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この記事にはプロモーションリンクがありますが、私の実体験と調査に基づいています。

お中元・お歳暮

お中元を送る時のマナーとは?挨拶状やのしって必要?現代のマナー


お中元を送る時のマナーってややこしいですよね。

同じ商品でも、マナーを知っている方か送られてきたものと、マナーを知らない方から送られてきたものでは、もらう側の受け取りかたも違います。

 

お中元を送ってしまったあとで、実はあれって間違っていたんじゃ?などとならないように、事前にしっかりマナーを確認しておきましょう。

 

今回紹介するのは、堅苦しいマナーではなく、昔のマナーはこうだけれども、今はこっちの方が主流だよみたいな感じで紹介します。

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お中元を送る時のマナーは?

お中元を送るときのマナーなんて聞くと、なんだか面倒くさそうですよね。

慣れている人なら良いですけど、「初めてお中元を送るんです」という場合は腰が重たくなっちゃいそうです。

実際、お中元を送る時のマナーにはどんなものがあるのでしょうか?

 

■お中元を送る時期

時期を間違ってしまうと、元も子もありませんので時期は覚えておいてください。

住んでいる地域によって違いますが、7月1日~15日に届くように送ります。

お中元を送る時期とは?

 

■誰にお中元を送るのか?

お金が湯水のようにあるなら、あまり深く考えなくても良いですが、お中元は1回きりではなく、1度贈るとやめにくいですので、良く考えてからにしてください。

基本的に、お世話になった方に贈ります(知人・友人・恩師・上司など)

 

■金額はいくら位のものを送ればよいのか?

明確な金額の規定のルールはありません。一般的に3,000円~5,000円が相場です。

お中元を送る際の相場とは?

 

■お中元の送り方は?

風呂敷に包んで相手の家に伺ってお渡しするというのが基本のマナーですが、最近は持参して渡す人はほぼいません。

郵送で、全く問題ありません。

 

■お中元を贈る時は、「送りますよ」と言ってから送るのか?

お中元を贈る相手に対して、許可はいりません。

品物が届く前に送る「挨拶状」というのは存在します。

この「挨拶状」ですが、初めてお中元を贈る時や目上の方に贈る時に、挨拶状を添えるべきかで悩んでしまうんですよね。

お中元特集【楽天市場】

お中元のマナー 挨拶状について

そもそも、お中元の挨拶状って何?と思われたかもしれません。

お中元の挨拶状というのは、品物が届く少し前に相手にハガキを書いて、お世話になっているお礼や、どんな品がいついつに届きますのでというのを事前にお知らせするということです。

 

挨拶状の文例は

「本日○○より心ばかりのものを送らせていただきました。
ご笑納いただければ幸甚に存じます。天候不順な折から・・・・」

というものです。

簡単にいうと、「○○を送ったからもうすぐ届くと思うよ。いつもありがとね、体に気をつけてください」というような内容です。

 

挨拶状の意味を知った時は、正直驚きました!

「商品を送ったからもうすぐ届くよ」って事を手紙で伝えるって!!

なんとも日本らしいマナーだなと思いました。

 

では、挨拶状は送らずに、商品だけ送ったら失礼になってしまうのでしょうか?

 

昔であれば、失礼にあたったかもしれませんが、今は挨拶状というものが形だけのものになっていますので、商品だけ送っても問題ありません。

 

今は、挨拶状のことを知らない人も増えてきているので、いきなり自宅に、

「本日○○より心ばかりのものを送らせていただきました。
ご笑納いただければ幸甚に存じます。天候不順な折から・・・・」

みたいなハガキが届いたほうがビックリしてしまうかもしれませんね。

 

ですので、挨拶状を送ったら「あぁ丁寧な人だなぁ」と思われる位の認識で大丈夫ですよ。

百貨店などでお中元を買っても、「のし」の事は聞かれても「挨拶状」の事は聞かれませんからね。

 

「のし」は最低限必要なものなので、のしについて確認しておきましょう。

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お中元のマナー のしについて

「のし(熨斗)」は結婚式やお見舞いでも使いますので、ほとんどの方が見たことがあると思います。

こういうやつですね

 

 

 

お中元などの贈答品を購入すると、「内のし」ですか?「外のし」ですか?と聞かれる事があります。

内のしと外のしの違いを知らないと、恥ずかしい思いをしてしまうかもしれませんので、確認しておきましょう。

 

■内のし

のしが包装紙に隠れるので外からは見えません。
相手に届いた時に、何の目的で送ってきたのかがわかりません(包装紙を外せばわかるので、あまり関係ありませんが・・・)

 

「お中元」とか「お歳暮」などがわからないように送るので、控えめな贈りものです。
主に内祝いとして「内のし」は利用されます。

 

内祝いは元々は、「自分にお祝い事があったのでおすそ分けします」という意味合いのものですが、今は「お返しの品」という意味合いに変わってきています。

お中元を送る時は「内のし」で送る事がほとんどです。

 

インターネットや百貨店などで購入した際は、宅配便でお届けする事になるので、配達の際にのしが破れないように「内のし」対応になっています。

 

■外のし

言葉の通り、外にのしをつけるので、相手が何の目的で贈り物を送ってきたのかが一目でわかります。

結婚や出産祝いなどに「外のし」を利用することが多いです。

 

■のしをつけない場合

「内のし」も「外のし」もつけない贈り物もあります。

肉や魚などの生ものを送る場合にはつけない事もあります。

 

のしの由来が鮑(アワビ)の干物を伸ばした(熨ばした)ものを「熨斗鮑」と呼んでいたことから、贈り物が生ものの場合は、贈り物とアワビ(のし)で生ものが二重になってしまうという理由でつけない場合もあります。

 

ただ、「内のし」「外のし」「のしをつけない」など厳密にルールがあるわけではありませんので、あまり気にする必要はありません。

ちなみに、現在の主流は「内のし」です。

お中元を送る時のマナーとは?挨拶状やのしって必要?現代のマナーのまとめ

お中元を送る時のマナーには様々ありますが、そこまで気にする必要はありません。

いつ送るかの時期や、誰に贈るかの方が重要です。

 

お中元は一度始めてしまうと、なかなかやめにくいものですので、誰に贈るか相手はよく考えてから贈るようにした方がいいですね。

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