「Jackery(ジャクリ)のポータブル電源って、充電しながら家電を使っても大丈夫なのかな?」
「パススルー充電をすると、バッテリーの寿命が縮むって聞いて不安……」
僕も最初にポータブル電源の仕組みを知ったときは、「充電しながら使うとバッテリーに負担がかかって、すぐにダメになっちゃうのかな?」と、かなり心配になりました。
結論から言うと、Jackeryの新しいシリーズ(Pro、Plus、Newシリーズ)なら、パススルー充電をしてもバッテリーの寿命は縮みません。
なぜなら、最新のJackeryは「コンセントからの電気を、バッテリーを通さずに直接家電に届ける」という賢い仕組みを採用しているからです。
ただし、昔からある「無印シリーズ(240や1000など)」の場合は、仕組みが違うため寿命が縮むリスクがあります。
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そもそも「パススルー充電」ってどんな機能?

ポータブル電源について調べていると、必ずと言っていいほど目にする「パススルー」という言葉。
なんだか難しそうな響きですが、仕組みはとてもシンプルです。
ここでは、パススルー充電の基本と、なぜこの機能がそんなに便利だと言われているのかを、わかりやすく解説していきますね。
充電しながら給電できる便利な仕組み
パススルー充電とは、簡単に言うと「ポータブル電源本体をコンセントで充電しながら、同時にスマホや扇風機などの家電に電気を送る機能」のことです。
たとえば、スマホを充電ケーブルに繋いだまま、YouTubeを見たりゲームをしたりすることがありますよね。
あれと同じような感覚です。
ポータブル電源のコンセントを家の壁のコンセントに挿して充電しつつ、ポータブル電源のコンセント穴には家電のプラグを挿して動かす。これがパススルー充電です。
パススルー充電が必要になる具体的なシーン
「別に、充電が終わってから家電を使えばいいんじゃない?」と思うかもしれません。
でも、実際の生活ではパススルー充電が活躍する場面がたくさんあるんです。
たとえば、キャンプの前日。ポータブル電源の充電を忘れていて、慌ててコンセントに繋いだとします。
でも、同時にスマホやカメラのバッテリーも充電しておきたい。
そんなとき、パススルー機能があれば、ポータブル電源を充電しながら、そこからスマホも充電できるので、コンセントの奪い合いになりません。
また、テレワーク中にパソコンの電源として使ったり、停電に備えて常にコンセントに繋いでおきたい場合にも、パススルー機能は必須と言えます。
パススルーとUPS(無停電電源装置)の違い
パススルーと似た機能で「EPS(緊急停電時給電機能)」や「UPS(※無停電電源装置:停電時に瞬時にバッテリーに切り替わる機能)」というものがあります。
パススルーはあくまで「充電しながら使う」機能ですが、Jackeryの最新モデルには、このEPS機能も備わっています。
つまり、普段はパススルーで家電を動かしておき、もし急に停電しても、わずか0.02秒(20ミリ秒)という瞬きするよりも早いスピードでバッテリーからの給電に切り替わってくれるんです。
これなら、急な停電でデスクトップパソコンのデータが消えてしまうリスクも減らせますし、いざという時にこれがあると安心ですよね。
Jackeryのパススルー充電はバッテリー寿命を縮める?

