ランドセルは6年間使うものなので、選択を間違えたくないですよね。
ただ、カタログやインターネットで色々見ていると、「で、結局どれが良いの?」となってしまったりします。
安くない買い物ですので、お値段と品質のバランスが重要です。
あまり安すぎるものを買ってしまうと、 6年間使えずに途中で買い直さないといけなくなったり、高学年になって「なぜ、このランドセルを購入してしまったのか・・・」と後悔してしまうことだってあります。
そこで、ランドセルを選ぶ時に失敗しないコツや、選び方のポイントについて紹介します。
- 子供が通う小学校のルールの確認
- ランドセルの素材の比較
- ランドセルの大きさはファイルが入るかどうかで選ぶ
- ランドセルの重さは重要
- ランドセルの保証期間
- ランドセルの色の選び方
- ランドセルに刺繍は入れない方がいい?
- ランドセルが背負いやすいかどうか
ランドセルの選び方で失敗しないコツ
我が子のランドセル、人と違う個性的なランドセルは持たせたいけど、あまり奇抜すぎるのも・・・
他の人との違いを出しつつ、周りから浮かないレベルのものって、微妙なラインですよね。
予算との相談もありますし、かといってランドセルの機能も重要です。
ランドセルを選ぶときに、知っておいた方が良いことを紹介していきます。
子供が通う小学校のルールの確認
「ランドセルは小学校指定のもの」というルールが、稀にあります。
小学校によっては、禁止色というものもありますので、ランドセルを購入する前に事前にチェックが必要です。
ランドセルの素材の比較
ランドセルの素材には、大きく分けると3種類あります。
①人工皮革
②牛革
③コードバン(馬の革)
それぞれの特徴を簡単に紹介します。
・価格がお手頃
・傷や雨にも強い
・軽い
・手入れが簡単
・耐久性は本革より劣る
・人工皮革より耐久性がある
・高級感がある
・人工皮革よりお値段が高い
・ちょっと重い
・雨に弱い
・耐久性は一番良い
・最高級のランドセル
・お値段も最高級
・重い(牛革より重い)
・雨に弱い(牛革より強い)
ランドセルの大きさはファイルが入るかどうかで選ぶ
「A4ファイルが入るかどうか?」
かなり重要です!
「でも、うちの子が通う小学校は、A4ファイルは使っていないと聞いたので・・・」
今は使っていなくても、方針が変わるかもしれませんので、「大は小を兼ねる」で大きいサイズのランドセルを選んでおいた方が無難だと思います。
A4ファイルといっても2種類あります。
①A4クリアファイル収納タイプ(横幅約22cm)
②A4フラットファイル収納タイプ(横幅約23cm)
以前は、A4クリアファイル収納タイプを購入する人が多かったですが、最近はA4フラットファイル収納タイプを購入する人が増えてきているようです。
というのも、教材によっては「A4クリアファイル収納タイプ」だと、収まりきらないこともあるからなんです。
チェック!
ちなみに、工房系で人気の土屋鞄ですが、「A4フラットファイルが入らない」のがネックでした。
ただ、2019年モデルからは、「A4フラットファイルが入るサイズ」になりました。
「土屋鞄、魅力的だけどサイズがなぁ」と悩んでいた人には朗報ですね。
【工房系ランドセル】
⇒鞄工房山本
⇒土屋鞄
⇒池田屋 楽天市場店
⇒村瀬鞄行 楽天市場店
⇒堀江鞄製造 ランドセル専科
チェック!
⇒ランドセル工房系のものはいつから探す?購入時期は?【失敗談あり】
【横型のランドセルは買わない方がいい?】
流行りの横型のランドセル。
確かにオシャレですよね。
ただ、基本的に小学校の棚は縦型に作られているので、小学校によっては棚に入らない可能性もあります。
ランドセルを縦にすれば入るかもしれませんが、それなら最初から縦型のものを買っておいた方が良いかもしれませんね。
ランドセルの重さは重要
子供が毎日背負うものなので、できるだけ負担がかからないようにしたいですよね。
ランドセルの一般的な重量は、クラリーノで1200kg前後、本革で1400kg前後のことが多いです。
あまり重すぎるのは子供の負担になりますので、素材にこだわりつつも、背負ってみて負担がないものが良いですね。
かといって、軽さを重視しすぎると、どうしても耐久性が劣るので6年間使用できない可能性もあります。
最終的に購入はインターネットを利用する人も多いようですが、重さは背負ってみないとわからないので、一回は実物を見に行くのが確実ですね。
ポイント!
