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この記事にはプロモーションリンクがありますが、私の実体験と調査に基づいています。

節分

節分の豆まきのやり方と時間帯!外にまけない場合はどうすれば良い?

節分の豆まきのやり方
節分のイベントといえば、豆まきですね。

子供の頃は「豆をまいて鬼を追い払うんだよ」と言われて、何も不思議に感じませんでしたが、大人になると「なぜ、豆で鬼退治?」などと思ってしまいます。

実は、節分には豆のまきかたや、豆をまく時のかけ声、豆をまく時間帯など、いくつかルールがあります。

節分の豆まきのやり方や、豆を外にまけない場合どうすれば良いのか?などについて、ご紹介します。

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節分の豆まきのやり方

節分の豆をまく時って、上手か下手どちらで投げていますか?

”鬼に向かって振りかぶって全力で投げる”という人もいるかもしれませんが、手のひらを上にして下手投げで投げるのが正しい作法なんです。

こどもの頃から、ずっと上手投げで投げていたので、初めて知った時は「投げ方まで指定されているの!?」と驚きました。

 

下手投げだと、鬼を追い払えなさそうな気もしますが、そもそも節分に豆まきをするのは何故なのでしょうか?

節分は「季節がかわる節目」の日で、立春の前日に行われます。
(※節分の日というと2月3日のイメージがありますが、立春はその年によって日が違う為、正しくは2月3日前後なんです)

 

今は1年の始まりは1月1日ですが、昔は1月1日ではなく「立春」が1年の始まりでした。

つまり、昔は立春の前日が大晦日だったんです。

大晦日には、新年を祝うとともに1年間無事に過ごせるように願いを込めて、神社やお寺で米や豆をまく行事が行われていました。

米や豆をまくのは、悪霊や病気を追い払う意味もあったそうです。

神社やお寺でおこなっていたものを、「縁起が良いものだ」ということで、家でも行うようになったのが、節分の豆まきというわけです。

なんでも、室町時代から始まって、庶民に広まったのは江戸時代からだそうです。

 

「なぜ豆?」なのかというと、豆は「魔滅」といって悪いものを追い払うという意味があります。

病気や災いを鬼(魔)に見立てて、それを追い払うという理由から、豆が使われています。

節分の豆まきの順番

節分の豆まきにまく順番というものもあります。

①全ての部屋の窓やドアを開けます

②家の一番奥の部屋から順番に豆をまいていきます

③一番最後に玄関に豆をまきます

この通りにされるかどうかは別ですが、節分の豆まきの作法としては、①~③があります。

 

ただ、現実的には2月の寒い時期に、家の窓やドアを全て開けるのは厳しいですよね。

風邪を引いてしまったら、元も子もありませんので、ほどほどが良いと思います。

 

節分の豆まきのかけ声

節分の豆まきの掛け声ややり方には、地域によって様々あります。

一般的に親しみがあるのは「福は内、鬼は外」だと思います。

ただ、これが絶対正しいかというと、そういうわけではなく「福は内、鬼も内」「鬼は内、福は外」などの掛け声の地域もあるようです。

まき方も地域によって様々です。

【豆をまく回数が交互】

・「鬼は外」と豆をまいたら、鬼が入ってこないように、すぐに窓やドアを閉める
・「福は内」と豆をまき、家の中に福を招く

 

【豆をまく回数が2回ずつ】

・「鬼は外、鬼は外」と豆をまき、すぐに窓やドアを閉める
・「福は内、福は内」と豆をまき、家の中に福を招く

 

豆を3回ずつまく地域もあるようです。

 

節分の豆を食べる数は数え年?

豆を食べる数は、「数え年」なのか「満年齢」なのか、わかりにくいですよね。

正しくは「数え年」の数だけ、豆を食べます

 

なぜ、数え年なのか?

昔は、満年齢という年齢の数え方はありませんでした。

数え年は誕生日ではなく、生まれた時が1歳で、1年の初めに歳を取る数え方です。

ですので、昔は一年の初めにひとつ歳を取っていたんです。

節分は大晦日に行われていたので、まき終わった豆を歳の数だけ食べて、無病息災を願っていたそうです。

節分の豆まきや飾りのマナーや工作について知っておくと便利なことまとめ

節分の豆まきの時間帯はいつがいい?

節分の豆をまくのは、恵方巻きを食べたあとなのか?食べる前なのか?どちらが良いのでしょうか?

鬼は深夜、午前2時~4時にやってくるとされています。

鬼を追い払うという意味から考えると、一番良いのは「午前2時~4時」に行うのが良いということになります。

ただ、この時間帯に豆まきをする人はいないですし、近所迷惑になりますよね。

 

節分は、立春の前日に行いますが時間帯に関しては、特に決まりがありません。

夕食を食べる前でも食べ終わった後でも、どちらでも大丈夫です。

家族で揃って豆まきをできる時間を選ぶのが一番です。

神社やお寺でも、節分の豆まきはお昼にしていますので、時間帯にこだわる必要はありませんよ。

小さな子供がいる場合は、早い時間にしないと、子供が寝てしまいますしね。

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節分の豆まきは外にまけない場合はどうすれば良い?

「鬼は外、福は内」で「外」に豆をまけない場合もありますよね。

外にまくと、隣近所に迷惑かかる場合や、口うるさい人がいると、トラブルのもとになりかねません。

マンションの場合だど、ベランダから豆が落ちたら危ないですし、共用部分が狭くて豆をまけないこともあると思います。

 

そういう場合は、外に豆をまかずに、玄関の入口にまくのが良いと思います。

玄関の入口でしたら、他の人に迷惑もかかりませんし、片付けも楽です。

ただ、玄関の入口に豆をまくスペースがない場合や、どうしても「鬼は外」で外に豆をまきたい場合は、パックに小分けされている豆をまくのが良いと思います。

小分けにされているものだと、近隣の人に迷惑もかかりませんし、片付けや掃除の手間も省けますよ。

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節分の豆まきのやり方まとめ

節分の豆まきのやり方についてご紹介しました。

・豆まきは上手投げではなく、手のひらを上にして下手投げ
・豆をまく順番は、全ての部屋の窓やドアを開けてから
・かけ声は「福は内、鬼は外」
・豆を食べる数は数え年

このような作法もありますが、楽しく豆まきをして無病息災を願うのが一番良いですね。

節分の豆まきをしたあとの面倒な片付けや掃除を簡単にするやり方を、こちらの豆まきの散らからない方法で紹介していますので、参考にしてください。

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