夏休みやお盆など、実家に帰省する機会も多いと思いますが、実家はネットが繋がっていますか?
大人だけで帰省するときもwi-fiがないと不便ですが、子供と一緒に実家に帰るときは、インターネットが繋がっていないと、かなり困ってしまいます。
「youtubeや動画サービスなどを見せておかないと、騒がしくてしょうがない」
「DSやPSPなど、ゲームを頻繁にするので、wi-fiがないとブーブー文句を言われる」
などなど、実家へ帰省する時のネット問題は意外と困ってしまうんですよね。
かといって、自分のスマホを使わせていると、すぐに制限がかかってしまいますし。
我が家でも以前、同じような状況で困ったことがあり、その時に色々調べて最適な方法を探しました。
そこで今回は、我が家と同じように、「短期間だけネットを繋ぐ方法を探している」という方の為に、3つの方法をご紹介します。
旅行やキャンプに行かれる際にも使える方法です!
1週間だけネットがしたい時の3つの方法!
1週間や1ヶ月などの短期間だけネットを使いたいとき、2年契約などの契約期間があるものはNGですよね。
ですので、3つとも契約期間はありません。
- テザリングを利用する
- TryWiMAXを利用する
- WI-FIをレンタルする
順番に繋ぎ方や料金について紹介していきますね。
ネットが繋がらない実家でWi-Fi接続 テザリング
ご存じの方も多いかもしれませんが、スマホやiphoneを使った「テザリング」です。
「デ」ザリングと間違う人も多いですが、「テ」ザリングです。
仕組を簡単に説明すると、ふだん使っているスマホやiphoneが無線ルーターの代わりになります。
スマホやiphoneの電波を使って、パソコンやゲーム機をインターネットに繋ぐ仕組みです。
テザリングのメリット
テザリングでネットを繋ぐメリットは、「追加の料金がかからない」ということです。
現在契約しているスマホの料金プラン(2GBや5GBのプラン内)で利用することが可能です。
ただ、メリットよりもデメリットの方が大きいのが、テザリングの特徴なんです。
テザリングのデメリット
テザリングは、外出先でパソコンやタブレットをインターネットに繋ぐ時に便利なんですが、デメリットもあります。
それは、スマホやiphoneの制限がすぐにかかってしまうことです。
もし、テザリングでyoutubeやオンラインゲームをしてしまったらOUTです!
ですので、テザリングで長時間のインターネットは要注意です。
子供に利用させる場合は、テザリングはやめておいた方が無難です。
帰省中だけ実家でネットを使いたい Try WiMAXが便利!
WiMAXをご存じですか?
UQコミュニケーションズというKDDIの子会社が運営しているサービスで、外出先でもインターネットが使える、モバイルルーターのことです。
このUQWiMAXなんですが、通常は2年契約や3年契約のプランで、月々も4,000円程度必要です。
ただ、そのWiMAXを無料でレンタルできるサービスがあります。
それが、「TryWiMAX(トライワイマックス)」です。
TryWiMAXとは?
