京都には、桜の名所がたくさんあるので、シーズンになると混雑が凄いんですよね。
あまり混雑していると、桜を見に行っているのか、人を見に行っているのか、わからなくなってしまいます。
せっかく行くなら、ゆっくり桜を見たいですよね。
京都市山科区にある勧修寺は、京都の隠れた桜の名所なので、穴場の場所です。
今回は、そんな勧修寺の桜についてご紹介します。
- 勧修寺ってどんなとこ?
- 勧修寺の桜の見どころ
- 勧修寺の拝観料
- 勧修寺を拝観するなら定番と穴場スポットも!
京都の勧修寺の桜の見頃
勧修寺ってどんなとこ?
勧修寺のことを、京都出身の友人に聞いても「知らない」と言っていました。
勧修寺から徒歩25分くらいのところにある、「醍醐寺」のことはもちろん知っていました。
醍醐寺は有名ですので。
ちなみに、勧修寺の読み方は「かしゅうじ」ではなく、「かじゅうじ」です。
勧修寺は、桜の他に蓮や睡蓮も有名で、 京都市指定名勝庭園にも指定されているお寺なんです。
醍醐天皇が、生母藤原胤子の菩提を弔うために建てたお寺で、西暦900年に創建されたといわれています。
庭園内に咲く桜は見事で、JR東海の「そうだ京都、いこう」に選ばれたほどの美しい桜が咲きます。
観修寺は、氷室池を中心としたお庭がとても綺麗です。
ただ、あまり知られていないこともあり、桜の名所にありがちな、人でごった返すような混雑もなく、落ち着いて桜を見ることができます。
今年はCMの影響で混雑しているようですが・・・
まず、勧修寺の基本情報について紹介します。
住所:京都市山科区勧修寺仁王堂町27-6
アクセス:地下鉄東西線「小野駅」下車、徒歩約6分
勧修寺の特別拝観
京都勧修寺は、東山を借景にした美しいお寺で京都市指定名勝庭園に指定されている名所です。
勧修寺の歴史的建造物の「宸殿」「書院」「本堂」は、普段は内部を鑑賞できないようになっています。
ただ、特別拝観期間中は内部を鑑賞できるようになっているので、チャンスです!
◆勧修寺の特別拝観料
- 時間:9:00~16:00
- 期間:3月24日~4月15日
- 大人料金(高校生以上):600円
- 小人:300円
勧修寺を拝観するなら定番と穴場スポットも!
勧修寺の見どころは、何と言ってもソメイヨシノです。
お寺のほとんどの桜がソメイヨシノで、全体を覆うように桜が咲いています。
さらに、ライトアップ期間中は、普段見ることが出来ない桜景色を見ることができますよ。
◆勧修寺のライトアップ
- 各日:100名
- 料金:500円
- 期間:2018年4月1日(日)・7日(土)・8日(日)
- 時間:18時~20時
※受付終了時間までの好きな時間にお越しください。
※雨天決行。
他にも、水戸黄門こと水戸光圀が寄進したとされる「石灯籠 勧修寺型灯籠」も見どころの一つです。
あと、なぜか池の周りには「この先危険」と書かれた掲示板があります。
何が危険なのか、謎な場所です。
勧修寺の穴場スポット
参拝客があまり行かない、勧修寺の隠れたスポットをご紹介します。
観音堂の裏まで小道が続いているので、ぜひ行ってみてください。
裏の小道に行くと風がない日は、観音堂と桜が水辺に映る景色を見ることができますよ。
あと、勧修寺の白堀沿いの桜も綺麗ですので、合わせて行ってみてください。
女性の方は、お寺だけの参拝ならヒールなど踵が高いものでもOKですが、敷地全体を歩くなら、スニーカーや運動靴など歩きやすいものがオススメです。
勧修寺には駐車場がありますが、特別公開期間中は駐車場の利用ができませんので、お間違えのないようにしてくださいね。
⇒醍醐寺の駐車場は桜の時期は混雑する?周辺で料金が安い場所も紹介!
京都勧修寺の桜の見どころや特別拝観について!穴場スポットも紹介!のまとめ
京都山科区の勧修寺は、例年は観光客も少なく、のんびり過ごせるお寺です。
お寺自体は小さいので、そこまで桜が多いわけではありませんが、京都では知る人ぞ知る「桜の名所」です。
秋には、不断桜という桜が楽しめる、京都の桜の穴場スポット勧修寺に一度足を運んでみてください。