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この記事にはプロモーションリンクがありますが、私の実体験と調査に基づいています。

鹿児島のスポット

鹿児島観光の服装と持ち物 車で旅行するなら絶対に知っておくべきこと!


旅行の服装、何を着ていこうか悩みますよね。

「寒かったら嫌なので厚着していこうか」、「南国なのでなんだか暖かそうだし」とか色々迷うと思います。

季節によっても違いますし。

 

でも、実は、鹿児島へ観光に行くなら”服装は季節に関係なく”注意しておかないといけない事があります。

これを知らずに行くと、服や持ち物が台無しになってしまった・・・という可能性が高いです。

鹿児島観光の際の服装や、必ず持っておいた方がいい持ち物についてご紹介します。

車で旅行されるなら、絶対に覚えておいた方が良いことがありますので、合わせて確認しておいてください。

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鹿児島を観光する時の服装

普通、旅行に行く時の服装を決める基準って、暑いか寒いかですよね。

気温によって服装を選ぶというのは当然なのですが、鹿児島観光の際はもう一つ判断基準があります。

 

それは、”灰対策”です。

灰対策というのは、桜島が噴火して飛んでくる灰のことです。

鹿児島では、「降灰(こうばい)」なんて言い方もします。

「桜島が噴火って、そんな頻繁に噴火しないでしょ?」と思われるかもしれませんが、桜島は日常的に噴火しています。

そして、この噴火に伴って飛んでくる「灰」がものすごく厄介なんです。

 

火山灰はトゲトゲの粗い粒子なので、服に入り込んでしまうと取れなくなります。

特に、白色の服や淡い色味の服は危険です。

あと、黒色も灰がつくと汚れが目立ちやすくなります。

中に入ってしまうと、叩いたら落ちるとか、そんなレベルではないんです。

【鹿児島観光に行く時に避けた方が良い服装】

・白色の服

・淡い色の服

・黒色の服

・灰が中に入り込みやすい生地の服
(冬場なら、ウールコートよりもダウンコートなど中に入り込みにくい服の方が良いです)

 

鹿児島に行く日に灰が降らないようだったら?

観光の日程の時に灰が降らないようであっても、油断されない方が良いです。

なぜかというと、その日降っていなくても、何日か前に灰が降っていたら危険です。

残っている火山灰が、車や風によって舞ってくることもあります。

清掃のロードスイーパーと散水車が出動して、灰を掃除してくれるのですが、それでも全て取り除くことは難しいです。

 

ちなみに各家庭でも、鹿児島市から無料で配られている「克灰(こくはい)袋」というものに、灰を集めて対策はしています。

昔は「降灰袋」という名前だったんですが、今は「灰を克服しよう」という事で、「克灰袋」という名前になっています。

それだけ火山灰が脅威ということですので、旅行当日に灰が降らなくても、注意しておいた方が良いですよ。

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鹿児島を観光する時の持ち物で絶対必要なもの

鹿児島は、火山灰が大きな影響を及ぼしますので、観光の際は服装と同じように、持ち物にも注意が必要です。

持っていった方が良いリストを紹介します。

【鹿児島観光に持っていった方が良いもの】

★スーツケースは布製ではなく、ハードタイプの方が良い

★折り畳み傘

★メガネ or サングラス

★マスク

・タオル

・帽子

・鞄を入れる、ビニール袋

全て持っていく必要はありませんが、できる限り準備しておいた方が良いです。

「★」のマークは、個人的に必須と思うものです。

★スーツケース

ソフトタイプのものだと、火山灰が中に染み込みやすい為、ハードタイプの方が安心です。

普段はソフトタイプを使用しているので、ハードタイプは持っていないという場合は、レンタルサービスを利用した方が、購入するよりも費用を安くおさえることができると思います。



 

★折り畳み傘

傘を持ち歩くと邪魔になりますので、カバンに折り畳み傘を用意しておいた方が良いです。

火山灰が髪の毛につくと、髪がザラザラ・キシキシになってしまいます。

 

★メガネ or サングラス

あとで紹介しますが、火山灰が極力目に入らないように対策が必要です。

 

★マスク

火山灰を吸い込んだりしない為です。

子供には必須で、マスクは細かい粒子に対応できるマスクの方が良いです。

火山灰が目に入ってしまった時の対策

もし、万が一、火山灰が目に入ってしまった時は、”絶対にこすらない”でください。

火山灰は、トゲトゲの粗い粒子ですので、こすると眼球を傷つける可能性があります。

目に入った場合は、洗い流すようにしてください。

目薬を持っているなら、とりあえず目薬で対処しましょう。

 

特に、コンタクトの人は要注意です。

通常、コンタクトをつけている時は、当然「眼球→コンタクトレンズ」ですよね。

それが、「眼球→灰→コンタクトレンズ」、つまり”眼球とコンタクトの間に灰が入っている”状態になってしまうと、恐ろしく目が痛くなります。

あと、灰が取れるまでコンタクトを外すことすら出きません。

 

目をこすりたくなりますが、危険ですので、絶対やめましょう。

鹿児島では常に天気予報をチェックする

鹿児島の天気予報には、桜島上空の風向予報が必ずあります。

この風向きによって、どの方角に火山灰が飛んでくるのかがわかります。

 

鹿児島では、かなり重要な予報ですので、必ずチェックした方が良いですよ

特に夏場は、季節風の関係で、基本的に鹿児島市側に火山灰が降ります。

反対に、冬場は鹿児島方面と逆向きに風が流れますので、降りにくくなります(降らないわけではありません)

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鹿児島観光を車でする時の注意点

少量の降灰であれば問題ないですが、大量に灰が降ると車の運転が大変です。

空がどす黒い雲で覆われたように暗くなるので、昼間でもヘッドライトをつけて走る必要があります。

それだけなら良いのですが、道路が灰でスリップしやすくなります。

雪が降っているとスリップしやすいですが、あれと似たような状態です。

ですので、知らずにスピードを出して走ると、事故に繋がりますので、灰が降っている時は「ゆっくり運転」するようにしてください。

車のワイパーは動かさない

車に乗っている時に灰が降ってきても、できるだけワイパーは動かさない方が良いですよ。

というのも、灰は細かい砂みたいなものなので、ワイパーをしても綺麗にはならず、ガラスに傷がついてしまいます。

 

あと、灰と一緒に雨が降ってきた時、灰雨(はいあめ)といいますが、これは雨を含んだ灰なので、ワイパーをしても広げてしまうだけなんです。

とはいうものの、大量に灰が降ってきた時は、傷がつくこと覚悟でワイパーをする必要があるのですが。

どしゃ降りの雨の時は、灰が混じっていても取れやすいので楽なんですけどね。

 

あと、車についた灰は、手やタオルで拭いたりすると傷がついてしまいます。

灰がついてしまったら、洗車するのが一番です(降灰の次の日は、洗車場はかなり混雑しています)

 

鹿児島観光の服装や持ち物 まとめ

鹿児島へ観光に行く場合の服装は「暑い」「寒い」だけではなく、「灰対策」も必要です。

白や淡い色味の服、黒色の服などは避けて、火山灰が中に染み込みにくい服装がおすすめです。

持ち物も邪魔にならない範囲で、降灰対策できるように準備しておいた方が良いですね。

 

降灰や灰雨の時に、車を運転される場合は「スリップ」と「ワイパー」に気をつけてください。

天気予報をチェックしておけば、風向き予報であらかじめ予測がつきますので、忘れずチェックしてくださいね。
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