お付き合いがない仲人さんへのお中元やお歳暮、やめるタイミングが難しいと思います。
日頃から会社などで頻繁に顔を合わせているならまだしも、遠方に住んでいてお会いする機会もない方であれば、贈る必要ないんじゃないかと思いますよね。
ただ、一度贈り始めたものをやめるというのは、なかなか勇気がいります。
相手の気分を害さないだろうか?などと考えてしまい、ずるずると送っていることもあると思います。
どこかでやめるタイミングを見つけないと「このまま一生贈り続けるの?」なんてことにもなりかねません。
仲人さんへのお歳暮はいつまで贈る必要があるのか?
失礼のない、お歳暮をやめる時のマナーについてご紹介します。
仲人へのお歳暮はいつまで贈ればいい?
結婚式の仲人をしてくださった方へは、お中元やお歳暮などの贈り物をする習慣がありますよね。
結婚してから何年間贈り物を送る必要があるのかというのは、マナーとして決まっています。
仲人さんへのお中元やお歳暮は、3年間は行うというのが一般的なマナーです。
ただ、これは決まりではありませんので一年でやめても構いません。
反対に、仲人さんは親しい間柄の方に頼むことも多い為、5年・10年と贈っているご家庭も多いようです。
贈っている年数が長ければ長いほど、やめどきが難しくなると思います。
いきなりパッタリと辞めてしまっては、先方に失礼ではないのだろうか?と思ってしまいますよね。
一番良いのは、先方の方が「お中元やお歳暮は必要ないですよ」と言ってくださればやめやすいのですが。
長年贈ってきた仲人さんへのお歳暮をやめる時は、どうすれば失礼のないように辞めることが出来るのでしょうか?
仲人へのお歳暮をやめる時のマナーは?
いつまでも延々と続きがちになってしまう、仲人さんへのお歳暮。
そもそもお歳暮は、お世話になった方への感謝やご挨拶の意味も込めて贈るものです。
ですので、お付き合いがない方へからお歳暮が贈られてくることに対して、良い印象を持たない方もいらっしゃるようです。
贈り物の一般的な「やめ時は3年」ですので、3年を超えていなければ、そのタイミングでやめるのが一番スムーズです。
ただ、3年を超えてしまっている場合は”やめたいと思った時にやめる”以外にタイミングがないようです。
習慣的に何年も続けてしまっている場合は、ご自身が判断するしかないという事ですね。
仲人へのお歳暮のやめ方
年に1度程度はお会いしたり、連絡を取り合ったり(お中元やお歳暮に対してのお礼は別です)する関係性がある場合は、原則として何の音沙汰もなしにやめることはされない方が良いです。
「3年」という期間を決めてその時にやめるのでしたら構いませんが、5年・10年と贈り物をされていらっしゃる場合は、突然やめてしまうと相手の方も心配されると思います。
ですので、少なからず関係がある場合は”贈る回数や金額を徐々に減らしていく”というのが一般的です。
例えば、いつも5,000円の品物を送っているのであれば今回は3,000円に下げたり、もしくはお歳暮をやめて「年賀状」のみにしても構いません。
今後も関係性が多少なりとも続く方であれば、年賀状などで「元気で暮らしています」などの近況を一言添えて送られるのが良いと思います。
今後、会う事も連絡することもない、連絡があるとすれば贈り物のお礼の連絡のみ、などの場合であれば突然やめる方もいらっしゃるようです。
お歳暮をやめる時に手紙を送るべき?
では、お歳暮をやめるとして、先方にお歳暮をやめる旨の連絡や手紙は必要なのでしょうか?
今まで長い間贈ってきたものを突然やめるわけですので、何の連絡もなくやめてしまっては「相手の方に失礼になるのでは?」と気になりますよね。
いくら関係性が薄れたとはいえ、お世話になった方ですので失礼なことはしたくないものです。
お歳暮をやめる時に手紙を送る必要があるのかどうかというのは、先方からもお歳暮の返礼品が届いているかによります。
もし、いつもお歳暮の返礼品を送ってくださるような方であれば、事前に今年からお歳暮を贈らない旨の手紙を書いた方が失礼にあたりません。
それ以外の場合であれば、特に手紙を送らなければいけないというマナーはありませんので、ご家庭ごとの判断になります。
手紙を受け取る方もそれぞれのようで「ご丁寧に」と感じる方もいれば、「そんなことわざわざ手紙に書く必要ない」と気分を害される方もいるようです。
個人的な意見として、改めて「今年からお歳暮を贈りません」と連絡する事によって気分を害される方がいらっしゃるのであれば、わざわざ連絡する必要はないのではと思います。
仲人へのお歳暮はいつまで贈るの?やめる時に手紙は送るべき?まとめ
仲人へお歳暮を贈る年数は一般的には3年ですが、実際はそれ以上に贈ってらっしゃるご家庭が多いです。
贈り物の習慣は一度始めてしまうと、辞め時が分からなくなってしまいます。
ですので、「やめたいな」と思った時が「キッカケやタイミング」だと思います。
お歳暮の返礼品をいただいている場合は、事前に手紙などで連絡をしておいた方が良いですが、それ以外の場合は年賀状に近況報告を記載しておけば良いのではないかと思います。