ランドセルが重たいのかどうかは、見た目で判断しにくいです。
子供から具体的に「重たい・軽い」といった意見を聞くのも難しいと思います。
そんな時は、「ランドセルを背負った時の子供の動き」を観察すると良いですよ。
「なんだか背負いにくそうにしているなぁ」とか、「動きがぎこちない」と感じたら、サイズや重量が合っていない可能性が高いと思います。
ランドセルの保証期間
かなり重要です。
基本的に、ランドセルは雑に扱われます。
6年間の間に壊れることもあるので、6年保証がついているかどうかというのも大切です。
6年保証といっても、メーカーによって内容は様々なので、購入する際は以下のことを確認しておくのがベストです。
- 無料修理の範囲
- 代替えのランドセル
- 保証外だった場合、どこまで対応してくれるのか?
あとあとのトラブルを避けるためにも、しっかり確認しておいた方が良いですね。
ランドセルの色の選び方
ランドセルの色、「ランドセルを選ぶ時の永遠のテーマ」のような気がします。
そもそもですが、
・ランドセルは子供に選ばせるのか?
・ランドセル選びに子供の意見をどこまで取り入れるのか?
・親の意見を優先するのか?
などによっても変わりますよね。
ランドセルの色は豊富にあるので、よっぽど奇抜な色じゃない限り、周りからは浮かないと思いますが、問題は「小学校高学年になった時も、その色でいけるのか?」です。
そもそも、年長さんで選んだ好みと、小学校高学年になった時では、子供の感性が変わることが多いですし。
色に関しては、あとあと子供からクレームが出ることもあるので、子供とよく相談してから決める方が良いと思います。
ランドセル選びで、一番難しい問題かもしれませんね。
チェック!
⇒ランドセルの色の意見が合わない!子供に選ばせる?親が決めるべき?
ランドセルの人気の色は?
ランドセルのカラーで人気なのは、やっぱり定番のものです。
男の子:黒、紺、青
女の子:ピンク、赤、ワイン
ランドセルの色を選ぶ時の注意点
個性は出したいところですが、あまり目立ちすぎる色や形だと、からかわれたり、ひどい時だといじめの対象になる可能性もあるようですので、注意が必要です。
ランドセルに刺繍は入れない方がいい?
刺繍を売りにしているランドセルもありますよね。
でも、刺繍はできるだけ入れない方が良いです。
刺繍を入れない方が良い理由です。
- 縫い糸から雨が染みてくる
- ランドセルの強度が下がる
ランドセルは、防水加工されているので、特に雨や水の心配をする必要はありません。
ただ、刺繍を入れてしまうと、刺繍に水が染み込んでしまいます。
その水が、ランドセルの内側に染みてしまうので、防水の意味がなくなってしまいます。
刺繍を入れるとしたら、最低限にしておくのが良いですね。
ランドセルの扱い方によっては、刺繍を入れた部分から、素材が裂けてしまう可能性もあります。
刺繍を入れることによって、ランドセルの強度が下がってしまいます。
耐久性の面でも、あまり刺繍は入れない方が良いですね。
ランドセルが背負いやすいかどうか
実店舗や展示会に足を運んで、実際に子供に背負ってもらいましょう。
毎日背負うものなので、フィット感が大切です。
ただ、こどもは大人のように「ちょっと重たいなぁ」とか、「肩の部分が少し痛いなぁ」など、具体的に表現するのは難しいと思います。
かといって、詳しく聞いても、答えが返ってこないですし。
そんな時は、「肩とランドセルの位置」を見てみましょう。
「肩の位置」と「ランドセルの一番高い部分」が同じくらいの高さになるのが、ちょうど良い位置です。(子供の身長によって、ベルトの位置などの関係もあるので、お店の人に確認するようにしてください)
ランドセルの選び方のコツ!高学年になっても後悔しないポイント!のまとめ
一般的にランドセルは6年間使用するものですし、子供にとっては一生に一度のことなので、後悔のないようにしてあげたいですね。
⇒ランドセルの色の意見が合わない!子供に選ばせる?親が決めるべき?
最近は、ランドセルの購入時期もどんどん早くなってきていますので、探し始める時期が遅れると、気にいったものが全て売り切れなんてこともあるようですので、なるべく早くから探しはじめた方がよいですね。
⇒ランドセル工房系のものはいつから探す?購入時期は?【失敗談あり】
ランドセル選びは、「親の希望」、「子供の意見」、「祖父母の想い」などがあって、大変ですがうまくまとまると良いですね。