さて、ここからが本題です。「パススルー充電は便利だけど、バッテリーが劣化して寿命が縮む」という噂を聞いたことがある人も多いはず。
高い買い物ですから、寿命が短くなるのは絶対に避けたいですよね。
実はこの噂、半分は本当で、半分は過去の話なんです。Jackeryのモデルによって、寿命への影響はまったく異なります。
旧モデル(無印シリーズ)は寿命が縮む可能性あり
Jackeryの従来モデルである「無印シリーズ(名前にProやPlusがついていない、Jackery ポータブル電源 240や1000など)」の場合、パススルー充電を頻繁に行うと、バッテリーの寿命を縮める原因になります。
なぜかというと、旧モデルのパススルーは「コンセントからの電気を一度バッテリーに貯めてから、家電に送り出す」という仕組みだからです。
例えるなら、バケツ(バッテリー)に水を注ぎながら、同時に底の穴から水を抜いているような状態です。
バッテリーは常に「充電」と「放電」を同時にやらされているため、休む暇がなく、ものすごく負担がかかってしまうんですね。
その結果、バッテリーが熱を持ちやすくなり、劣化が早まる可能性があります。
新シリーズ(Pro・Plus・New)は寿命に影響しない!
一方で、Jackeryの新しいモデルである「Proシリーズ」「Plusシリーズ」「Newシリーズ」は、この問題を完璧に解決しています。
新シリーズは「真のパススルー方式」と呼ばれる仕組みを採用しています。
これは、コンセントから入ってきた電気を、バッテリーを通さずに「直接」家電に届けるという画期的な技術です。
家電が使った残りの電気だけがバッテリーの充電に回るため、バッテリー自体には「充電と放電を同時に行う」という負荷が一切かかりません。
つまり、パススルー充電を毎日使っても、バッテリーの寿命が縮む心配はないということです。
公式サイトでも明記されている安心感
「本当に大丈夫なの?」と疑い深い僕のようなタイプの方もいるかもしれませんが(笑)、これはJackeryの公式サイトでもしっかりと説明されています。
公式サイトの情報だと、新シリーズは「入力された電力が優先的に機器で使われ、余った分だけがバッテリーの充電に回る仕組みなので、内部バッテリーからの放電による消耗を減らし、バッテリーの寿命の延長にもつながる」と明記されています。
メーカー自身が「劣化しない」と太鼓判を押してくれているのは、使う側としては非常に心強いですよね。
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寿命を気にせずパススルーできるJackeryのおすすめモデル

では、具体的にどのモデルを選べば、寿命を気にせずにパススルー充電ができるのでしょうか。
ここでは、「真のパススルー方式」に対応しているJackeryの最新シリーズの中から、目的別におすすめのモデルをいくつかピックアップしてみました。
ご自身の生活スタイルに合わせてイメージしてみてくださいね。
【小〜中容量】日常使いやちょっとしたお出かけに
「そこまで大きなものは必要ないけれど、スマホの充電や扇風機くらいは動かしたい」という方には、Jackery ポータブル電源 600 Plusあたりがちょうど良さそうです。
容量は632Whと中規模ですが、リン酸鉄リチウムイオン電池(※熱に強く、寿命が非常に長い安全なバッテリー)を搭載しており、毎日使っても10年以上使えるという長寿命が魅力です。
重さも約7.3kgと、大人の男性なら片手でひょいっと持ち運べる重さ。
妻に「ちょっと車まで運んで」と頼まれても、文句を言わずに運べるギリギリの重さですね(笑)。
【大容量】キャンプや車中泊、本格的な防災対策に
「電子レンジやドライヤーなど、消費電力が大きい家電も使いたい」「停電時に冷蔵庫を何時間も動かしたい」という方には、Jackery ポータブル電源 1000 Newや2000 Newが安心です。
特に「1000 New」は、従来モデルよりも大幅に小型化・軽量化されており、1000Whクラスなのに約10.8kgという軽さを実現しています。
もちろん「真のパススルー」対応なので、ソーラーパネルで太陽光充電をしながら、キャンプ場で扇風機やポータブル冷蔵庫をガンガン回す、といった使い方も寿命を気にせず行えます。
リン酸鉄リチウムイオン電池の圧倒的な寿命
PlusシリーズやNewシリーズのもう一つの大きな特徴は、「リン酸鉄リチウムイオン電池」を採用していることです。
従来のポータブル電源(三元系リチウムイオン電池)は、充電と放電を500回〜800回繰り返すとバッテリー容量が80%程度に減ってしまっていました。
しかし、リン酸鉄を採用した最新モデルは、なんと4,000回(毎日使っても約10年以上)繰り返しても70%以上の容量を維持します。
パススルー方式が優れているだけでなく、バッテリーの素材そのものが長寿命化しているため、二重の意味で「寿命の心配がいらない」というわけですね。
パススルー充電を使うときの3つの注意点

