に切り分けます。
【獅子舞工作の手順②】
「折り紙を貼る」
口を閉じたときに見える部分(上下・左右・前)全体に、赤い折り紙を貼ります。
口を開いたときに見える部分には、金色の折り紙を貼ります。
金色を門松の工作で使いきってしまったので、銀色で作りました。
獅子舞は、口を閉じたときも歯がピカピカと目立っているところが特徴です。
口を合わせた部分(人でいうところの唇部分)にも、ぐるりと金色の折り紙を貼ります。
【獅子舞工作の手順③】
「歯を描く」
閉じたときに見える部分と、開けたときに見える口の中の部分、それぞれにマジックで線を引いて歯を描きます。
適当に縦線と横線と描いておけばそれらしく見えますよ。
【獅子舞工作の手順④】
「ビニールを貼る」
レジ袋の取っ手と底を切り落としたら、はさみで切り開いて、ただの長方形のビニールにしておきます。
(獅子舞なので緑色の袋を使うつもりだったのですが、家になかったので黒になりました。
あれば緑色の方が獅子舞らしくなりますよ。)
下の画像のように、手を差し込む方は残し、獅子舞の顔の方に向かってビニールをかぶせます。
ビニールを一周させながら、セロテープでしっかり止めます。
被せたビニール袋を、手を差し込む方へひっくり返してきます。
すると、セロテープで止めたところが見えず、きれいに装着できています。
ちなみに、唐草模様の手ぬぐいを使うと、かなり本格的な雰囲気に近づきます。
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【獅子舞工作の手順⑤】
「顔とたてがみ(髪)のパーツをつくる」
●たてがみ:白い折り紙を半分に折り、折りめの方からはさみで切り込みを入れたものを2つ
●眉:黒い折り紙で、ぼってりとした楕円を2つ
●目:白い折り紙で、半円を2つ
●鼻:黒い折り紙で、ハンドスピナーのような形を1つ
【獅子舞工作の手順⑥】
「パーツを貼る」
先に顔のパーツを貼ります。
続いてたてがみを貼ります。
まず獅子舞の頭全面にのりを塗ります。
次に、白い紙を扇形に折りたたみながら(適当でもそれなりに見えるので大丈夫です)右半分に乗せていきます。
折りたたんで重なった部分にものりを塗って固定します。
左半分も同じ手順で、たてがみを貼ります。
マジックで黒目を描きこんだら完成です。
獅子舞の手作り簡単工作 まとめ
あり合わせの材料で作ってみましたが、なかなかそれらしい物ができあがりました。
「獅子舞に頭を噛んでもらうと、元気でいられるんだよ」と子供に教えたところ、お気に入りの人形などの頭を、この獅子舞で片っ端から噛んでまわっていました。
以前、ショッピングモールでおもちゃの踊る獅子舞を見たときに泣き叫んでいましたが、この調子で、お正月は本物の獅子舞に(泣かずに)噛んでもらいたいものです。
※動画にもありますが、かなり動き回るので面白かったですよ。
ちなみに子供のお友達で、海外から越してこられたご家族がいまして。
親子で遊びに来ていた時に(特に親御さんの方が)、この獅子舞や、他に作った門松や鏡もちをとても気に入ってくださってました。
⇒まるで本物!?お正月飾りの鏡餅工作!
⇒10分で作れる!お正月飾りの門松工作!
お近くに外国の方がいらっしゃれば、気軽な「日本文化」の紹介にも活用できそうですね。