パソコンでネットをしていたら、突然「Googleユーザーのあなた、おめでとうございます!(1)件のGoogleギフトが当選しました!」と、謎の画面が!
少し前にも似たような感じで「ipadが当選しました」というような詐欺があったので、同じ手口のやり方だなと思いながら、質問に答えて進んでみました。
もし、同じような画面が出た方は、詐欺ですので騙されないようにしてくださいね。
万が一、クレジットカード情報を入力してしまった場合の対処方法についても紹介しています。
URLがGoogleではない時点でアウト!
まず画面が出てきた時に確認したのがURLです。
URLとは、画像の赤で囲んだ部分のことです。
もし、グーグルからのメッセージだったら、「google」と入っているはずですが、どこにもありませんよね。
この時点でアウトです!
サイトに誘導して、個人情報を抜き取るフィッシング詐欺の可能性が大ですね。
「Googleユーザーのあなた、おめでとうございます!(1)件のGoogleギフトが当選しました!」の下の日付がおかしなことになっています。
「7月155月24」という意味不明な日付ですよね。
グーグルのロゴがプレゼントのマークになっているのも、それっぽい感じを演出していますね。
う~ん、これで騙される人がいるのでしょうか??
画面下の方にある当選者の口コミ。
信用性を上げるための口コミなのでしょうが、ここも日付がおかしいですよね。
7月145月とか、7月135月などになっています。
あと、当選者の名前も少し変ですよね。
画面が出た瞬間、他の幸運なユーザーに賞品を受け取る権利が移行するまでのカウントダウンが始まります!
権利が移行してしまうかもしれませんが、泣く泣く0分00秒まで待ってみました。
結果は、画面は何も変わりません。
ずっと0分00秒のままです。
あと、Googleの製品やサービスに対する感謝の印なのに、なぜ「アップル社のipad Air 2」が入っているのでしょうか?
それと、Movie Card Streamingって何でしょうか?
0分00秒になってから質問に答えられるのかを試してみました。
※この質問の答えですが、どうやら間違っていても、そのまま正解として進んでいくようです。
質問1
Googleの創立者は「Larry Page」ですね。
ただ、ここはわざとアップルの創立者「Bill Gates」を選択してみました。
ビルゲイツを選んでも2問目に進みました。
Googleの本拠地は「USA」ですね。
最後の質問です。
Googleが創立された年は「1998」です。
最後の質問の答えをクリックするのはやめておきました。
万が一、パソコンにウィルスでも仕込まれると嫌なので。
質問に全て答えると、どうやらフィッシング詐欺サイトに誘導される仕組みになっているようです。
詐欺サイトに進んで個人情報を入力してしまうと、個人情報を抜き取られて大変なことになってしまいます。
なので、「Googleユーザーのあなた、おめでとうございます!(1)件のGoogleギフトが当選しました!」という画面が出たら、何もせずにすぐにページを閉じるようにしてくださいね。
もし、個人情報やクレジットカード情報を入力してしまったら・・・
もし、万が一、クレジットカード情報などを入力してしまった場合は、即座にカード会社に連絡するようにしてください。
状況を説明してカードの緊急停止をしてもらいましょう。
カード情報が漏れてしまったので、至急停止が必要です。
クレジットカードの現物が手元にあっても、個人情報が盗まれたので、盗難と同じ扱いになります。
持っているカードは使うことが出来ないので、新しくカードを作り直す必要がありますよ。
カード会社によって有料になることもあるようです。
今回、この画面が出てきたときに思い出しましたが、インターネットが普及する前は、自宅に「ヨーロッパ旅行が当選しました」というようなハガキが届いていましたが、いま考えるとアレも同じような手口だったんだなと思います。
手段が変わるだけで、いつになってもやる事は変わらないんですね。