最新モデルなら寿命を気にせずパススルー充電ができるとお伝えしましたが、完全に何も気にしなくていいわけではありません。
安全に、そしてより快適に使うために、いくつか知っておくべき注意点があります。
難しい話ではないので、サクッと確認しておきましょう。
1. 消費電力が入力電力を上回らないようにする
パススルー充電中は、「コンセントから入ってくる電気(入力)」と「家電で使う電気(出力)」のバランスが重要です。
もし、使っている家電の消費電力が大きすぎて、コンセントから入ってくる電気の量を上回ってしまった場合どうなるでしょうか? 足りない分の電気は、ポータブル電源のバッテリーから補われることになります。
つまり、充電しているつもりなのに、バッテリー残量がどんどん減っていくという現象が起きます。
パススルーを使うときは、ドライヤーやヒーターのような消費電力が極端に大きい家電(1000W以上など)は避け、スマホやパソコン、扇風機などにとどめておくのが無難です。
2. 本体の発熱と置き場所に気を配る
ポータブル電源は、電気を変換する際にどうしても熱を持ちます。
パススルー充電中は、充電と給電の処理を同時に行っているため、通常よりも本体が温かくなりやすい傾向があります。
Jackeryの製品は安全基準が非常に高く、熱くなりすぎると自動で止まる保護機能がついていますが、それでも直射日光の当たる場所や、風通しの悪い狭い箱の中などで使うのはおすすめできません。
夏場の車内や、キャンプ中の炎天下などに置きっぱなしにすると、バッテリーの劣化を早める(あるいは安全装置が働いて使えなくなる)可能性があるので、日陰や涼しい場所に置いてあげてくださいね。
3. 満充電(100%)のまま長期間放置しない
パススルー充電をコンセントに繋ぎっぱなしで使っていると、常にバッテリーが100%の満充電状態になります。
リチウムイオン電池は、100%のパンパンな状態のまま長期間放置されると、少しストレスを感じて劣化しやすくなるという性質があります(人間が常にお腹いっぱいまで食べ続けていると苦しいのと同じですね)。
Jackeryの最新モデルには、バッテリーを保護するために85%程度で充電を止める「バッテリー節約モード」などをアプリから設定できるものもあります。
繋ぎっぱなしでUPS(停電対策)として使う場合は、こうした設定を活用すると、さらに寿命を延ばすサポートとしては十分アリだと思います。
よくある質問(FAQ)

ここでは、Jackeryのパススルー充電について、よく疑問に持たれるポイントをQ&A形式でまとめました。
Q. ソーラーパネルで充電しながらでもパススルーはできる?
はい、可能です。コンセントからの充電だけでなく、ソーラーパネルで太陽光から充電しながらでも、同時に家電へ給電することができます。
キャンプや車中泊、あるいは長期間の停電時など、太陽の光さえあれば電気を作りながら使えるので、非常に心強い機能です。
Q. 古いJackery 240や708を持っているけど、パススルーは絶対やっちゃダメ?
絶対にダメというわけではありません。緊急時や、どうしても必要な場面で一時的に使う分には問題なく動作します。
ただ、日常的に(毎日何時間も)パススルー充電を行うと、確実にバッテリーの劣化が早まってしまうため、「普段は充電が終わってから使う」という基本ルールを守ることをおすすめします。
Q. パススルー充電中にファンの音がうるさくならない?
ポータブル電源は内部を冷やすために冷却ファンが回ります。
パススルー充電中は通常よりも熱を持ちやすいため、ファンが回る頻度が増えたり、音が大きくなる可能性はあると思います。
寝室など静かな場所で使う場合は、少し距離を離して置くなどの工夫をすると気になりにくくなりますよ。
まとめ

今回は、「Jackeryのパススルー充電はバッテリー寿命を縮めるのか?」という疑問について、仕組みや対応モデルを詳しく解説してきました。
最後にもう一度、重要なポイントを振り返っておきましょう。
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