WiMAXを15日間無料でお試しできるサービスです。
料金が発生しないので、短期間だけインターネットを繋ぐのにピッタリなサービスです。
【TryWiMAXの申込み条件】
・日本国内に在住の20歳以上
・申込者本人名義のクレジットカードの登録
・過去180日以内にサービスを利用していない事
ただ、このTryWiMAXにもデメリットがあります。
TryWiMAXのデメリット
デメリットは以下の通りです。
①15日間の貸し出し期間のうち、実質利用できるのは10日間ほど
②申込みしてもルーターが届かない可能性がある
③ルーターが届いても、ネットがほとんど使えない可能性がある
④返却期間を過ぎてしまった時の違約金が高額
⑤クレジットカードの利用枠が、ルーターの本体代で一時的に埋まる
デメリットを順番に説明していきます。
①15日間の貸し出し期間のうち、実質利用できるのは10日間ほど
15日間というのは、レンタルの端末が発送されてから、返却が完了するまでの期間です。
例えば、発送で3日・返却で2日かかるとすると、利用できる期間は10日間です。
②申込みしてもルーターが届かない可能性がある
貸し出し機器の在庫がない場合、予定日にルーターが届かない可能性があります。
「20日から実家に帰るから、16日くらいに申し込めばいっか」と予定していると、全然端末が届かなくて結局間に合わなかった、ということもあります。
③ルーターが届いても、ネットがほとんど使えない可能性がある
これは「運」次第です。
レンタルのルーターには、スマホと同じように通信量の制限があります。
レンタルのルーターは色々な人が利用するので、もし、レンタルしたルーターが通信制限のかかった状態のものだった場合。
悲惨ですね。
何の役にも立ちません。
「自分がレンタルする前の人が、どれだけの容量使っていたか」、というのが重要になります。
ただ、前の人のことは何ともしようがありません。
ルーターの通信制限は1カ月単位ですので、目一杯使いたいときは、月初にレンタルするのがオススメです。
④返却期間を過ぎてしまった時の違約金が高額
TryWiMAXのレンタル期間は、発送・返却の期間を含めて15日間です。
この期間を過ぎてしまうと、違約金20,000円が発生してしまいます。
クレジットカードの登録が必要なのは、この為なんです。
期間が過ぎれば、カードから強制的に引き落としがかかります。
返却する時は、箱や付属品など一式返却する必要がありますので、無くしてしまうと違約金が発生するので大変です。
「予定していたよりも、実家での滞在期間が長くなった。でも箱や付属品を持ってきていない」
こんな場合、違約金を払うハメになるかもしれません。
⑤クレジットカードの利用枠が、ルーターの本体代で一時的に埋まる
レンタルのwi-fiルーターの本体代金は、だいたい2万円くらいです。
この金額が一時的に、クレジットカードの利用枠として確保されてしまいます。
もし、ギリギリまでカードの枠を使う予定の場合、2万円程度が埋まっていますので注意が必要です。
TryWiMAXは、無料で15日間レンタルできるので、デメリットやリスクさえ回避できれば、良いサービスだと思います。
実家にネットが繋がっていなくても安心 wi-fiをレンタル
TryWiMAXとは違い、レンタル料が発生しますが、解約違約金はありません。
レンタル申込みした日に即日発送もしてくれるので、TryWiMAXと比べると予定を立てやすいですね。
wi-fiのレンタル業者も色々あって、レンタル料金が1日単位の業者や、1カ月単位の業者など様々です。
以前色々調べた中で、「ここ良さそうだな」という業者が3社ほどありました。
FUJI Wifi
コチラは1カ月単位のレンタルです。
支払い方法はクレジットカード決済のみです。(法人の場合は請求書も可)
Wifiレンタルどっとこむ
1日・1カ月、どちらにも対応しています。
こちらの一番のポイントは、とにかくルーターの種類が豊富です。
正直、豊富すぎてどれを選べばいいのか、わからなくなります。
一応、料金表に「1日のみなら○円、1カ月だと○円」という表示がありますので、それを参考に選ぶようにしてください。
支払い方法はクレジットカード決済のみです。
WiFi東京
WiFi東京といっても、東京限定というわけではありません。
名称がWiFi東京なだけで、エリアは全国どこでも使えます。
こちらも、1日単位と1カ月単位のプランが用意されています。
3社の中で唯一、現金払いや銀行振込に対応しています。
1週間だけネットしたい!まとめ
wi-fiが繋がっていない実家に帰省するときや、短期間だけインターネット使いたい時に有効な、3つの方法をご紹介しました。
【3つの方法】
①テザリング
②TryWiMAX
③モバイルルーターをレンタル
①のテザリングは、スマホの通信制限がかかってしまうので、正直おすすめできません。
ですので、「②TryWiMAX」か、「③モバイルルーターをレンタル」を利用するのが良いですね。
TryWiMAXは無料で15日間のレンタル期間がありますが、解約金が高額だったり、思っていたような使い方ができないデメリットがあります。
反対にモバイルルーターのレンタルは、即日発送が可能ですので予定を立てやすく、解約金も不要ですが、レンタル料金が発生します。
ご自身に合った繋ぎ方を選ぶようにしてください。
以上、我が家も困った「wi-fiが繋がっていない問題」でした。
どなたかのお役に立てば嬉しいです。